4年振りのダイヤモンドトレイル、一緒に走ったトレイルランナーから刺激をもらう
2019年1月5日土曜日。
ジュウザさん主催の大阪の有名なトレイルコース、ダイヤモンドトレイルを走るイベントに初参加させて頂いた。
2014年にアクトレップ主催の大会で走った事があるものの4年振りだし、ロードばかり走っている自分がトレイル中心に活躍されているトレイルランナーの方々について行けるかが不安だったが、迷惑をかけること無く、余裕を持ってついて行く事が出来て良かった。
4年前にも大変な想いをした大和葛城山と金剛山に向かう段差が激しい階段地獄はやはり辛かったが、4年の月日での実績で脚力が鍛えられた事もあって、大きな遅れなくついていく事が出来た。
また、終始、太陽が出ない曇り空で山頂は霧がかっていて雪も残っていたので、汗冷えにより激寒だったが、ちはや園地でカップラーメンを食べて暖をとってからは復活。
紀見峠までの走りやすいトレイルコースを走って、2回目のダイヤモンドトレイルを無事完走。
その後は紀見峠駅から難波に電車で移動して、難波駅近くの難波温泉で冷えた身体を温め、難波駅の居酒屋で打ち上げ。
普段ひとりで走るぼっちランばかりなので、こういった同志と共に走る機会は新鮮で、今回は自分の分野外で自分より素晴らしいご実績や走力を持たれているトレイルランナーの方々からいろいろなお話を聞けて刺激的で、非常に楽しかった。
2019年はこうやってちょっとずつトレイルもやって鍛えていこう。
2019年も走り始めはぎふ元旦マラソンで!
2019年も走り始めは、地元・岐阜市の長良川沿いの高橋尚子ロードで開催される、ぎふ元旦マラソンで。
2014年の元旦から出場をし始めて、2015年の大雪での中止を挟んで、毎年出場して5回目。毎年恒例だ。
前日の紅白歌合戦は最初から最後までしっかり観てしまった。
毎週土曜日に観ている大人気のチコちゃんが紅白に呼ばれていて面白かった。頭が大きい被り物でバランスが悪くて周りにぶつけているようで、岡村と手を繋いでいてかわいらしかった。
そして、最後の桑田佳祐と松任谷由実の夢の共演には日本国中が盛り上がった。
この2人がテレビで唄う事自体がレアなのに、まさかその2人が共演するとは。
桑田さんだけではなく、ユーミンもノリノリでこれこそエンターテインメントの極みと言える瞬間だった。
自分もこの興奮が冷めあらぬ中に年を越して、元旦の朝に元旦マラソンの舞台となる長良川へ。
元旦の朝から走ろうというランナーが集まっていて、同志がたくさんいて嬉しかった。
そして、今年も岐阜市の元旦の朝は快晴。馴染み深い金華山から昇る初日の出を今年も何事も無く、五体満足で拝む事が出来た。この日を今年も迎えられて良かった。
ぎふ元旦マラソンは、岐阜市出身の金メダリストで岐阜市の星である高橋尚子さんが県立岐阜商業高等学校時代に練習していたという長良川河川敷の高橋尚子ロードを長良橋の下から忠節橋まで走って折り返す往復コースを2回走っての10km。
1周目は気持ち良いものの、2周目はキツくなる。
結果は前日の食べ過ぎで身体が重くて昨年より少しだけ遅くなってしまったが、今年も昨年と同様に元気に健康にこの日を迎えられた事に感謝。
今年も宜しくお願い致しますm(_ _)m
2018年のランを振り返り、変態度が更に増した1年
2018年もよく走った。自分にお疲れさま!
