シン・エヴァンゲリオン劇場版「0706作戦」のために梅田迄の往復ラン
2019年7月5日金曜日。
6月30日の6回目のサロマ湖100kmウルトラマラソンで自己ベストの快走が出来た後の走り始めの大阪城ナイトランニング7km。
ガチで100kmを通して全力で走った事もあって、まだ脚にダメージが残っているのを実感。
2019年7月6日土曜日。
今日はやっと2020年に公開されることになったシン・エヴァンゲリオン劇場版の「0706作戦」として、冒頭10分40秒が公開されるということで、エヴァファンの大混雑防止のために、この日の12時に発表された各地の公開場所のうち、大阪は梅田のグランフロント前のうめきた広場である事を知ったので、「いちエヴァファンとして行くしかない」と思い立ち、ランナーらしく会場まで自宅から走って行くことにした。
人混みが大嫌いな自分にとって、貴重な休みの土日に梅田なんかに行きたくないのだが、今回だけは已む無し。
ランニングスタイルで梅田に行くのは気が引けたが、なるべく黒を基調にした目立たない格好で片道3.5kmくらいの往復ラン。
20時15分からの公開開始に先立って、19時30分にはうめきた広場に到着。
会場には大型ビジョンが2つ設置既にたくさんの観客が集まっていたものの、画面が十分に観られる場所で待機出来た。
ずっと待たされてやっと20時15分になったと思ったら、高橋洋子のライブや緒方恵美などのトークで延々と立ったまま焦らされる。この焦らしもエヴァなんだなぁと思った。
そして、21時になってようやく公開開始。
自分と同様にエヴァファン達も待ちに待っており、全員でカウントダウンをしての映像スタートとなった。
最初は過去の劇場版三作のダイジェスト。
それを見ていると、持っているDVDをもう一度観直したいと思うのと共に、会場が盛り上がって来て、やっと冒頭の映像が始まった。
結局、内容は如何にもエヴァらしい謎が多いオープニングで、到底理解が出来ず、ファンを置いてけぼりにするものだったが、これはこれでエヴァらしくて相変わらず。
オープニングの戦闘シーンの見せ方はさすがで、2020年の公開が楽しみになってきた。
好きなキャラクターである綾波レイやアスカではなく、新キャラクターのマリであったのが残念に思ったのは自分だけではないはず。
今回のイベントのメイン会場が何故フランスなのかを疑問に思っていたが、冒頭シーンの舞台がフランスのパリ市街であったからか、と納得。
しかし、エヴァを知っている日本人が日本語で観てもよく分からない内容やあのマリの「あじゃぱー」「おととい来やがれ」などの日本特有のセリフは、海外のファン達にどうやって翻訳されて伝わっているのだろうか。あのニュアンスは伝わっているのかな。
それに、パリが戦闘地になって、市街地が破壊され、パリの象徴でもあるエッフェル塔があんな風にエヴァに使われていて、フランス人はどう思ってるんだろう。
結局、このイベントの模様はすぐにYouTubeなどで公開されるだろうから行かなくて良かった。ムダな時間を使ったなぁ。
サロマ湖100kmウルトラマラソン:絶好調の中、サブ10ならずも10時間14分完走で自己ベスト更新!
2019年6月30日日曜日。
2014年から連続して6回目の出場となる、サロマ湖100kmウルトラマラソン当日。
午前1時過ぎに起きて、北見市内のビジネスホテルを2時過ぎにバスで出て、バスの中で仮眠して3時半頃にはスタート地点の湧別町体育館に到着。
スタート直前になると恒例のトイレ行列が出来てしまうので、到着直後のランナーがまだ少ない頃にトイレに行っておくのがこれまでの経験からの学び。
室内でストレッチしながらゆっくり準備をして4時半過ぎにスタート地点に整列した。
午前5時スタートだとまだ暗いウルトラマラソンが多い中に、緯度が高い北海道の道東は4時にもなれば日中と同じくらいに明るい。
昨日の雨は止んで涼しいという絶好のコンディションの中で、今年もサロマ湖100kmウルトラマラソン、午前5時にスタート!
最初はランナー行列で自分のペースで走れないのはお馴染み。
湧別町をぐるっと1周して湧別総合体育館前に戻って来てから、サロマ湖に向かっての一直線のコースを走る。
ゴールドのゼッケンは20回以上完走者の称号であるグランブルーの証。番号が若い程、今回で第34回大会となる初期から参加されているレジェンドランナー。素晴らしいご実績。尊敬に値する。
10km走ると、この日の舞台となるサロマ湖が右手に見えてくる。
この頃は例年通りに空が雲に覆われていて、サロマンブルーなサロマ湖は今年も見られないと思っていた。
続いて20kmを目指すフラットなコースを走っていると、折り返してきたトップランナーとすれ違う。
トップ集団には、2週間前の隠岐の島ウルトラマラソンでご一緒した川内優輝選手の弟で、プロウルトラランナーの鮮輝さんもおられた。
スタート直後はペースが遅かったが、ランナーがバラけ始めてからはキロ5分30秒くらいのペースで走れるようになり、順調に40kmを通過して、オホーツク国道を外れてサロマ湖に一番近づくコースへ。
この辺りから曇り空の合間から太陽が出始めて暑くなってきたが、気になる程ではなかった。
ここからフラットなサロマのコースの中でも少ないアップダウンがあるが、ペースを落とさず走って登った。
そして、前半50km地点を通過。
なんと4時間50分。キロ6分以内がここまで維持出来た。
あわよくば、市民ランナーのグランドスラム(フルマラソン:サブ3、ウルトラマラソン:サブ10、富士登山競走:完走)のひとつ、サブ10(10時間内完走)を狙えるペース。
ここのところのウルトラマラソンでは長崎橘湾岸で217kmを完走出来たし、野辺山でもコースベストが出て調子が良かったものの、仕事の忙しさで満足な練習が出来ていなかったので、サブ10なんてムリだと思っていたが、この日は暑くも寒くもないベストコンディションだし、自分のコンディションも持病の左臀部痛は出ていなくてベストなので、これは狙うしかない!
年1回の100kmのタイムを狙うガチレース!!
この貯金10分をどこまで保てるか!!!
