名古屋ウィメンズマラソンの市山選手の素晴らしい走り、松田選手の無念
2020年3月8日日曜日、朝ランは雨だったので取り止めて、オリンピック最終選考レースの名古屋ウィメンズマラソンとびわ湖毎日マラソンを観戦。
びわ湖毎日のエリートランナー達は大雨且つスタート遅延で散々で可哀想過ぎた。
このコンディションでMGCで奮わなかった一山選手が2時間20分の国内最高タイムを叩き出すとは。
その結果は素晴らしいのだが、やはり可哀想なのは1月の大阪国際女子マラソンで2時間21分47秒で優勝した松田瑞生。
大阪ハーフマラソンの後、松田瑞希選手の優勝インタビューをヤンマースタジアム長居で生で聞いた時に、
「国内でこのタイムより速い選手はいないでしょうから、オリンピックは行けると思います!」
と自信満々に語っていたこともあって、心中察するところがある。無念だろうなぁ‥
夕方になって、大阪城公園を走って中之島を走った。
日暮れ前の中之島の風景は幻想的。
その後は遠回りして安治川隧道を通り、九条にある西区唯一の昔ながらの銭湯である菊水湯へ。
着替えた後はゆっくり走って帰宅17km。
さくら道国際ネイチャーランの中止決定!無念・・・
2020.3.3、大阪城ナイトランニング7km。
2020.3.6、大阪城ナイトランニング7km。
今週、2020年春、というか、2020年の勝負レースとして決定してた、2020年4月のさくら道国際ネイチャーランの中止がホームページで発表された。
4月の長野マラソンなどのレースもどんどん中止になっている情勢のため、覚悟はしていたものの、早過ぎるこの通知にはあまりにもショックが大きくて呆然としてしまった。
自分の今年の目標が無くなってしまって残念過ぎる。
でも、同じ状況のランナーは全国でたくさんいるだろうから、今年は仕方が無い。
ただ、目標が無くなってしまった影響は大きく、決定の通知以来、ランニングへのモチベーションが失ってしまって、仕事もランも身が入らず、在宅勤務で身体がナマっているのに、全く走る気になれなかった。
しかも、さくら道国際ネイチャーラン事務局からの中止決定の案内文には、エントリー代5万5,000円のうち、5万円は返金するものの、来年の大会の優先エントリーは無しとのこと。
選考基準が厳しい本大会に、今年、奇跡的に選考されたのに、これは大ショックだった。
エントリー代は返却されなくてもいいから、来年の優先エントリー権だけはせめて欲しかった・・・
来年迄待っても、果たしてまた選考されるものか・・・
人生はまだまだ長いし、ゆっくり気長に再び選考されるチャンスを待つしかない。
今回は本当にタイミングが悪かった。無念・・・
東京マラソンの大迫選手の日本新記録に感動!
2020.2.29土曜日、ジムで筋トレ&トレッドミルで11kmラン。
2020.3.1日曜日、楽しみにしていた東京マラソンをライブで観戦するために朝7時から大阪城を1周して中之島を走って、中之島の終わりである阿波座辺りまで走り、スーパーホテルに併設されているなにわ天然温泉花乃井へ10km。
レースが軒並み中止になっているので、週末にはスーパー銭湯などを目標に走る事しか楽しみが無い。
日帰り風呂は1,400円と少し高めだが、良い温泉だった。
走った後の水分補給でスポドリを購入したら、もう1本当たった。日曜日の朝からついていた。
さっぱりして着替えてゆっくり走りながら靭公園を横切って帰宅し、一般ランナーの部が中止となり、エリートランナーのみの開催となった東京マラソンを観戦。
大迫選手の後半からの追い上げに、日本新記録の走りは素晴らしかった。
来週のびわ湖毎日マラソンを待つ事なく、東京オリンピックの3人目の代表はほぼ決まりだ。
日中は溜まっている仕事をして夜は大阪城公園ナイトランニング5km。
帰りに谷町六丁目にあるいろは湯に寄ってみた。
大浴場があるだけの昔ながらの銭湯。
サービス充実のスーパー銭湯が多い中、シャンプーやドライヤーなど余計なものは一切無しの潔さ。
看板を見ると、昭和40年と記載があったので、40年以上、開業してるらしい。
髪を乾かせず、湯冷めしそうだったので、早々に帰宅。
しかし、自分が住んでる本町付近には銭湯が少なくて困る。ビジネス街なので、当たり前か。
小江戸大江戸200k以降、軒並み中止の異常事態!