11月末には目標にしていた年間走行距離3,000kmを突破し、最終的にはこの1年で3,400km近くを今年は走った。
実績としては、ハーフ2本(大阪ハーフ、ぎふ清流ハーフ)、フル7本(いぶすき菜の花、熊本城、北海道、ちばアクアライン、横浜、大阪、さいたま国際)、ウルトラ7本(奥出雲おろち、えびすだいこく、野辺山、隠岐の島、サロマ湖、丹後、長崎橘湾岸)を完走。トレイルだけDNF笑
もはや、ウルトラマラソン100kmの完走は当たり前になってきた。
今年の目標のひとつだった、島根県のウルトラマラソン3大会を全て完走して、島根県知事から島根ウルトラの神という称号を戴く事が出来た。
ただ、9月のやさかウルトラが台風中止になって、4大会コンプリートが叶わず残念。
「島根ウルトラの神」は、生涯で1回しか授与できないので、4大会コンプリートは一生叶わない。
島根県の特産品も戴けるのだが、こちらは海産物を選択して、実家の両親に贈った。
しかも、今年は100km以上の超ウルトラマラソンにも挑戦し、毎年の小江戸大江戸200kの204kmに加え、みちのく津軽ジャーニーラン263kmと三都ウルトラマラニック200kmの合計3大会を無事完走という成績を残すことが出来た。
何よりも7月のみちのく津軽ジャーニーランを完走出来た事でまた一歩成長して強くなり、大きな自信になって秋冬シーズンの連戦で満足のいく走りが出来た。
そして、100km以上の超ウルトラに挑戦するくらいの変態になってきたが、それだけの走力と体力、精神力などが身に付いた自分、年齢を重ねながらも若いときよりも進化している自分が嬉しかった。
身体に不調なところはありながらも走れなくなる程の大きな怪我は無く、五体満足に走る事が出来たので、来年も元気に走っていきたいものだ。
気になる2019年の大阪マラソン新コース
2018年12月25日火曜日。
会社の忘年会は苦手な立食パーティーだったので、ビンゴが終わった直後に抜け出して早々にお暇した。
帰宅途中、満月がキレイだったので、4日連続だし、胃にものが入っているしで走る予定は無かったものの、大阪城公園ナイトランニングを敢行。
クリスマスの夜を楽しむカップルが多い中に孤独に走ってきた。
ただ、帰り際にあれだけ大きく見えた満月が、走るときにはそうでもなく、いつも通りだった。
何でだろう、錯覚かな・・・
帰宅したら、大阪マラソン時に申し込んでおいた読売新聞の号外記事が届いていた。
完走者として自分の名前が印字されていることよりも、裏面の来年12月1日開催の第9回大会の新コースが興味深かった。
大阪城公園スタート&ゴールという東京マラソンや横浜マラソンと同様のセントラルフィニッシュに来年から変更。
御堂筋、中央公会堂、京セラドーム大阪を通るのはそのままで、新しく造幣局や四天王寺、あべのハルカスを通るとのこと。
2月に発表される新コースが楽しみ。
そして、来年も奇跡の当選を願う!
2018年年末の三連休はのんびりラン
2018年のレースが全て終わり、束の間の休足期間の年末年始は、2018年年末の三連休は、少しだけ走ってまったりした。
2018年12月22日土曜日、約2ヶ月半振りのジムで筋トレ&トレッドミルでのランニング12km。
秋冬シーズンで毎週大会やら結婚式などのイベントがあってずっと来れなかったが、ようやく来れた。
雑誌とテレビを観ながら情報収集をして、音楽も聴きながらリラックスしてランニング。
2018年12月23日日曜日の朝ランは、大阪城公園ランニング10km。
その後は、森ノ宮のラン&ウォークスタイルに寄って、トレランバッグ「ultimate direction fastpack15」を購入。
汎用しているGREGORYのルーファス8は容量が少ないので、秋冬のトレラン用に防寒用のウェアを入れられる15Lのバッグが欲しかった。
これがあれば、着替えをこれに入れて週末に各地のスーパー銭湯に向かってランニングに行けるし。
先日、新しいトレランシューズとして買い替えたアルトラのスペリオールも手に入ったし、1月のトレイルランニングの準備は整った!