・・・と思ったものの、そう簡単にはいかず。
54.5kmのグランティアホテルサロマ湖のレストステーションにて、着替えはしない作戦で速く出ようとしていたものの、携行補給ジェルの補給に、珍しくトイレに行っていたら時間を使ってしまい、あっという間に10分の貯金を使い果たし、次のサロマ湖沿いの60km地点でちょうど6時間。
サブ10を狙うには、残り40kmを更にペースを上げて走るしかないのだが、ペースは維持出来ても上げる事は出来そうになく、半ば諦めモード。
60kmを過ぎてキムネアップ岬に向かう途中には曇りが晴れ始めて青空が。
青空に広大な畑。如何にも北海道らしい景色で、とても気持ち良かった。
キムネアップ岬のサロマ湖畔沿いのコースは、青空の下でのサロマ湖のサロマンブルーを久し振りに見られて感動。
紫色のハマナスもちらほら咲いていて、最高のコンディションだった。
ここで、ウェルカムパーティ―でご一緒したお馴染みのタカムラさんに追いついた。
少しだけ会話をして、「サブ10はムリそうですが、出来る限り頑張ります。」「オオキさんの後、30分でゴールします。」とエールを交換し合って先に行かさせて頂いた。
タカムラさんとエールを交換したためか、魔女の森直前のエイドでジェルを服用してエネルギー補給をしたためか、その後の魔女の森で完全に復活。
60km前後で疲れが出始めて辛い時間だったが、ここでペースを上げて走られて、前を行くランナーをどんどんパス。
魔女の森の中の魔女達やその後のお馴染みのサロマニアンの方々の屋根の上からの応援も受けて、快調に走る事が出来た。
後半、陽が出てきて暑くなってきた事もあって、炭酸飲料を飲みたいのにずっとガマンしてきていたのだが、70km手前のエイドでやっと北海道限定の炭酸飲料・リボンナポリンが出てきた。
「待ってました!」とボランティアの方に伝えて、2杯ガブ飲み。
体力的にも精神的にも辛いところである、70km地点から鶴賀リゾートまでの一直線の何にもないコース4kmに、鶴賀リゾートからワッカ原生花園の入り口までの湿地帯の退屈なコース5kmも、前半のペースよりは落ちているものの快調に走れて、80km直前のワッカ原生花園の入り口に到着。
ワッカ原生花園に向かう森の中で80km通過。
50km地点で10分の貯金があったのに、80km地点で10分の借金。
あーあ、これはもうサブ10は絶望的・・・
森の中を走って抜けた先には、最後の難関・ワッカ原生花園!
2014年に初出場した際に猛暑で苦痛でしかなかった後、ずっと曇り空で真っ白なワッカ原生花園に大荒れなオホーツク海しか見られなかったが、今年は4年振りの快晴。
青空とオホーツク海の絶景コラボのワッカ原生花園で走られて最高の気分の中でのラン。
小刻みなアップダウンが続く片道9kmのワッカ原生花園も、最初は苦痛でしかなかったが、6回目ともなれば慣れたもの。
まだまだ余裕はあったので、しっかり走りきることが出来た。
お馴染みのワッカ原生花園途中での撮影にも余裕で応えた。
歩いていると延々に続く一本道も、走っていればあっという間に折り返し地点に到着。
この橋の登り坂も走って登る!
折り返した後、橋の上から走って来たワッカ原生花園を望むと絶景だった。
これまでこの橋の上は強風で大変だった思い出しか無かったが、こんな素晴らしい景色が広がっているとは知らなかった。
思わず立ち止まって撮影。透き通った青空に、ワッカ原生花園の緑色が素晴らしい。
折り返して90km地点。勝負のあと10km!
昨年はここで胃をやられて気持ち悪くなってペースダウンしてしまったが、今年は大丈夫。
ワッカ原生花園を走り切って抜ける前に、今年もここの名物・エゾスカシユリを拝む事が出来て良かった。
今年はサロマ湖沿いでハマナスに、エゾスカシユリも見られて良かった。
98km地点のワッカ原生花園の入り口に走って戻って来た。
「ふぅ~、今年もやっとここまでやって来れた!」とひと安心。
昨年は90km過ぎに胃をやられてしまって、ワッカ原生花園で吐けないとここまでガマンしていたが、ここで思わず吐いてしまって、酸っぱい胃液(呑酸)が出てきた苦い思い出を思い出した。
ここまで来れば残り2km。
しかし、ここを出た直後、10時間が経過してしまって、ジ・エンド。
サブ10はやっぱりムリだったかぁ・・・と無念。
最後の2kmはウィニングロード。
目標のサブ10はムリだったので、ゆっくり走って、勝利を嚙みしめた。
常呂町スポーツセンターの前になってたくさんの応援を受けながら右に曲がるとゴールゲートが見えてくる。
今年も6年連続でここに辿り着く事が出来た!
そして、6年連続のゴール!感無量!!
6回目なので、両手で「6」を表してゴールテープを切った。
タイムは、10時間13分30秒。
前半50kmで10分の貯金を作ったのに、後半、それをあっという間に使い切ってしまった。
最後まで十分に走り続けられたので、後半のある程度のペースダウンは想定内として、後半のエイドでの休み過ぎが原因だろう。
やはり、100kmを通してキロ6分ペースで走られる走力では、サブ10達成には不十分である事を思い知らされた。
でも、このタイムは100kmの自己ベスト!!
2017年3月のOSAKA淀川ウルトラマラソンで出した自己ベスト「10時間24分」を久し振りに更新する事が出来た。
ここのところ調子が良かったが、まさか100kmの自己ベストを更新できるとは思わなかった。
目標にしていたサブ10はムリだったが、これは十分な実績でとても嬉しかった。
6枚目となる完走メダルをゲット!
今年のメダルは、100kmの自己ベスト更新の達成感もあって、例年より断然嬉しかった。
ゴール後、ワッカの折り返しですれ違ったタカムラさんとはそれ程距離が離れていない事を確認したので、ゴールゲートの傍で休みながらゴールを待つ事に。
疲労困憊でヘロヘロになってゴールされたタカムラさんと合流して、お互いの健闘を讃え合い、着替えた後は、フェアウェルパーティーで一緒にホタテ入りカレーを食べて、今日の感想や今後のレース予定などを話してお別れした。
それにしても、暑くも寒くもないベストコンディションのサロマに、自身のコンディションもベストで、ウルトラマラソン100kmの自己ベストを更新できるという結果が得られて、過去6年間で最高の100kmだった。
やっぱりサロマは最高!