2020.2.28、新型コロナウイルスの影響で木曜日から在宅勤務。
その後に小江戸大江戸200k後の走り始め、大阪城公園ナイトランニング7km。
新型コロナウイルスの影響で、ディズニーやUSJなどと同様に翌日から大阪城天守閣は臨時休業。
もう日本全国異常事態だ。
そして、金曜日にはここまで中止発表の無かった3月にエントリーしていた茨城100kウルトラマラソンと2回目となるとくしまマラソンの中止が決定。
これで3月のレースは全滅が決定。予想はしていたが、やはりこうなった。
ということは、このまま前哨戦も何もないままにさくら道国際ネイチャーランに挑戦することに・・・(開催されるのであれば)。もう不安しかなかった。
・・・というこの時の不安も取り越し苦労。
さくら道国際ネイチャーランに限らず、2020年2月22日23日の小江戸大江戸200kを最後に、これ以降のレースが軒並み中止に。
小江戸大江戸200kにギリギリ出場出来て、本当に自分は幸運だった。
青春18きっぷ2020年春ポスター
小江戸大江戸200k:30時間以内完走は出来ずも走れただけでも感謝!
2020年2月22日土曜日朝8時、新型コロナウイルスの影響で各地の大会が続々と中止になる中、小江戸大江戸200kは予定通りのスタート(2020/2/22、8:00)。
たくさんの出場ランナーで大混雑している蓮馨寺のスタート地点(今であれば3密なので厳禁だ)では準備して荷物を預けた後、ラン友の方々と挨拶したかったが、この大混雑では全く会えず、先日の奄美HANAHANAウルトラランでご一緒したケンゴさんとタカハシさんとだけ簡単に挨拶。
道中でお会いすればいいかとスタート。
実際、小江戸コースではたくさんのラン友さんと再会してご一緒することが出来た。
アベさん、ワカバヤシさん、チッチさん、スズキさん、トクドメさん、イズミダさん、ハセガワさん、ノムラさん、タシロさん。
こうやって全国のラン友さんと再会でき、道中にお会いして会話しながら走る事ができるのも超ウルトラマラソンの楽しみさのひとつだ。
何にもない殺風景な平野を10km走って荒川沿いに出た。
昨年はこの荒川コースが大荒れで、春一番のような強風に見舞われて前に進むのが大変で余計な体力を使ってしまい、この後に影響してしまったが、今年は風ひとつない穏やかさで助かった。
最初のエイド、21kmの吉見エイドに到着(2020/2/22、10:25)。
ここでは鴻巣市在住で、奥出雲のおろちウルトラや日本100マイルクラブのいにしえの道でご一緒したオオコシさんが応援に来られていて再会。元気を戴いた。
この先の荒川土手は、毎年、菜の花ロード。今年も天気が良くてキレイだった。
手島エイド(2020/2/22、11:40)を過ぎて、荒川沿いコースも終盤。
朝にこういった鶏舎があるのどかな場所を走っているのに、夜には東京の都会を走っているというギャップの大きさがこの小江戸大江戸200kの醍醐味のひとつ。
荒川沿いコースを終えて、交通量の多い国道140号線沿いを走って51kmの浄恩寺エイドに到着(2020/2/22、13:50)。
昨年は強風で体力を使ってしまってバテバテだったが、今年は調子が良かった。
そこから国道254号線を延々と走り、小江戸コースの最後のエイド、72kmの唐子エイドに到着(2020/2/22、16:19)。とても順調。
例年、どこで日が暮れてしまってヘッデンの装着が必要になるかで順調かどうかが分かるのだが、今年は85km手前の圏央道川島インターチェンジを過ぎたあたりで、少しだけ例年より速い程度だった。
その後、233kmの部に出場され、今年はご都合でDNFが決まっているために抑えて走られていたハセガワさんに引っ張ってもらって、蓮馨寺に無事ゴール(2020/2/22、18:47)。
ハセガワさんには、毎年、最後の川越バイパスで自分が蓮馨寺に向かっているところに、蓮馨寺を折り返しておかわりして走っているところですれ違って声を掛けてもらっていたので、そんなスピードランナーとご一緒出来て光栄だった。