2018年12月24日の三連休最終日は、長居公園をランニング11km。
2019年1月の今頃、毎年出場している大阪ハーフマラソンで走る事になる長居公園の1周2.7kmのコースを走った。
今回こそは100分切りを狙いたいなぁ。
そろそろハーフマラソンを90分台で完走出来てもいいハズだ。
大阪港中央突堤、台風21号の影響で立ち入り禁止に・・・
2018年12月16日日曜日。
日曜日の早朝ランニングとして、ひさびさの大阪港中央突堤迄の折り返しラン。
4週連続でマラソンに参戦していて、久し振りに何にも無い土日でゆっくりできた。
12月中旬になってめっきり寒くなったが、この日の朝は控えめ。
気持ち良く走って折り返しの大阪港中央突堤に到着すると、馴染み深い中央突堤はいつの間にか立ち入り禁止に。
この前来た時に台風21号の影響で木の板が剥がれて痛々しい爪痕が残っていたが、市もここにきて修復を決断したようだ。
休日の朝は、釣りやヨガやウォーキング、自分のようなランニング等を楽しむ方々がいて、夕方には大阪港で一番夕陽がキレイな場所「ダイヤモンドポイント」として美しい夕陽を楽しむ家族連れやカップルなどが来て、大阪市民の憩いの場になっており、自分にとってもランニングの原点の場所であるのだが、このような事態になってしまってとても残念。
修復の時を待とう。いつまでなんだろう。時間がかかりそうだ。
復路ではいつものようになみはや大橋の激坂を走って登って、最長点からの景色は冬らしく澄んでいて素晴らしかった。
360度見回して、六甲山、生駒山、信貴山、金剛山系がキレイに見え、とても癒された。
その後、なみはや大橋を降りて大正区を走っていると、腰に装着しているFlip Beltに重さを感じず、触ってみると、スマホを落としている事が発覚。
イヤホンをして走っていると、こういう落下物に気付かないのが難点。
肝を冷やして慌てて戻ると、無事、なみはや大橋を降りたところで発見。
心からホッとした。これを機に今後は気を付けよう。
その後は、いつも通り、九条の茨住吉神社に寄って、秋・冬シーズンの連戦を全て完走という見事な成績で終えられた事の御礼をしてきた。そして、来年も今年と同様に健康に元気に走られるように祈って来た。
ボヘミアンラプソディー、噂通りの素晴らしさ、最後のライブ映像をもう一度観たい
2018年12月15日土曜日。
巷で話題であった、難波のTOHOシネマズのI-MAXでQUEENのフレディ・マーキュリーの自伝映画「ボヘミアンラプソディー」を鑑賞した。
巷の噂通りの映画で感動した。
自分は洋楽に疎くてQUEENの世代ではなく、QUEENの名前くらいしか知らなかったが、聴いた事がある曲が何度も流れて十分に楽しむ事が出来て、フレディ・マーキュリーが唯一無二の唄声とパフォーマンスだった事を改めて痛感した。
何よりもフレディ役の俳優、ラミ・マレックの再現力に衝撃。
短髪になって髭を蓄えた顔は、「本人なんじゃないの?」と疑いたくなるようなウリ二つ。
最後の伝説のライブ「LIVE AID」の再現映像は、事前にYouTubeで本物のライブ映像を見て勉強しておいた事もあって、その再現力の驚き、I-MAXだったこともあってライブを聞いているような迫力だった。
あのようなライブ映像が流れる映画は映画館で観ないといけない。
もう一度、最後のライブ映像だけでも観たいと思った。
何度も観ているファンがいて、応援上映(上映中の声出しO.K.)も展開される理由がよく分かった。
さいたま国際マラソン:2018年最後のマラソンは自己ベスト更新という望外の結果!
2018年12月9日日曜日、2018年最後のレースとして、今年はさいたま国際マラソンに初出場。
さいたま国際マラソンはこれまで11月開催であったため、毎年、福岡マラソンと被っていてエントリーしても福岡マラソンに出場してこちらをDNSにしていたが、2018年から12月開催になってくれたお陰で、ようやく出場が叶った。
しかし、タイミングとしては、12月1日2日の三都ウルトラマラニックで200kmを完走した1週間後なので最悪。
200km走った後の疲れは水曜日辺りになくなっていたものの、明らかに走り過ぎなので、金曜日迄、休足して、金曜日の夜だけ大阪城ナイトランニングをして状態を確認し、この日を迎えた。
それにしても、先週末は楽しかった。
200km完走後の興奮と刺激、非日常性などが忘れられず、楽しかった200km、30時間の旅を仕事をしていても思い出した。
道中、真夜中の京都市内の激しい眠気が辛かっただけで、脚は200kmを通して動いたし、内臓も元気でエイド毎でたくさん食べられ、終始、元気で絶好調だったからなおさらだ。
自分なりの超ウルトラの闘い方を掴んだような気がした。
これまで固形物はエイドでは摂取しないスタンスだったけど、これからのウルトラでは積極的にたくさん食べていこう!