そして、いよいよこんな鈍足ランナーの自分でも、ウルトラマラソンのサブ10達成が目前に迫って来た。
サブ10の夢はまた来年以降に・・・
そして、サロマンブルーに向けて、あと4回!
サロマ湖100kmウルトラマラソン:6回目のサロマ、決戦の地・サロマ湖へ!
2019年6月29日土曜日。
2014年に出場し始めて以来、6回目の折り返しになるサロマ湖100kmウルトラマラソンの前日。
毎年恒例、この日がやって来た。
G20で過去最大の特別警戒中の大阪市内ではあるため、高速バスは避けて電車で伊丹空港へ。
この日で終了するG20で帰国の途に着くアメリカ合衆国大統領のトランプの大統領専用機・エアフォースワンが伊丹空港に待機していないかを期待していたが、さすがに朝にはいなかった。
伊丹空港での待ち時間で時間があったので、日中は大行列している551の蓬莱が空いていたので、肉まんを購入。
噂に聞いていた551の蓬莱と大阪府警のコラボのG20の特別警戒への協力依頼がプリントされたレアな専用紙袋をゲット。
東武トップツアーズのツアーデスクでチケットをもらって、特別警戒の影響は無く、新千歳空港経由で決戦の地・サロマ湖がある女満別空港へ。
女満別空港と言えば、空港側が手荷物受取場でサロマ湖100kmウルトラマラソンに挑戦するランナーを応援する掲示が有名。これを見ると、「今年もこの日がやって来たかぁ」と奮い立たせられる。
網走市内の女満別空港からツアーバスに揺られて、大会当日のスタート地点でもある湧別町の湧別総合体育館で前日受付。
以前は体育館の前で売店が多数出ていて賑やかだったが、いつの頃からかそれらがなくなり、寂しくなってしまった。
遠路遥々、長い時間をかけてやってきてやっと15時過ぎに着いたので、慌てて湧別町文化センター「さざ波」で16時から開催される開会式&ウェルカムパーティ―へ荷物を持って小走りで向かった。
パーティーではお馴染みのタカムラさんとご挨拶。毎年恒例だ。
面倒臭がりで14万円近くの大金を払ってツアーに申し込み、至れり尽くせりの自分と異なり、ご自身で飛行機を申し込んで、レンタカーでここまで来て、この日もここで車中泊のタカムラさん。ほぼ毎週のようにトレイルなども走っておられてパワフルだった。
パーティではサロマ湖名物のホタテ貝やオホーツク海で採れたカニの入った海鮮汁を戴いた。
そして、毎年食べるこの地味なお餅が素朴な味でかなり美味しい。毎年楽しみ。
憧れの10回完走者の称号であるサロマンブルーを昨年ゲットしたランナー達が青いポロシャツを着用しての授賞式。
ウェルカムパーティー終了後は、再びツアーバスに揺られて約1時間、今年も北見市内のビジネスホテルに宿泊。
北見市はスタート地点からもゴール地点からも遠いのだが、ウルトラマラソンだと多い相部屋ではなく、個室なのがとても有り難いので、最近は北見市内のビジネスホテルばかりを選択している。
前日は小雨が降って寒いくらい。これは翌日の本番は絶好のコンディションになりそうだ。
いよいよ、年に1回、ウルトラマラソンの100kmでの自己ベスト10時間24分の更新を狙うガチなレース、サロマ湖100kmウルトラマラソン日がやって来た!
G20特別警戒の中に大阪城ナイトランニング
週末のサロマ湖100kmウルトラマラソンに向けて、最後のあがきとして、3日連続のラン敢行。
2019年6月26日水曜日。
大阪城公園ナイトランニング7km。
ようやく梅雨入りとのことで、湿度が高くてじめじめしており、不快感が凄くて汗だくになった。
台風が来ているわ、G20だわで週末に向けて雨や交通規制があるが、週末の北海道への移動の邪魔はしてくれるなよ。
2019年6月27日木曜日。
大阪城公園ナイトランニング7km。
今朝、通勤したらG20の交通規制により、交通量が多い堺筋が通行止めになっていて、車が1台も走っていないゴーストタウンのような光景を目の当たりにしてビックリ。
そして、中之島の会社の会議中から見た車が1台も走っていない阪神高速を見て更にビックリ。これは滅多に無いことではないか。
市内も交通量が少なく、ひっそりとしていて異様な雰囲気だった。
今日はエアフォース1が伊丹空港に着たらしい。
飛行機の着陸直前を間近で見られる千里川土手は大賑わいだっただろうなぁ。
そして、トランプ大統領は大川沿いの帝国ホテル大阪に宿泊で、各国首脳の夕食会は大阪城の迎賓館で開催とのこと。
2019年6月28日金曜日。
大阪城公園ナイトランニング7km。
大阪城にある大阪迎賓館でG20で集まった各国首脳が夕食会をしているので、その厳戒態勢振りを見に行った。
朝から中之島も厳戒態勢で、四ツ橋筋を横断できずに地下から会社へ。
会社の会議室から交通規制されて車が1台も走っていない阪神高速を見物。
相当レアな光景だった。
いつも走っている大阪城公園に近づけず、大回りして森ノ宮側の外周コースへ。
途中からそれて大阪ジョーテラスに行くと、大阪ビジネスパークのビルにG20の窓文字が。
昨日の夜も見つけたもののスマホを持って来てなかったので、今日はこれを狙って大阪城公園駅に向かう歩道橋の上から撮影。
NHK大阪の前で夕食会を終えて、阪神高速を走ってそれぞれのホテルに戻るアメリカやカナダ、トルコなどの車両群を見物して帰宅。
アメリカの車両群はさすがで、見たことない形の大きな車が先導して後からアメリカと日本の国旗を付けたキャデラックが通り過ぎると歓声が上がった。