ハセガワさんは、黒字に白抜きのゼッケンで、その番号が「4」である事からも分かるように、233kmの部で毎年上位に入られるだけでなく、神宮の24時間走でも上位に入られるようなスゴイご実績のランナーで、そんな方と知り合いになれたのがこの大会でのハイライトのひとつだった。
小江戸コース91kmは、10時間40分かかってしまって、目標にしていた10時間以内の走破はムリだったものの、例年より少し速いタイムで戻って来られ、かなり順調だった。
お馴染みのカップラーメンを食べて、上だけ着替えて防寒対策をし、19時30分頃に大江戸コースのスタート。
ここまで順調だったので、意気揚々とスタートするも、なかなか調子が上がって来ず。
例年はこの川越街道を快調に走っていられたのだが、今年は全然調子が上がらなかった。
英インターチェンジの手前のコンビニで「調子が上がらないなぁ」と嘆きながら、座り込んでしまう始末。
いつか調子は上がって来るだろうと待ちながらガマンのランを続けて、無事、約30kmに及ぶ川越街道の終わりを告げる熊野町の交差点に到着。
ここから走りやすい山手通を走り、無事、128kmの成願寺エイドに到着(2020/2/23、0:46)。
今年も長かったぁ。やっと楽しみにしていた鹿カレーが食べられる!
成願寺エイドを出ると、例年身体が冷えるので、すぐに走り出して身体を温める必要がある。
第1チェックポイントの東京都庁前に到着(2020/2/23、1:24)。
さて、ここからが新コース。
地図を見ながらゆっくり代々木駅まで走るも、後続からランナーがやって来たので、ここからはそのランナーについて行く事にした。
第2チェックポイントの新国立競技場に到着(2020/2/23、1:55)。
これが新国立競技場かぁとその大きさに感動するも、次は深夜ではなく、日中に見てみたい。
ここで近くにお住まいの長崎橘湾岸スーパーマラニックや奄美HANAHANAウルトラランでご一緒したカオリさんが応援に来られていて、元気をもらえた。
この後も新コースを1人で走るのは不安があったので、この後も周りの試走を繰り返して新コースを熟知されているランナーについていくことにして、第3チェックポイントの東京タワー(2020/2/23、2:42)、皇居沿いにある北の丸公園に到着(2020/2/23、3:29)。
この後は、新型コロナウイルスの影響で使用できなくなってしまった小伝馬町のエイドの外に出来た簡易エイドまで他のランナーとご一緒し、そこからは単独走(2020/2/23、4:06)。
第4チェックポイントの勝鬨橋に到着(2020/2/23、4:40)。
ここは東京本社がある聖路加タワーが近くにあって、本社に来る時は築地で宿泊していた事もあったので、土地勘もあった。まさか、こうやってこの築地を走る事になるとは思いもよらなかった。
ここからコースを知らなかった事もあって、次のおしなりエイドまでやたらと長く感じた。
新コースが終わって、やっと東京スカイツリーの前のおしなりエイドに到着した頃にはバテバテ(2020/2/23、6:02)。
例年、200kmを通して眠気は無いのだが、相当疲れてしまって、5分程、仮眠するハメに。
仮眠した事で眠気が取れて、おしなりエイドを出ると、午前6時過ぎですっかり夜が明けてしまって明るくなっていた。
あぁ、今年もここで夜が明けてしまった。
ということで、完走時間は30時間を越えてしまうことがほぼ確定してしまいガッカリ。
28時間台で完走した2年前はこの後の浅草寺でも暗かったので、あの頃の調子を取り戻したいなぁと思いながらラン再開。
ここでペースが同じでご一緒したのがゴジラさん。
同じ岐阜県出身で噂に聞いていた方で、各地の超ウルトラマラソンに出場されている有名な方で、ご実績を聞いていると、毎年、さくら道国際ネイチャーランに出場されているとのこと。
自分も今年のさくら道国際ネイチャーランに選出された事を告げると、大変驚かれていて、そのノウハウをいろいろ教えて頂けた。