走り始めて10年以上経つのに、今更そんなことに気づいた先週末だった。
スタート&ゴール会場になるさいたま新都心駅前にあるさいたまスーパーアリーナにはすぐに行けるし、ゼッケンなどは郵送されて前日受付もないし、早くさいたま新都心駅前の宿泊ホテルに到着しても何もする事が無いので、12月6日土曜日の朝はゆっくりして移動して、夕方に現地入りした。
さいたま新都心駅前ではさいたま国際マラソン前のイベントとして屋台村が出来ていたので、腹ごしらえ。
ライトアップされていてとても綺麗だった。
12月7日日曜日、さいたま国際マラソン当日。
スタート&ゴール会場がさいたま新都心駅前にあるさいたまスーパーアリーナなので、来場しやすくてとても便利。走った後も帰りやすくて、これはこの大会の特徴のひとつで、とても良かった。
さいたまスーパーアリーナ内もとても広くて、1万6,000人のランナーを余裕で収納。
スタート前のさいたまスーパーアリーナ内の光景には圧倒された。
先週の三都ウルトラマラニックの出場ランナーは27人、今週はさいたまスーパーアリーナに1万6,000人と、凄いギャップ。自分は前者の方が好きだな。
準備が終わって荷物を預けた後、さいたまスーパーアリーナの外に出たら、激寒。整列して待っている間が寒過ぎた。
そして、9時10分、さいたま国際マラソン、スタート!
スタート地点が駅前で来やすい事もあって、沿道の応援がたくさん。
さいたまスーパーアリーナを離れたら応援は期待していなかったが、高校生を中心にしたボランティアの方々が折り返しの対岸のコースからも我々を元気に応援してくれて嬉しかった。
数多くのマラソンに出場してきたが、沿道の応援が他大会に比べてもとても元気で賑やかで、とても有り難かった。
仮装ランナーとしては、貴重な日曜日に時間を使って無償で我々を支えてくれる彼らを楽しませたいという想いがふつふつ・・・
10km過ぎには新見沼大橋有料道路も無料で通過。
ずっとフラットなコースで、とても走りやすかった。
この大会、兼ねてよりラン友の方々から不評で、「とにかくコースがつまらない」などと良い評価を聞いていなくて、埼玉県在住のラン友さんからも不評だった事もあって、全く期待していなかった。
確かにコース中の唯一の見所は、20km手前のさいたまスタジアム2002のみ。
東京で過ごしていた大学生時代、サッカー好きの友人がチケットをゲットしてくれて、最寄の浦和美園駅で降り、サッカー日本代表の試合を観戦しに数回来た事があったのを思い出した。
この日、浦和レッズの天皇杯決勝が行われたようだが、試合開始前でサポーターもおらず、閑散としていた。
中間地点を過ぎて、少しだけ越谷市に入ったところですぐに折り返して、あとはさいたまスーパーアリーナに戻るコース。
中間地点には、思いの外速く、1時間50分で入る事が出来た。
ここまでは前週200kmを走った事を思って、今日はリハビリランにしようと思っていたが、寒くも暑くもないこの日のコンディションに、目立って200km完走後の疲れは残っていない事が分かったため、ここからペースアップ!
気合を入れるために25km過ぎで、今まではフルマラソンでは食べた事が無かった固形物、ブラックサンダーを走りながら食べてエネルギー補給して加速した。
ここからは折り返しコースで撮るべき被写体も無いので、走りながらのカメラ撮影も控えて、ガチで走って、ゴール迄、キロ5分のネガティブスプリットで走る事が出来た。
やはり、残り5kmは苦しく、苦悶の表情でゴールはまだか!と心の中で連呼してのラン。
さいたまスーパーアリーナの前でゴール!
タイムは3時間37分!
2016年2月の京都マラソンで出した自己ベスト3時間38分を約3年振りに更新!!
ここまで長かったぁ~。
前半をリハビリランではなくキロ5分で走っていれば・・・なんて思ったが、前半を抑えたお陰で、後半のペースアップが出来たワケで、このタイムが今の自分の実力。
夢のサブ3.5まではまだまだ実力不足だ。
ここまで、フルマラソンのペースで走ると発症する左臀部の違和感の影響で、フルマラソンではずっとうまく走れなかったが、ようやく3年前の一番練習していた頃のタイムに戻すことが出来て嬉しい限りだった。
さいたま国際マラソンは、出場前まで良い評価が無くて期待しておらず、確かに見所が無いコースではあったが、ほぼフラットで走りやすいので、ガチで走るには大変最適なコースだった。
その走りを高校生を中心にしたボランティアが元気に応援してくれて嬉しかった。
さいたま新都心駅前のさいたまスーパーアリーナがスタート&ゴールで県外出場者にとって大変便利だし、1万6,000人を収めるのに十分なキャパを持っていて何のストレスも無いし、く大阪マラソンなどのお祭りマラソンと一線を画していて、自分としてはこの大会に余計な楽しみを求めないので、こういう大会も自分的にはアリだと思って大満足だった。
そして、何よりも、ゴール迄、ネガティブスプリットで走る事が出来て、まだまだサブ3.5に満たないタイムで鈍足ではあるが、2018年のマラソンを良い形で締めくくる事が出来て、本当に嬉しくて充実感と達成感に溢れて幸せな心地だった。
100km、フル、200km、フルと4週連続でのランを全て完走出来ただけではなく、最後のフルマラソンで自己ベスト更新と望外の結果も舞い込んできて、本当によく頑張った、自分!