日本全国から集まった警察官と警察車両が集まる史上最大規模の警戒態勢を垣間見られて、超V.I.P.の警護はここまでするのかと驚かされた日々だった。
いつも見慣れている大阪城公園のコースが異様な光景になっていて、とても新鮮だった。
G20の影響によるレア体験はここまで。十分堪能した。
生駒山で紫陽花を堪能
2019年6月22日土曜日。
紫陽花が見頃な時期なので、中央大通を走って新石切駅を経由して、国道308号線の激坂を住宅限界までひーひー言いながら走って登って、そこからは更に急峻になるので、歩いて激坂を登って暗峠に到着。
やはりここの坂は先週の隠岐の島ウルトラマラソンで味わったどの坂道よりも急で、日本一だ。
先週の隠岐の島ウルトラマラソンの坂道を全て走って登れた自分の自信が簡単にへし折られた。
果たして、この坂道を走って登れるランナーは世の中にいるのだろうか。甚だ疑問だ。
そこから暗峠に来た道を戻って、ぬかた園地に向かって、たくさんのトレッカーが集まるあじさい祭りで紫陽花を堪能・・・と言いたいところだが、今年の咲きが遅いようで、五分咲き。見頃はもうちょっと後だった。
ここは生駒ボルダーのコースの一部でもあるので、そこから生駒ボルダーのコースを走って、生駒ボルダーのスタート地点である生駒山麓公園ふれあいセンターでラン終了20km。
帰りの生駒駅に向かうバスを待つまでの間、生駒山麓公園ふれあいセンター内のおしゃれなレストランでガパオライスを食べた。
暑かったものの、生駒山は涼しくて気持ち良かった。
真夏のランは生駒山が最適だ。また、坂練に来よう。
2019年6月21日日曜日。
土曜日に走ったので、来週に疲れを溜めないように、日曜日朝は軽めの大阪城公園2周ランニング10km。
来週末のG20サミットに向けて、大阪城公園内は警察車両の停車地のようで、たくさんの車両が既に停まっており、異様な雰囲気。市内にもたくさんの警察車両や警察官を見掛けるようになって、週末に向けてどんどん物々しい雰囲気になってきた
12月1日の大阪マラソン、7年連続で走ることが決定!
2019年6月21日金曜日。
大阪城公園ナイトランニング7km。
隠岐の島ウルトラマラソン完走後、月曜日に川内ファミリーと8kmくらい走って以来の走り始めは、金曜日になってしまった。今週はトラブル続きで全然走れなかったが、平日の最後に走れてほっとひと安心。
来週のサロマ湖100kmウルトラマラソンは、年に1回、ウルトラマラソンの自己ベストを狙うガチレースであるのに全然走る事が出来ていないので、甚だ不安だが、いまさら焦っても仕方が無い。やれるだけのことをやるのみ。
そして、何よりも、この日は2019年12月1日開催の大阪マラソンの当落通知の日。
仕事中にスマホに大会事務局から通知メールが届くのを心待ちにしていた。
その結果、奇跡が起きた。
なんと、大阪マラソン、7年連続の当選!
当選率は5割はあるはずなのに、7年連続で走ることが出来るなんて・・・
今年から、自宅から歩いて行ける大阪城がスタート&ゴールのセントラルフィニッシュに生まれ変わったコースを楽しめるなんて幸せ過ぎる。
この通知が来て、心の中で咆哮した。
自分はなんて幸運なんだろう!!!
隠岐の島ウルトラマラソン:川内選手と共に疲労抜きJog!
2019年6月17日月曜日。
隠岐の島ウルトラマラソン翌日は、帰阪する前に恒例の川内優輝選手の近況報告会に参加した。
昨年と異なり、今年はプロウルトラランナーの弟の鮮輝さんに、先日結婚されたばかりの奥さんの侑子さんも来られていた。
川内選手からは2019年4月にプロ転向してからの生活の変化などの現況や今年10月にドーハである世界選手権に向けた想いなどのお話を楽しく聞かせて頂いた。
案の定、聴衆からは世界選手権と日程が近い事から9月15日のMGCのオリンピック出場選手選考レースを辞退した件について、オリンピックに挑戦して欲しい旨の要望があったものの、明確な回答は得られなかった。残念だけど、これは仕方が無い。
鮮輝さんからは、ウルトラマラソンにプロランナーとして世界選手権に向けて挑戦し続ける中、2週間後のサロマ湖100kmウルトラマラソンに今年も出場予定である事もあって、そのお話も聞かせて頂いた。自分も出場予定だし、とても参考になった。
報告会の間、これまでに川内優輝選手が獲得した3つのメダルを報告会参加者に回覧して頂けるというサービスも。
市民ランナーでこういった世界レベルのメダルを自分の手元で見る事が出来る機会なんて無いであろうから、とても嬉しかった。
これは2011年の韓国・大邱でのアジア選手権のマラソン団体銀メダル。
これは2014年の韓国・仁川でのアジア選手権で獲得した銅メダル。
そして、これが彼を一躍、「世界の川内」として、世界的に有名にさせた昨年のボストンマラソンでの優勝メダル。
真ん中にダイヤモンドが入っているそうだ。
いち市民ランナーがこんなメダルを手元で見られる機会なんて、この先無いであろう、貴重な経験だった。
その後は、川内ファミリーのサイン入りTシャツゲットのため川内選手とののじゃんけん大会。
自分は1回目で負けたものの、一緒に参加していた同室のスミヤさんが見事3回じゃんけんに勝って、サイン入りTシャツをゲットされており、とても羨ましかった。いいなぁ。
そして、時間を押しながらも報告会が終了。
その後すぐに川内選手との疲労抜きジョグイベントがあるので慌ただしい中に、お時間を戴いての川内優輝選手に鮮輝選手、侑子さんの川内ファミリーとの貴重なショット。これは贅沢な写真だ!