この方について行けば、さくら道国際ネイチャーランの完走も見えてくる!と思い、この後もついていって、この後の秋ヶ瀬エイドまでほぼ一緒のペースで走らせて頂いた。
このゴジラさんと知り合いになれた事もこの大会のハイライトのひとつ。
5つ目のチェックポイントの浅草寺(2020/2/23、6:44)、最後のチェックポイントの鳥越神社(2020/2/23、7:02)。
この後も調子がイマイチでありながらも、東大赤門前、駒込駅、王子駅、赤羽駅の熟知しているコースを過ぎて、179kmの高島平のエイドに到着(2020/2/23、9:51)。
ここまで全然調子が上がらなかったが、終わりが見えてきてようやく調子が戻りつつあった。
高島平を走って、いよいよ最後の難関、荒川沿いにやって来た。
堤防の階段を上って、これからの延々と続く荒川沿いコースを望む。
「今年も雲ひとつない快晴で、これは暑くなるなぁ」と思いきや、春一番の強風で大荒れ。
この風であれば、雲も無くなるわ、と納得。
荒川沿いコースに入る直前のコンビニで、ウェアを脱いで、飲むアイスも手に持って暑さ対策を万全にしてここに来たのに、この日は全く暑く無く、その代わりに向かい風でどれだけ走っても前に進めなくて、とても苦労した。
しかしながら、強風で歩いてしまいそうなものを、調子が上がって来てここまで満足に走れなかった分、「風に負けるか!自然に負けるか!!」の意気込みでゆっくりながらも走る事が出来た。
そのためもあって、意外と早く荒川沿いコースを走り終え、最後のエイドの秋ヶ瀬エイド191kmに到着(2020/2/23、12:11)。
強風でテントが倒壊するのではないかと思われる程にブルーシートが揺れて心配だった。
ずっと絶不調であった大江戸コースも終盤になってようやく調子が上がってきた。
最後の川越バイパス15km。
初参加の時はこの延々と続く殺風景の川越バイパスが地獄のように長かったが、参加を重ねる毎にこの川越バイパスの攻略方法が掴めてきた。
今年もここで調子が上がって来たので、190kmを越えて一番良い走りが出来た。
しかし、向かい風は相変わらず。強風にさらされながら粘り強く走り、無事、川越市内に入る事が出来た。
市内に入れば建物があるので、強風には晒されずに済んで、ホッとした。
しかしながら、反対方向からは233kmの部に出場のランナーが力強く走って来る姿を見ると、「このコンディションの中に再び強風吹き荒れる川越バイパスに戻っていくとはスゴイなぁ」と感心。負けた気分になってしまった。
そして、観光客で溢れる蓮馨寺に戻って来たゴール!(2020/2/23、14:31)。
小江戸大江戸200k、無事、5年連続の206km完走!
こんな状況の中に通常開催してくれることに感謝しながら、快調に走れた小江戸91kmに比べ、大江戸115kmは本当に苦しかった。
新宿の成願寺からの新コースを試走無しで臨んだ事でその後はゆっくり走らざるを得ない状況で、試走していなかったことを後悔。
最後の難関の荒川沿い&川越バイパスでの春一番の強烈な向かい風に見舞われ、全く前に進まない中で最後まで走れたのが唯一の救いだった。
結局、タイムは206kmを30時間半。
今春の大一番、さくら道国際ネイチャーランで250kmを35時間内での完走に向けて、30時間以内での完走を狙ったが、このタイムはギリギリだ。不安しか残らない結果にガッカリしてしまった。
でも、道中、たくさんのラン友さんや偉大なご実績を持つ先輩ランナーと再会&交流出来て楽しかった。
それに、もう1週間遅かったら、恐らく中止になっていただろう。
現にこの小江戸大江戸200kを最後に、各地の大会は全て中止。
自分はこの前の京都マラソンも小江戸大江戸200kも走る事が出来、ギリギリまでマラソンを楽しむ事が出来た、世のランナーの中でも幸運で、本当に幸せなランナーだ。
軒並み中止になる大会がある中に通常開催してくれた大会側には大感謝!