三都ウルトラマラニック:大阪、神戸、京都を巡って200kmを無事完走!
2018年12月1日・2日。
2018年最後の挑戦として、知る人ぞ知る、第3回三都ウルトラマラニックに出場!
馴染み深い大阪・神戸・京都を走る魅力的な大会で、自宅のある堺筋本町からすぐの大阪の中心部・扇町公園を起点に、神戸のメリケンパークで折り返す阪神コース80km、京都の出町柳や嵐山で折り返す京阪コース120kmの合計200kmを走るクレイジーな大会だ。
今年の小江戸大江戸200kに出場した際に、小江戸コースでご一緒させて頂いた方に「大阪在住なら是非!」とオススメして頂いて調べてみたら、自宅から近い扇町公園がスタート&ゴールで神戸と京都に行ける魅力的なコースで、すぐにエントリーを決めた。
12月1日土曜日の午前8時のスタートに向けて、自宅から自転車を飛ばして扇町公園に行き、準備をしてスタートを迎えた。
200kmの部の出場ランナーは27名。ユルいカンジで、今年最後の超ウルトラマラソン、大人の遠足がスタート!
まずは前半の阪神コース80km。
扇町公園をスタートして、集団でぞろぞろと天神橋筋商店街を走り、大川沿いのランニングコースに出て、お馴染みの淀川の毛馬閘門の前に来た。
淀川沿いを走って、十三大橋で淀川を渡って十三から三ノ宮へ向かう。
兵庫県尼崎市に入って、15km地点の阪神浄水場の前で最初のエイド。
こうやって支えて頂ける方々がいてありがたい。
ここから山幹通りを三ノ宮に向かって延々と直進。
武庫川を渡って西宮市へ、夙川を過ぎて芦屋に入った辺りで、ここまで一緒に走っていた集団から離れて、自分のペースでのぼっちランに切り替えることにした。
時々見える六甲山系の紅葉を右に見ながら、のんびりマイペースで走れてとても楽しかった。集団で走るよりもひとりで走る方が慣れている。
王子動物園や新神戸駅を過ぎて、いよいよ有名な異人館通りや北野坂に到着。
観光スポットで観光客ばかり。
そして、北野坂の先にある宇治川公園で2つ目のエイドがあって折り返し。
まだまだ元気!
そして、楽しみにしていた神戸メリケンパークに到着。
何度か来た事があるこの観光スポットに、まさか、自分の脚だけで大阪から来ることになるなんて・・・と感動。
以前、自分が来た時にはなかった有名なインスタ映えする「BE KOBE」のモニュメントも発見。
写真撮影のためにたくさん並んでいる観光客の合間を縫って撮影。
感動しながら折り返して、大阪に戻る。
以前、映画を観に行ったことがあるHAT神戸のある春日野道駅の辺りを過ぎると、湾岸沿いの交通量の多い殺風景なコースを走る。
魚崎の日本酒の酒造が多くある有名な通りを走って、芦屋川を渡ったところで右折して芦屋公園を過ぎた。かつて、芦屋国際ファンランに出場した時に来た事があったのを思い出した。
そして、芦屋市から西宮市に入って甲子園球場に近い公園で3つ目のエイド。
夙川からここまでマイペースで走ってきているので、60km走っても全然余裕。
エイドの方々にエールを戴いてラン再開。
武庫川を再度渡って再び尼崎市に入り、交通量の多い幹線道路の国道43号線沿いを走って、大阪市に戻ってきた。
以前、甲子園球場まで走って行った時もここを走ったので、ここまで来たら土地勘があってひと安心。
淀川を渡って、中之島を走っている頃には17時を過ぎて暗くなってきた。
淀川を渡った後の信号待ちで追いついた阪神コース80kmの部に出場の女性ランナー2名と合流して、3人で話をしながら走らせて頂いた。
中之島のランニングコースをラン。
まさかこんな形で中之島にある自分のオフィスが入っているビルの前を走ることになるとは思わなかった。
自分の練習コースのひとつでもある中之島公園や天神橋筋商店街内を走って、扇町公園に戻ってきて、関西テレビの隣りにある北区役所内にある一室で、阪神コース80kmのゴール!