川内選手の報告会の後は、恒例の川内選手との疲労抜きジョグがあり、自分は参加予定ではなかったが、スミヤさんが参加されるというので、自分も100km走った疲れた脚で参加。
昨日100km走っているのに翌日走ろうとするとは変態ウルトラランナーばかりが集った。
まずは、西郷港の前から昨日のゴール会場であったレインボーアリーナまでの川内ファミリーを先頭にランニング。
レインボーアリーナまでの近道として、いきなり坂道が立ちはだかり、参加ランナーは苦労していた。
そして、レインボーアリーナの横にある運動場を川内ファミリーとぐるぐる並走して疲労抜きジョグ・・・というのは名ばかり。
最終的には、キロ5分半という彼らにとってのジョグペースで、運動場をぐるぐる約8km並走させて頂いた。
100km走った後の脚でどこまで付いて行けるかが不安だったが、走って見ると意外と脚が動いて、並走しているうちに参加ランナーがどんどん脱落していく中に、女子総合優勝のランナーやサブ10の同室のスミヤさんなど錚々たるメンバーの中に、最後まで何とかついて行く事が出来て嬉しかった。
そして、何よりも世界の川内選手がこんな間近にいて、一緒に喋りながら並走出来るなんて、いち市民ランナーとして夢のようなひと時で幸せ過ぎた。
この市民ランナーとしの身近さが彼の人気の所以なんだろうなぁと再認識。
幸せ過ぎるひとときを十二分に満喫した後は、午後の伊丹便に乗るための隠岐の島空港に行くためのバスの時間が迫っていたので、世界選手権に向けた意気込みのインタビューをテレビ局のレポーターに聞かれているのを傍目に、事務局の方に西郷港まで送って頂いて、慌ただしくバスで隠岐の島空港へ。
往路は欠航になったが、復路は晴天で大丈夫そうで安心した。
伊丹便までの待ち時間、空港を出て青空と日本を見ながら、「あぁ、休みが終わる・・・」と溜め息。
伊丹便に乗るために手荷物検査場を通る前には、隠岐の島町長をはじめとするスタッフの方々が我々をお見送り。
昨年、高速船に乗る前も同じお見送りを受けたが、まさか空港でもとは驚いて、嬉しかった。
そして、飛行機に乗る前には、空港の屋上や周辺の丘の上からもお見送り!
昨年もレインボージェットでのお見送りに感動したが、今年も空港で感動!
隠岐の島ウルトラマラソンは、マラソン以外にも楽しみと感動がたくさんある!
やはり、隠岐の島ウルトラは止められない!!
隠岐の島ウルトラマラソン:登り坂を全部走ってコース攻略、コースレコード達成!
2019年6月16日日曜日。
宿泊した隠岐の島プラザホテルは、スタートの西郷港まで徒歩で行けるので、午前5時のスタートに向けて、午前3時くらいまで寝ていられる。
こんなに宿泊地からスタート地点が近い大会は類を見ない。
たくさんのウルトラランナーが集う西郷港へ。
西郷港の裏で荷物を預けて、毎年見ている鬼太郎とねずみ男の像を撮影。
お馴染みの陸橋の下がスタート地点。
昨日、一緒のツアーであったこの大会の名物司会者の女性が上からよく通る高い声で我々を鼓舞する。
7月の舞洲の24時間リレーマラソンでもお馴染みの絶叫司会者の方だ。
昨日、隠岐の島空港便が欠航になってしまって、「彼女がいないと大会が始まらない」と我々も心配していたが、彼女もこの地を踏めて本当に良かった。
午前5時スタート。
前日の大雨も止んで、近年稀にみる涼しさというベストコンディションだった。
スタート直後から島民の方々がご自宅の前で朝早くから応援してくれていた。島を挙げての応援が本当に嬉しい。この島の応援は一番だ。
特に終盤になって選手がバラけてくると、島民の方々は選手名簿のゼッケンを見て名前を呼んで応援してくれるのが本当に嬉しい。
「大阪から来た大木さん、頑張って!」と言って頂けると、辛くても笑顔になる。素晴らしいおもてなし。
48kmの五箇生涯学習センターのレストステーションの手前、25km過ぎから始まったアップダウンがひと段落してフラットな田園地帯に入る手前にある、私設の焼肉エイド。
昨年は無かったのだが、今年は復活して大いに賑わっていた。
その中には5月の野辺山ウルトラで前日の前夜祭でご一緒したワダさんの姿が。
焼肉にビールも飲んでいて、レースそっちのけで宴会モード。
まったりして盛り上がっていて、その余裕さに笑えた。
この後、1時間もこのエイドに滞在したのに、12時間で完走されていたのはさすが。
自分はレース中にビールなど飲んだらフラフラになってしまうので、焼肉だけ頂戴して再スタート。
48kmの五箇生涯学習センターのレストステーションの前後で通り雨にやられてびしょ濡れになりながらも、すぐに止んだので天然のシャワーのようだった。
レストステーションではカレーをご馳走になって腹ごしらえ。
美味しかったのだが、焼肉にカレーに食べ過ぎてしまって、しばらく続くフラットなロードで気持ち悪くなってしまってペースが落ちてしまった。失敗。
新福浦トンネルをくぐって60km手前から再びアップダウンが始まる。
隠岐の島ウルトラマラソンでの今回の目標は、後半の登り坂も全て走りきること!
なので、ここからが本当の勝負だった。
60km手前の登り坂は大丈夫なのだが、62km過ぎの100kmを通しての一番の激坂。
ここも歩くのとほぼ変わらないペースではあるが、頑張って走って登った。周りのランナーはみんな疲弊して歩いているのに、それを真似せずに自分だけ走って登っている事は優越感がたまらなかった。
勝負として捉えていた60kmの激坂も無事攻略して、快調にアップダウンを走り、65km過ぎから始まる登り坂も走って登っていると、67kmの油井の池を過ぎた辺りで後方が賑やかになって来た。
50kmの部で11時に50km地点をスタートしたトップの川内優輝選手が大会先導車を先頭に後ろからやって来た。
登り坂であるのに、颯爽と凄い速さで我々をごぼう抜きにして、あっという間に彼方に走り去る川内選手。さすがだ。
こうして、同じ選手としてコース上で川内選手の世界の走りを間近で見られる事がこの大会のマラソン以外の楽しみのひとつ。
昨年は前述の62km過ぎの激坂の登り始めで抜かれたので、昨年よりも5km粘れた。
この時点で昨年よりも良いペースで走れている事を実感。
70kmの下り坂を下りてきたところでは、島民の方々が宴会がてら我々を応援してくれる。みんなの応援を浴びて、ヒーローになった気分。
70km過ぎのエイドの手前で、50kmの部の2番手であったプロウルトラランナーの川内鮮輝選手が「楽しみましょう!」と声を掛けて下さって、颯爽と抜いて行かれた。さすがの余裕。
この後、70km過ぎの登り坂も走って登った。
ここを走り切れば、この後のコースで大した登り坂は無い。
平地で集落の中を進む事もあって、大会側が準備しているエイド以外にたくさんの私設エイドがあって、数々のおもてなしを受けた。
この大会の私設エイドの数も日本一ではないか。
各私設エイドでおもてなしを受け、たくさん飲んだり食べたりした事で胃がたぽんたぽんになってしまって気持ち悪くなってしまった。
でも、疲れとストレスでやられた胃の気持ち悪さとは異なるので、大きくペースは崩さずに小刻みなアップダウンも全て走って、90kmを過ぎ、隠岐の島空港に向かう道路に入った。
5kmとダラダラ続く登り坂を走った後は、あとは下り坂を走って下るだけ。
その下り坂からの隠岐の島の風景がとても素晴らしくて癒された。昨日の荒天が嘘かのような快晴だった。
残り4kmのところで最後の登り坂も走って、隠岐の島ウルトラ全コースの登り坂を制覇できてとても嬉しかった。
ゴール直前、隠岐の島空港に行くまでの道路沿いにある島民の方々がここでも私設エイドで我々をもてなしてくれた。
後半になってエイドで出てきたスイカが自然の甘さでとても美味しかった。隠岐の島産のスイカ、最高!