今回、233kmの部のランナーの雄姿に魅せられたので、来年は233kmの部に調整しようかな。
それもまずは新型コロナウイルスが終息して、普段通りの生活が早く戻ってくることを祈念するばかりである。
小江戸大江戸200k:各地の大会が続々中止の中の開催に感謝!
2020年2月21日金曜日、有給休暇をもらって午前中は残務を処理し、午後から埼玉県川越市へ移動。
今年もこの時期がやって来た。
世の中、新型コロナウイルスの影響でマラソンが続々と中止になる中、小江戸大江戸200kは出場人数が他の大規模市民マラソンと比べて少ないからか、予定通りに開催するという嬉しい知らせを受けて、直前で中止になる事も覚悟しながら移動した。
日暮れに西武新宿線の本川越駅に到着。今年もこの地にやって来れた。
その足でスタート&ゴール地点である蓮馨寺に行き、前日受付完了。
その後、川越の商店街をブラブラするも良さげな店が無かったので、以前から気になっていたホワイト餃子なるものを食べてみた。
なるほど。餃子の王将の餃子がベストだけど、これはこれで具がたっぷりで美味い!
いつも宿泊しているホテル三光に戻り、ゆっくり温泉に入って今週の疲れを癒し、ホテルの1階にあるマッサージで直前のメンテナンスをして就寝。
5回目の小江戸大江戸200k。4月のさくら道国際ネイチャーランで250kmを35時間以内で完走するためにも、ここは204kmを30時間以内で完走、あわよくば2年前に完走した時のような28時間台での完走を目指す!
大江戸コースが新しくなったので、難しいか。
ただ、他大会は中止になる状況の中に開催してくれるだけ有難い。
そんな感謝の気持ちを抱きながら、今年も204kmを楽しむつもりで挑んだ。
204kmの部の過去完走者は、赤字に白抜きのゼッケン。2000番台の若いナンバー程、速いランナー。
ハイパー金龍の証
2019年11月に開催された橘湾岸スーパーマラニックのハイパー部門(H部門)320kmの完走者(ハイパー金龍)の証となる、ウインドブレーカーをゲット。
全国でハイパー金龍の25名しか手に出来ないこのウェア。
果たしてこれを着るタイミングがあるのか、今年の秋の大会に出場する事があれば着れれるかなぁ。
それまでは自宅で飾っておこう。
辛くも楽しかった55時間、後半、眠気地獄で、最大の敵が眠気であったあの55時間を思い出す度に、心が奮い立たされる。
新型コロナウイルスの影響で大変な情勢の中、あんな刺激的な時間を再び味わう事が出来るタイミングがいつやって来るのだろう。
早く当たり前の日常が返ってきて欲しい!