何気に室内ゴールは初で、新鮮だった。
80km走っても絶好調で、18時に到着して10時間でのラン。
楽しかったが、ここからの京阪コース120kmが本当の勝負。
暖かい室内でしっかり準備をして、18時30分頃に京阪コース120kmスタート。
扇町公園を出て、土曜日の夜で大賑わいの京橋を「いいなぁ…」と思いながら走って、鶴見緑地の手前から人気がゼロになった。
そして、この京阪コースで一番大変なのが、門真市からの国道1号線・第二京阪道路だった。
延々と40km続く人気の無い真っ暗な第二京阪道路の側道を大阪から京都まで夜間走。
その長い長いロードが始まったばかりのところで私設エイドがあって、人気の無いコースで人と触れ合えて嬉しかった。
引き続き、ヘッデン(ヘッドライト)を頼りにラン再開。
ここまで順調に来ていたのだが、宮前町の交差点で間違えて第2京阪道路を外れて四條畷市の方に行ってしまった。
以前、四條畷神社まで走っていた事がある時にこの道を通った事があったこともあって、四條畷市役所の前に来て、ようやくこの道は違う!と気付いた。
立ち止まって地面に地図を広げ、しっかりコースを見直してロストした事を確信し、すぐにコース復帰のコースを探って、無事、寝屋川公園の手前で国道1号線に復帰出来た。
しまったぁ、余計な時間を使ってしまった。でも、事なきを得て良かった。ロストに気づいて、すぐに復帰出来た自分、グッジョブ。
その後もひたすら寝屋川市、交野市、枚方市を走って、スパバレイ枚方の前で京阪コース初めてのエイド。
エイドの方とお話をさせて頂くと、お二人共、御夫婦でウルトラランナーで、この第二京阪道路は周りに何にもないけど、歩道がしっかり整備されているし、人気は少ないし、小刻みなアップダウンが多いしで、ランナーやサイクリストにとって素晴らしい練習場ですね、と盛り上がった。実際にここをウルトラのレース前には往復するなどの練習をされているらしい。強者だ。
そして、お二人からこのエイドの通過者は自分で4人目と聞いて驚愕。そんなに速かったのか。
久御山町に入って、イオンタウン久御山と久御山ジャンクションを過ぎた辺りで前を行っていた3番目のランナーが歩いていたので、走ってパス。3番目になってしまった。
そして、京都市に入って、門真市から第2京阪道路を延々と走り続けてようやく深夜1時過ぎに人気が無いひっそりとした京都駅に到着。
扇町公園を出てからここまで40km、本当に長かった・・・
こんな時間に京都駅に来る事になるとは。相当なレア経験。
京都駅に着いた後は、真夜中の京都市内のラン。
2週間前のいにしえの道・奈良~京都100km遠足では日中の京都市内のランだったが、今回は真夜中。
第2京阪道路はとても快調に走って来られたが、京都市内に入った途端に眠気がやって来た。
ずっとぼっちランで話す相手もいないから已む無しだが、とても苦しい時間だった。
七条辺りから鴨川沿いを北上。
一番の繁華街・四条の深夜の姿を見ながら、その先の出町柳で2つめのエイド。
座っていると眠気と寒気でくじけそうだったので、早々にエイドを去り、鴨川デルタの辺りから賀茂川沿いを走って左折して金閣寺の方へ。
京都マラソンのコースにもなっている、深夜のきぬかけの路を走って、京都マラソンでお馴染みの仁和寺の前も通過。
京都マラソンのコースを逆走する形で走っていたのだが、深夜で人っ子ひとりいない。
深夜4時に嵐山に至る頃には眠気がひどく、人気が全くないところで声を出したり、炭酸飲料を飲んだりして乗り切ろうとしたが、眠気が無くならず、加えて嵐山は山沿いにあるので、明らかに市内と気温が違って寒気もやって来た。
日中は観光客で大混雑するが、この時間なので、ひっそり。
「遂に自分の脚だけで嵐山まで来るようになったか・・・」と感動したものの、眠気でボーっとしてしまってまったくテンションは上がらずペースダウン。