あの赤い橋が眼前に見え始めたらあと2kmでゴール!
ゴール直前もたくさんの応援を頂戴して、いよいよ最後の虹見坂。
ここも走って登って、ゴールゲートが見えてきた。
そして、レインボーアリーナ前で、名物の女性司会者の元気な絶叫ボイスで迎えて頂いて、無事ゴール!
結果としては、涼しい気候になった上に、自身の好調なコンディションで、隠岐の島の多々ある坂道を全部走って登り、11時間19分で完走でき、昨年よりも1時間以上速いコースレコードの更新達成!
3回目の出場になるが、「小さな島から大きな感動を」というコンセプトがピッタリのこの大会で、今年もたくさんの感動を戴いた。
相変わらずの島をあげた歓迎と島民の方々の温かい応援、たくさんの私設エイドで、1年分くらいの『ありがとう!』を1日で言った。
こういう他大会では類を見ない応援と感動をもらえるが故に、リピーターが増え続ける。
また、来年もこうして出場したいものだ。
しかし、今年は紫色の完走メダルで、7つの虹色のメダルが揃うまであと4つなのだが、来年は青色の完走メダルで、2013年にゲットしたメダルの色と被ってしまうので、出場しようかどうか、迷う・・・
隠岐の島ウルトラマラソン:強風で隠岐便欠航も、無事、隠岐の島に上陸!
2019年6月15日土曜日。
待ちに待った3回目の隠岐の島ウルトラマラソンの日がやって来た。
隠岐の島ウルトラマラソンは、数あるウルトラマラソンの中でも応援とおもてなしが素晴らしく、自分も含めた多くのウルトラランナーが「一番おススメしたいウルトラマラソンはどこ?」と聞かれると、「隠岐の島ウルトラマラソン!」と即答する大変リピーターが多い大会だ。
自分は、2013年に出場して以来、しばらくお暇していたものの、昨年2018年に2回目の出場をして以来、その楽しさを再認識し、その応援に感動を覚えたので、今年もエントリーしてこの日をずっと楽しみにしていた。
そんな楽しみを胸に抱きながら、今年は昨年の陸路(新大阪→岡山→松江→境港→隠岐の島)ではなく、空路(伊丹空港→隠岐の島空港)が当選したので、意気揚々と早めに伊丹空港に乗り込み、ツアーデスクに向かうと、同じツアーに参加するランナーと思われる団体がたむろしていた。
「何事か!?」と思って近づいて事情を聞くと、この日の西日本の大荒れの天候により、伊丹空港→隠岐の島空港便が何と欠航になっていた。
他の便は遅延などなのに、隠岐の島便だけ欠航とは・・・
と多くのツアー参加者が途方に暮れて待ちぼうけしているところに、JTBのツアー担当者が慌ててやって来て、急遽、伊丹空港からバスで境港に向かう事になった。
同じツアーには、昨年同室だったスミヤさんと5月の橘湾岸スーパーマラニックでお世話になって毎年隠岐の島ウルトラに出られているサカモトさんと再会し、補助席も使って満席のバスで大雨の中に境港に向かった。
Google mapでバスでの所要時間を調べると、3時間以上かかるが、隠岐の島へ行くための高速船レインボージェットの最終便の時間16時50分に間に合うのか、境港が近づくにつれて車内はヒヤヒヤ。
結局、大雨の中に17時10分頃に境港にバスが到着。
20分も遅れているにも関わらず、眼前にレインボージェットのレインボー柄が見えると、車内から歓声が上がった。
JTBは、さすがにJALは止められなかったが、隠岐汽船は止めてくれた。さすがだ!
大雨の中に荷物を慌てて船内に詰め込んで、20分遅れで境港を出発。
約1時間で隠岐の島に無事上陸。
ツアーの皆さんと共に、ほっとひと安心。
一時は土曜日中に隠岐の島に着けず、日曜日の朝に隠岐の島に移動して、50kmの部にオープン参加になる可能性もあったが、無事、100kmの部のスタート地点に今年も立てそうだ。
雨の中にバスに乗って、前日受付会場のレインボーアリーナへ。
前夜祭を楽しみにしていたが、17時30分から開始していて、我々が到着した頃には、楽しみにしていた隠岐の島ウルトラに毎年出場されている川内選手による選手壮行会&結婚報告会には出られず、最後の頭に残る大会主題歌を唄うセナのライブだけしか聴けなかった。
前夜祭の料理もほとんど食べられており、残念。
夕食は宿泊ホテルでも出るし、川内選手とは月曜日に触れ合えるからまぁいいか。
この日の不運に見舞われながらも、100kmの部の午前5時のスタートに立てるだけで十分だ。
今年も、レインボーアリーナ内で販売されていて、大会当日に着用予定の大会Tシャツと隠岐の島のステッカーを購入。
自分の苗字の「大木」と隠岐の島の「隠岐」のローマ字表記が「OKI」で全く同じため、「RUN OKI」は「走れ大木!」と言われているようなので、去年も購入した。
宿泊ホテルは、今年も恐らく隠岐の島内で一番有名なホテル、隠岐プラザホテル。
島内は宿泊場所が少ないので、必ず相部屋になり、今年も5人部屋で夕食も賑やかにマラソン談義をして早めに就寝。
Less Than Jakeが好き!