東京マラソンの一般ランナー出場中止を皮切りに・・・
2020年2月17日、新型コロナウイルスの影響で東京マラソンの一般の部の中止が決定。
日本の中で一番大きな市民マラソンが中止になった事をきっかけに、この後、続々と各地のマラソンが右に倣えで中止に・・・
普通にマラソンが開催できたのは、2月16日の京都マラソンや熊本城マラソン、北九州マラソンまで。
自分は京都マラソンに出場でき、ギリギリまで楽しむ事が出来て、本当に良かった。
過去に1回出場した事がある「のとすずウルトラマラソン」や「大田原マラソン」は昨年で終了、毎年出場している「北海道マラソン」はオリンピック開催に伴い、今年は未開催と2020年は例年と違って変動の年だ。
マラソン以外にも楽しみにしていた2020年のスポーツイベントも続々中止・延期。
楽しみがどんどんなくなっていく・・・
京都マラソン:撃沈レースも当たり前のように走れた事の幸せを再認識
2020年2月16日日曜日、4回目の京都マラソン当日。
懸念していた天気予報が当たり、朝から雨。
「久し振りのシャワーランかぁ」と覚悟して、自宅がある堺筋本町から堺筋線経由で阪急京都線に乗って、京都マラソンの日だけ開業する西京極駅で下車して、たくさんのランナーと共に、西京極競技場へ。
この頃、雨がピークだったので、雨を防ぐ事が出来る競技場内は大混雑。
着替えなどをするためのスペースを見つけるために場内をウロウロ。
前夜祭でご一緒した方々とスタート前に落ち合って集合写真を撮ってエールを交換し合う予定だったものの、この大混雑ではムリとなって残念だった。
みんな雨合羽を着て待機している例年に無い光景。
過去3回、ここで待機している間が激寒だったが、今年は雨は降っていたものの、寒くはなくて助かった。
ここでは、福岡から初参戦の橘湾岸スーパーマラニックなどでご一緒したタカマツさんと再会。
午前9時、スタート前には雨が止んだ中にスタート。
まずは嵐山へ向かって走り、嵐山からは登りが始まり、この大会のハイライト・10km地点の仁和寺を通過。
今年もお坊さんの方々が我々を応援。
しかしながら、前半からイマイチ低調で、中間地点の北山通に到着した時のタイムは1時間50分。
これはサブ3.5なんて当然、自己ベスト更新も厳しいなぁと諦めモード。
京都植物園前の八つ橋エイド。大好きな八つ橋のあんこの甘さは美味しかった。
そして、賀茂川沿いへ。
ここはオフロードなのだが、この雨でぬかるんでおり、ロード用のNIKEのズームフライは横滑りしまくり。転んでしまいそうで、確実にペースが落ちてしまっていた。
鴨川デルタを過ぎると、鴨川に名を変えて、ようやく走りにくかった賀茂川・鴨川沿いのコースが終わって、転ばずに走れてホッとひと息。
ペースが落ちてしまった分を取り戻すために、京都御所の前辺りからペースアップ。
最後の京都大の百万遍交差点を右折して今出川通りのダラダラと長い登り坂をは知って折り返し、京大病院の前を最後の力を振り絞ってのラン。
かなり疲れてようやく前方に平安神宮の赤鳥居が見えてきた。あと少し!
無事、ゴール!4回目の完走!!
完走タイムは、3時間39分で、3時間40分を切るのがやっとだった。
スタート直後に雨が止んで暑くもなく寒くない絶好のコンディションだったのに、終始低調且つ賀茂川沿いのぬかるんだオフロードでNIKEのズームフライが横滑りしまくり、撃沈レースで情けなかった。
無念の想いで着替えて、再びおいでやす広場へ。
雨で濡れて冷えた身体に、ランナー全員に振る舞われるこの白味噌の味噌汁は美味しかった。
おいでやす広場で休みながら、スタート前とレース中にもお会いしたタカマツさんとお知り合いのハリーさん(日本人)と合流し、お互いの健闘を讃え合ってビールで乾杯!
お二人共、九州から来られているので、みやこメッセから3人でタクシーに乗車して京都駅へ直行した。
京都駅でお二人を見送って、自分は京都駅からJRで帰宅。
勝負レースとして臨んだのに、散々な結果で残念だったが、前夜&完走後にラン友の方々と再会出来て楽しかった。
今後も今年のいくつかの大会で再会できるだろうと思ってお別れしたのだが、京都マラソンの翌週に発表された、コロナウイルスの影響に伴う3月1日開催の東京マラソンの一般の部の中止を皮切りに、全国の大会が横に倣えでこの大会以降の全てのマラソンが中止になろうとは、この時思っても見なかった。
そんな情勢の中に、この京都マラソンを走ることが出来ただけでも幸運だった。タイムなどで今やどうでも良い。
無念な想いをされているランナーの方々のお気持ちがよく分かるので、我々だけギリギリ楽しめて申し訳ない気分だ。
当たり前のように走る事が出来た幸せを今更ながら再認識。
再び当たり前のように走れる日が早く来ますように・・・
https://www.navitime.co.jp/coursebuilder/course/0e8c56945a5248748a017fdd104d8584
京都マラソン:四条で前夜祭!