ついに眠気に耐えられなくなったので、嵐山の個室トイレに座って5分間だけ仮眠。
少しだけ寝て眠気が和らいだところでランを再開し、引き続き眠気と闘いながら走り、コンビニで温かいカレーを食べて食欲を満たしたものの、睡眠欲には勝てず、眠気がまたやって来て、午前6時過ぎに京都府向日市のアストロ通りの片隅で隠れて5分間仮眠。
小江戸大江戸200kで同じ200kmを走っても眠気は大丈夫だったが、ずっと単独走をしているとさすがに限界だった。
しかし、夜が明けて明るくなってきた頃には完全に覚醒。
京都市内は眠気のせいでぐだぐだだったが、ここにきて復調してペースが上がり始めた。
西国街道を走って、長岡京駅の前を走って、西国天王山駅の前で3つめのエイド。
ここの方々にも休みながらお話を聞いていると、お三方共、素晴らしいご実績を持つウルトラランナーであることが発覚。
枚方のエイドでもそうだったのでお話を聞いていると、エイドで我々を支えて頂いている方々やこの大会の実行委員長をはじめ、みなさん、萩往還や川の道、小江戸大江戸、さくら道、瀬戸内行脚、スパルタスロンなど、国内に限らず、世界的に有名な超ウルトラマラソンを完走されている素晴らしい実績をお持ちである事をお聞きして感服した。
そんな事を露知らずに出場していた自分が失礼に思った。
そんな方々とお話出来て、とても刺激的だった。
そして、ここのエイドには、親しみ深い小江戸大江戸200kの実行委員のおひとりがおられた。
走っていて思ったが、コースのフォーマットは3回完走している小江戸大江戸200kと激似だったのを伝えると、予想通り、本大会は小江戸大江戸200kのコースを参考にしているとのこと。
小江戸大江戸の蓮馨寺が扇町公園で、大江戸コースの川越街道が第2京阪道路、大江戸コースの東京都内が京都市内、大江戸コースの後半の荒川沿いが淀川沿いなど類似点が多い。やっぱりそうだったんだ…
復調した後は、快調に京都府の端っこにある山崎を走って、大阪府の島本町に入った。
阪急上牧駅を過ぎた後は、交通量が多い国道171号線沿いを走って、高槻市の八丁綴の交差点を左折して外環状線沿いを走って、最後は枚方から毛馬閘門までの淀川沿い約20km。
最後の難関に挑む前に、枚方の河川敷に腰掛けて、服を脱いでエネルギー補給して気合いを入れた。
何度も走った事があるお馴染みの殺風景な淀川河川敷は一見辛そうに思ったが、日曜日の朝は快晴で暖かくて気持ち良く、淀川河川敷では地元の方々が思い思いのスタイルで日曜日朝を過ごされていて、それを見ながらのランは飽きず、のんびり歩きも入れながら走って前へ進むのは楽しくて、それほど辛くなかった。
淀川新橋、鳥飼仁和寺大橋、鳥飼大橋、豊里大橋、菅原城北大橋、赤川鉄橋と過ぎて、淀川河川敷コースの終わりを告げる梅田の高層ビル群が彼方に見えてきた。
そして、昨日の朝に通った毛馬閘門に再び戻ってきた。感動!
大川沿いのランニングコースを多くのランナーと共に走って、お馴染みの大坂橋へ。
その上からの大阪城の眺め。190km走って来た後の大阪城の眺めは格別だった。
日々走っている練習場の大阪城公園周りのランニングコースをたくさんのランナーが走っている中、普段のペースのように走る事が出来ないもどかしさを抱えながら前に進んだ。
「満足に寝ずに190km走り続けて来てここにいるんだよ!」と声高に叫んで走りたかった笑
そして、紅葉の終盤を迎え、先週の大阪マラソンでも走った御堂筋を再びラン。
休日の日中なので、一人だけトレランバックを担いだランスタイルは人目が気になった。
そして、再び日本一長い天神橋筋商店街を通って、関西テレビ横の扇町公園に戻って来て、日曜日の昼過ぎに200kmを無事完走!!