2019年6月12日。
木・金は東京出張で、金曜日も東京本社メンバーの送別会があって帰阪は遅くなるので走れなさそうということで、2日連続の大阪城公園ナイトランニング7km。
今日も涼しくて走りやすく、空腹であったこともあって、快調に走ることができた。
臀部痛も最近は無くて、コンディションは万全。週末の隠岐の島ではこの状態のままで迎えたい!
先日終わった全仏オープンテニスのWOWOWのデイリーダイジェストで流れていた曲を聴いていて、「この特徴的な声、そしてツインボーカルは!」と思って、スマホのShazamでその曲を聴かせたら、出てきたアーティスト名は、予想通り、大学生時代に一番聴いていた懐かしの「Less Than Jake」だった。
社会人になってからは久しく聴いておらず、この曲も初めて聴いたが、すぐに分かった。
曲名は「Landmines And Landslides」で、最近の曲のようだが、今も色褪せない良い曲だった。
これを機に大学生時代に聴いていたアルバムを出してきて、mp3にしてそれを聴きながらランしているとテンションが高まった。
これでしばらくランがより楽しくなるな。
Less Than Jake Landmines And Landslides
全仏オープンテニス2019回顧録
今年もテニスの赤土、クレーシーズンがやって来た。
1週目の金曜夜に行われた錦織圭選手の3回戦の試合には感動した。
3回戦のジェレという初めて聞いた選手との戦いはファイナルセットまでもつれ、2ブレイクダウンの0-3の大劣勢に、自分も含めた多くの日本人は諦めただろうが、本人は諦めていなかった。
ここから盛り返してタイブレイクを制して逆転勝ち。
とにかく土壇場での粘りと逆境で諦めないメンタルが彼の持ち味。さすがだ。
そして、基本、錦織選手以外の日本人の試合は観ないのだが、デルポトロvs西岡選手との2回戦も素晴らしかった。
復活したデルポトロ相手にフルセットまでもつれ、最後は力尽きたものの、デルポトロも疲労困憊ながら、勝負が決した直後、西岡選手にお辞儀してハグ。
先に負けた西岡選手がコートを去る時には、疲れてくたくたのハズなのに、トップ選手の彼がわざわざ立ち上がって拍手で西岡選手を見送る姿に感動。
デルポトロは強さだけではなく、紳士的な態度で人間もできている。
彼が怪我から復活したときにも感動したが、今回は彼の振る舞いに感動した。
いい選手だなぁ。
彼の笑顔に人間性が滲み出ている。
全くゆかりのないアルゼンチンの選手ながら大好きだ。
そして、錦織選手は続く4回戦で、地元フランスのルカプイユ相手に、完全アウェーながら、2日に旦る2戦連続のフルセットマッチを制して、さすがのベスト8進出だったが、準々決勝の赤土の王者・ナダルに完敗。
この絶対王者と闘うチャンスに向けて、ここまでで明らかに闘い過ぎ。
最大の敵と戦う前に既に体力が残っておらず、疲れていて何もさせてもらえなかった。
試合前から勝敗ほ見えていた。
全豪オープンテニスでも、ジョコヴィッチとの準々決勝の前に同じような状態に陥り、途中棄権したので、全く同じ展開だった。
さすが、マレーが欠けたビッグ3の壁はいまだに高過ぎる。
グランドスラムのトーナメントで最後まで戦い抜くには、如何にストレートで下位ランクの選手を退けて体力を温存し、2週目に入るかが重要だ。
一体、いつになったら越えられるのか・・・
ベスト4が出揃い、男子はシード4位迄が順当の勝ち上がりで、相変わらずのこの顔ぶれ。
ビッグ3の変わらぬ安定の強さには、毎回、驚愕を覚える。
これまでの実績を見ると、ATPツアーでは若手が活躍しているものの、グランドスラムでは彼らが譲らない。
2006年から10年以上、ビッグ4がグランドスラムのタイトルを席巻し、4人以外でタイトルを獲った事があるのは、デルポトロ、ワウリンカ、チリッチの3人だけという驚異の成績。
まだまだ若手の高い高い壁であり、世代交代を許さない事実を見せつけられて安心した。
試合の合間に流れた特集で他選手が語った彼らの強さの所以は、毎年、最後まで残る体力を備えた安定感stability、他ツアーとは異なるグランドスラム特有の5セットマッチのロングゲームに、2週間に亘るトーナメント戦の戦い方を知っている経験値achivement、戦う前からその名前の大きさに負けた気分になってしまう存在感presence、とのこと。
なるほど、実際に戦った事がある選手達が言う事は違う。
フェデラー曰く、他ツアーは短距離走で、グランドスラムはマラソンみたいなものだそうだ。然り。
全仏オープンテニスの準決勝は、テニスファンの誰もが待ち望んだナダルvsフェデラー。
注目の一戦であったが、ナダルが終始圧倒。
ここまで4年振りの全仏でも強くて絶好調だったフェデラーをストレートで破る恐ろしい程の強さ。
その後のジョコヴィッチvsティームはフルセットでティームが勝ち上がるとは思わなかった。
この日は強風が吹き荒れる悪コンディションで、ジョコはそのコンディションの悪さに文句タラタラで自滅的なカンジ。
みんな同じ条件で闘っているのに・・・
ここが同じ条件であっても文句ひとつ言わず、素直に完敗を受け入れるフェデラーとジョコの違い。
そして、決勝もナダルが圧巻の強さだった。
昨年と決勝同カードで、昨年と違って1セット取られるものの、その後の2セットを驚異の勢いで、全仏オープン12回目の優勝という快挙を達成。
前人未到にも程がある恐ろしい実績成。
ナダルが引退した後でも誰もこの記録を打ち破れないだろう。
さて、次のウィンブルドンは、芝の王子・フェデラーの活躍を期待!