2020年2月15日土曜日、京都マラソン前日。
2014年に初当選し、2016年、2017年と走り、ここ2年間は落選し、今年4回目の当選がやっと叶った(ここ2年間は、同日開催の熊本城マラソンへ出場)。
2017年ではフルマラソンの自己ベスト、3時間35分で完走出来たので、勝手に相性が良い大会と決めて、今回は自己ベスト更新を目指していた。
前日受付のために、地下鉄東山駅で下車して、会場のみやこめっせへ。
この平安神宮の赤鳥居を見るのも2年振り。
会場の入り口では、新型コロナウイルスの影響でマスク着用と消毒が必須。
この頃はまだ中国人ランナーの自粛をお願いする程度で、開催自体に影響は無かった頃だった。
京都マラソンの特徴は、参加賞がTシャツではなく、オリジナルbuffであるところ。
この非売品のbuffが欲しいのが、毎年エントリーしている理由のひとつ。
これで4枚目をゲット!
全国のマラソンで、これを装着しているランナーを見掛けると、何年の京都マラソンに出場していたことがひと目で分かるようになる。
前日受付終了後のおこしやす広場では、みたらし団子に、スパイスカレーを食し、お口直しに辻利のグリーンティーを食べた。
スパイスカレーも美味しいが、この漬け物も美味しい。
自分は、カレーはもちろん好きだが、福神漬も好き、いつも大量に入れるタイプだ。
この後、四条で17時に待ち合わせをしていたものの、早めに前日受付が終わってしまったので、歩いて四条へ向かった。
それでもまだ時間があったので、明日に備えて、四条のマッサージ店で弱点である腰の張りをほぐしてもらった。
そして、昨年9月の島根県浜田のやさかウルトラマラニックで知り合った、京都在住のはるぴーさんに誘って頂いた前夜祭に参加の為に、17時に京都マルイの前で待ち合わせて、四条の裏道にある焼肉店へ。
マラソン談義をしながら、とても楽しい時間だった。昨年12月の大阪マラソン前夜祭のデジャブ。
4回目の京都マラソン、自己ベスト更新なるか。
今年の小江戸大江戸200kの大江戸コースは新コース!
2020年2月11日火曜日、建国記念日で祝日だったので、日中は溜まっていた仕事をして、夜に大阪城公園を走った後、京橋の方に走って行き、京橋駅近くの銭湯・ユートピア白玉までランニング10km。
堺筋本町の自宅近くには銭湯が無いので、自宅の近くに銭湯があるって本当に羨ましい。
2020年2月13日木曜日、大阪城公園ナイトランニング7km。
2020年2月14日金曜日、大阪城公園ナイトランニング7km。
今週、来週末の小江戸大江戸200kの案内がやって来た。
HPで発表のあった大江戸コースの新コース、そして新しいチェックポイント。
新宿の成願寺の後、東京都庁のチェックポイントを過ぎた後のコースがガラッと変わってしまった。
東京都庁→新国立競技場→東京タワー→北の丸公園→勝鬨橋→浅草寺→鳥越神社
エイドも、皇居沿いのこあしすエイドがなくなり、古伝馬町エイドに変更。
東京近郊に住まれているランナーは度々新コースを試走されているのをFacebookで見ていたが、大阪に住む自分は試走などできないので、地図を見てイメージするだけ。
大学時代に6年間、東京に住んでいたが、地図を見てもイメージなどできず、やはり走ってみないと分からない。
2016年大会から出場して今年で5回目の出場で、せっかく全コースを覚えて地図を見ずに走れるようになったのに・・・
試走が出来ずに不安しかないが、今年は地図を見ながら同じペースのランナーについていって、深夜の都内をゆっくり走ろう。
大阪今昔巡りマラニック:大阪市内には走らない場所がまだまだたくさん!