こうして、200km、30時間に旦る旅が終了。
辛かったのは深夜の京都市内で眠気に襲われていた時だけで、終始好調だった。
結果として、27人中3番目で完走出来たけど、この大会は競走ではないので、みんなゆっくり走っているだけ。
自宅近くでこんな魅力的な大会があるとは知らなかった。
そして、この大会をエイドなどで支えている方々に感謝と共に、その輝かしい変態的な(良い意味で)ご実績をお聞きする事ができて驚愕と感服の想い。
とても刺激的で楽しい2日間だった。
2018年のウルトラマラソンもこれで無事終了!
2018年12月1日~2日、第3回三都ウルトラマラニック
【阪神コース80km】
扇町公園→十三→尼崎→西宮→岡本→異人館通→神戸宇治川公園→メリケンパーク→魚崎→芦屋→甲子園→大阪伝法→中之島→北区民センター
【京阪コース120km】
北区民センター→門真→寝屋川→京田辺→久御山→京都駅→出町柳→金閣寺→嵐山→松尾大社→長岡京→大山崎→島本→高槻→枚方→毛馬→大阪城→心斎橋→中之島→扇町公園
信貴山・朝護孫寺へのラン、福寅との出逢い
2018年11月24日、我誕生日の日。
大阪マラソンの前日に止めときゃいいのに、自分への誕生日プレゼントとして、信貴山へ紅葉を見に、ゆっくりランニングすることにした。
自宅のある堺筋本町から寺田町を経て、八尾市に行き、ケーブルカーの信貴山口駅からトレッキング開始。
そして、以前、生駒山を縦走した時に、スタート地点の私市から走ってゴール地点だった、ケーブルカーの高安山駅に到着。
そこから先に行くのは初めて。
目的地の信貴山の朝護孫寺に行く手前にあるとっくり池には、大きな吊り橋があったので、少し立ち寄った。立派な吊り橋で面白い。
そして、目的地であった有名な信貴山・朝護孫寺に到着。
朝護孫寺に向かう開運橋上にはバンジージャンプを行える施設があって、こんな近くにバンジージャンプができる場所なんてあるのか、と驚いた。
ここの朝護孫寺で有名なのは「福寅」。
入口には早速の福寅が登場。
「これよりもっと大きいのがこの先にいるはず!」と先に進むと、もっと大きな福寅が登場。
これが有名な世界一の福寅だ。首が自動的に上下に振れて、赤べこみたい。
近くには小さい福寅もいた。
参拝客は多数いたものの、先日の京都市内のように混み合っていないし、外国人もいないし、ゆっくり散策して紅葉を楽しめた。
朝護孫寺内を散策した後は、腹ごしらえ。
双頭の信貴山をイメージしたホワイトカレーを食べ、甘酒も飲んで身体を温めた。
その後はバスで最寄りの信貴山下駅に行き、この日のランは終了。
大阪マラソン前日に疲れが溜まるかと心配だったが、むしろ新鮮で充実しており、リラックス出来て心が満たされた。家でじっとしていなくて良かった。
自分らしい最高の誕生日で、たくさんの誕生日プレゼントをもらえた貴重な1日だった。
6年連続の大阪マラソン出場のために大阪マラソンEXPOへ
2018年11月23日金曜日・祝日。
18日にいにしえの道・奈良~京都100km遠足で100kmを完走した後、21日は大阪城公園ナイトランニング、22日は中之島公園ナイトランニングと走ったので、この日は休足して週末の大阪マラソンの前日受付のために、ATCホールで開催されている大阪マラソンエキスポへ。
いにしえの道・奈良~京都100km遠足の夜間走で転倒して負った左膝の傷がまだかさぶたにならず、まだまだ時間がかかりそうだが、走ってみたら走る分には大丈夫で、大阪マラソンは絆創膏を貼っていれば問題なく走れそうでひと安心。
6年連続で大阪マラソンに当選し、今年もこうして大阪南港のATCホールに来ることができる幸せを噛み締めながら行った。
しかしながら、相変わらずの大混雑で、人混みが苦手な自分は例年通り、早々に帰宅。
今年で最後になる現コース。最後の南港大橋の登り坂も最後とあって、「南港大橋ラストラン!」のプリントも。
今年の参加賞のTシャツのデザインがお気に入りで、これまでで一番。
前は赤色、後ろは朱色のツートンカラーという見た事がないデザイン。