久し振りの大阪港中央突堤&なみはや大橋ラン
2019年6月9日日曜日。
野辺山以来、全然走れていなくて平日の2日に1回の大阪城公園ナイトランニング7kmのみで、土曜日もおサボりしてしまって自己嫌悪。
とてもじゃないけど、月末のサロマ湖で自己ベストを狙えるような練習量ではない。
ということで、日曜日の早朝ランニングは、久し振りに自分の原点でもあるお馴染みコースの大阪港中央突堤の折り返しラン23km。
土曜日から涼しい日が続いており、日曜日も涼しくて日が照っていてもカラッとしていて気持ち良かった。
大阪港中央突堤で折り返した後は、いつものようになみはや大橋を1往復しての坂練。
橋上からの眺めは相変わらず素晴らしかった。
気持ちの良い汗がかけた。
来週の隠岐の島もこんなコンディションだったらいいな。
交野山の観音岩に向けてトレイルランニング
2019年6月2日日曜日。
久し振りに、ジュウザさん主催のイベントに参加して、四條畷〜むろいけ園地〜くろんど園地〜交野山~スパバレイ枚方南のトレイルランニング。
四条畷駅で待ち合わせして、七福神巡りでかつて走って来たことがある四條畷神社の裏の飯盛山から登り始めて、自分にはちょうど良いアップダウンに距離でお揃いのTシャツを来てポージングを習いながら、ゆる~いトレラン。
途中、カキツバタ(杜若)や初めて知った珍しいスモーキングフラワーを見て、心が癒された。
この日のハイライトは、交野市(かたのし)にあるのに交野山(こうのさん)。
同じ漢字なのに、読み方が違うとはこれ如何に。
この山の頂上にある大きな観音岩の上からの眺めは素晴らしく、ここから写された写真を何度も見て、いつか来てみたいと思っていたが、ついにやって来ることができた。
しかしながら、山頂に着いた頃には雨が降り出してしまって、景色はガスっていてイマイチだった。
交野山を下山すると、国道1号線(第二京阪道路)がすぐで、そこにあるスパバレイ枚方南がゴール。
ここスパバレイは、昨年12月の三都ウルトラマラニックの後半の京阪コースの最初のエイドがあったところ。
深夜に訪れて、この第二京阪道路のコースはアップダウンが多い一直線コースで走りやすく、とても練習になりますね、とエイドのウルトラランナーの方とお話した場所で思い出深かった。
ゴール地点にはスーパー銭湯があるし、今度は天気が良い日に1人で来てみたいな。
秋の橘湾岸H部門は9時スタート組!
2019年5月29日水曜日。
週末の異常な暑さはどこへやら、涼しい夜に大阪城公園ナイトランニング7km。
月火の東京出張を終えた後、疲れてしまって火曜日の夜に走れなかったことに自己嫌悪。
野辺山以来、全然走れていない。6月になったら切り替えないと。
2019年5月30日木曜日。
この日も涼しい夜に大阪城公園ナイトランニング7km。
この程、秋の橘湾岸スーパーマラニックのハイパーW320km(H部門)に挑戦する57名が確定したが、そのリストを見てみると、スタート時間が7時でエントリーしたのに、実力者枠の9時になっていて驚き。
おいおい、実力者なんて畏れ多過ぎる。
9時スタート組のメンバーを見ても、諍々たるメンバー。
事務局にお願いして変更できないのか、橘湾岸に詳しいラン友さんに聞いてみようと思ったが、他のランナーが掲示板で同様の問い合わせをしていて、事務局側の回答としては、ランナーの実績と支えてくれるボランティアへの配慮、特に長崎から小浜温泉に到着した後の午後8時迄の待機時間の考慮しての決定のため、ランナー自身の自信が無いからという理由での変更は不可とのこと。
なるほど。
よく考えたら、春の5時スタート組の完走者やDNFした方が秋には2時間遅い7時スタート組に入っているのに、春の7時スタート組で完走している自分が秋も7時スタート組になるワケが無い。
ただ、同じ7時スタート組で一緒にゴールした方が秋も7時スタート組になっている理由が気になるが…
いずれにせよ、これは秋の9時スタートを受け入れて覚悟して臨まないといけないようだ。
これはなかなか厳しい闘いになるが、年内の越え甲斐のある大きな目標が出来て嬉しい。
玉砕覚悟で頑張るしかない!
約半年、これに向けて精進しよう!
キングダム、妖艶な長澤まさみに終始魅了される
2019年5月25日土曜日。
土曜日の日中はお出掛けしていたので、腹にものが入っている状態での大阪城公園ナイトランニング7km。
とても身体が重かった。
しかも、日中の異常な暑さが残っていて汗だく。
この日、比叡山トレイルやビワイチに挑戦しているランナーは大変だ。
野辺山ウルトラは1週間早くて助かった。
2019年5月26日日曜日。
月曜日は早朝から東京出張なので、遅く起き、5月は走り過ぎなので、大阪城公園&中之島公園朝ラン10km。
5月なのに異常な暑さで後半の中之島公園は減速しようとしたら、ちょうど中之島公園のバラ園の薔薇が見頃で大賑わい。
そのため、強制的に減速となった。
しかし、10km走っただけでこの疲れとは、先週よく野辺山を完走したなぁと不思議になる。
暑さが体力を奪う影響は計り知れない。
これから一番苦手なシーズンだが、それだけ乗り越え甲斐がある。
果たして、6月の隠岐の島とサロマ湖はどうなることやら。
それにしても、この週末に観た映画『キングダム』はなかなか面白かった。
原作の絵が苦手なので、どれだけ薦められてもずっと食わず嫌いで、全く知識無く臨んだものの、その面白さは分かった。
舞台は昔の中国なのに、登場人物全員が今風の日本語を喋っている違和感は早々に薄れた。
主人公と相対する最後の敵に坂口拓という映画通しか知らない俳優を抜擢するとはチャレンジングだなぁと思ったが、何よりも長澤まさみが美し過ぎるという感想に尽きる。
同時期に公開しているコンフィデンスマンJPの長澤まさみと相反する全く笑わない妖艶な長澤まさみもこれまた美しい。
重い腰を上げて原作を読んでみたいと思ったが、何十巻とあってハマってしまうのが怖過ぎる。