2020年2月7日金曜日、大阪城公園&中之島公園ナイトランニング10km。
2020年2月8日土曜日、大阪城公園ナイトランニング7km。
2020年2月9日日曜日、2020年に入って2回目となる日本100マイルクラブさんのイベント「大阪今昔巡りマラニック」に参加。
先日の大道・竹内街道マラニックで主催者のマリリンさんにお誘い頂いたので、奄美HANAHANAウルトラランと京都マラソンの間で空いていたこの日に直前にエントリー。
大阪環状線の桃谷駅に集合して、今回もマリリンさんとナビさんの案内でゆっくりのんびりラン。
まずは桃谷駅からすぐの御勝山(おかちやま)古墳。こんな環状線の駅からすぐのところに古墳があるとは知らなかった。前方後円墳なのに、真ん中が道路でなくなってしまってただの丘になっており、その面影は無し。
頂上には三角点があるらしいが、古墳なので柵があって登る事は出来ず。
そこからは天王寺の駅前のてんしばへ。
天王寺動物園の前に、冬はスケート場が設営されていた。
先程の御勝山という低山に続き、天王寺公園の裏にある茶臼山という低山にも立ち寄った。
低山なのに、ちゃんと三角点がある。
大坂夏の陣での真田幸村の公激戦地であり、真田幸村が戦死した地として有名だそうだ。知らなかった。
そこから通天閣・新世界を走って大阪湾に向かって走る。
次は大正区にある低山・昭和山へ。
大正区役所のすぐそば。何度か昭和山がある公園の前を通った事があったが、ここが山だったとは知らなかった。
頂上からの景色はなかなかのもので、これから行く自分も大阪港中央突堤の往復ランの復路でしばしば走る青色が外観が目立つ千歳橋やその先のなみはや大橋などが見えた。
昭和山がある千島公園内には、春の訪れを知らせる水仙の花が咲いていて綺麗だった。春近し、春遠からず。
千歳橋をのんびり歩いて渡る。素晴らしい天気で、まさにマラニック日和。
次はお馴染みのなみはや大橋を走って登り、最高点からの絶景。
先程までいたあべのハルカスに、渡って来た青色の千歳橋。奥には生駒山系。
自分の脚だけでここまで来られるっていいよなぁ。
そして、南には二上山や葛城山、金剛山などのダイヤモンドトレイルが広がる。
大正区から港区に入り、この辺りは自分のランニングコースで庭でもある。
海遊館がある天保山公園に行って、日本一の低山・天保山へ。山頂4.53m。三角点あり。
大阪市内の低山を巡り、これで4山を登頂!
大阪港駅前のうどん屋でカツ丼を食べた後は、歩いては渡れない南港へ大阪中央線に乗って渡り、次のコスモスクエア駅で下車し、大阪港中央突堤に何度も走ってきているうちにずっと気になっていた平成25年3月末に閉館した「なにわの海の時空館」にも立ち寄った。
莫大な建設費用がかかった事が容易に分かるこんな特徴的な建物が使用されずに今も残っているとは・・・
大阪南港まで来たので、ここからは折り返して天王寺まで大阪南港にある工場などの工業地帯や物流会社の倉庫などがある辺りを走って戻る。
新木津川大橋。大阪市内の渡船巡りをした時に渡ったが、この螺旋状の歩道はランニングの良い練習になるなぁ。
この二重螺旋の下には、木津川飛行場跡地が。ここに飛行場があったとは知らなかった。
めがね橋をも言われる千本松大橋を渡って、西成区の市街地へ。
大阪市内の低山5つ目の帝塚山。住宅地のど真ん中に帝塚山古墳があってびっくり。
西成区の裏道をのんびり走り、阿倍野神社に立ち寄り、最後の大阪市内の低山6つ目、聖天山(しょうてんやま)に到着。
聖天山の山頂には正圓寺(しょうえんじ)へ立ち寄ったものの、17時を過ぎてしまい、何は入れず。「天下茶屋の聖天さん」と言われているそうだ。
しかし、大阪市内に6つも低山があるとは知らなかったなぁ。
日が暮れ始め、眼前にあべのハルカスが見えてきて、天王寺駅前の「湯処あべのはし」でゴール。結局、40kmくらい走った。
後半、雪もちらつき始めて、汗冷えでかなり寒かったので、温泉ではゆっくり温まって最高の気分だった。この後の打ち上げでのビールもとても美味しかった。
長年大阪に住んできていろいろなところに自分の脚で行って行き尽くした感があったが、まだまだ知らない場所がたくさんあった。
それらをゆっくりのんびり巡れて楽しい1日だった。