長野マラソン希望RUNのオリジナルBuffをゲット
2020年12月15日火曜日、大阪城公園ナイトランニング。
毎週火曜日夜21時30分に大阪城公園の噴水前に集合しての集団走で公園内をぐるぐるゆっくり走って12㎞。
今冬一の寒さだったが、走っていれば気にならなかった。
ランナーは寒さ知らず。
身体を動かしていると新陳代謝も高くなるので、冬になっても冷え性知らずだ。
冬になっても朝起きると寝汗が凄いくらい新陳代謝が激しいので、例年寒さへの耐性が強くなっている。
この日、長野マラソンのオンラインマラソン(長野マラソン希望RUN)で42.195㎞を走った完走者の中から抽選で、大会オリジナルのBuffが当選した。
コロナ禍で大会が軒並み中止の中、ただ中止にするだけではなく、こうやってオンラインに切り替えてくれたり、延期にしてくれたりと大会側も最大限の配慮を検討してくれている。
我々ランナーは当たり前のようにマラソン大会に出場していた在りし日の有難さを再認識しながら、来る日に向けて走力を維持しておかないといけないと痛感した。
養老山脈トレイルランニングレース、トレランの難しさを痛感
2020年12月11日金曜日。
このコロナ禍で久し振りのレースとして、軒並み都市型のフルマラソンや各地のウルトラマラソンなどのイベントが中止になる中、小規模である事もあって予定通り開催される「養老山脈トレイルランニングレース」に出場するために、仕事を早めに終わらせて感染予防対策をして新大阪駅へ。
名古屋駅まで行き、JR東海道線で地元の岐阜駅を通り過ぎて、大垣駅へ。
翌朝はかなり早いので、早めに寝たかったが、会社の同期とのオンライン飲み会があったため、久し振りに再開してグダグダ喋っていたら、いつの間にか0時を過ぎてしまっていた。オンライン飲み会は意外と楽しいが、終わり時が無くて長時間かかってしまうのがたまに傷だ。
受付会場は養老公園で、受付開始は午前5時半ということで、事前に調べたら、最寄りの養老駅に養老鉄道の始発で行っても間に合わない事が発覚し、朝4時起きで準備して、大垣駅前からタクシーで養老公園へ。
大垣駅から結構遠くて、約5,000円かかった。これは交通の便が悪い。選手の方々はみんな車で来られていた。
そうか、トレイルランニングのレースはそういうものなんだな、と痛感。
自分がこれまで経験してきた交通の便が良い場所で開催される都市型マラソンや地方であっても大会側が配送バスなどを手配してくれているウルトラマラソンなどとは違う。
ここ養老公園内には養老天命反転地という、反転しているモニュメントが設置されている公園がある事で有名。地元が岐阜でありながら、まだ来た事が無い。
夜が明け始めた中で受付を済ませて、準備して荷物を預けて、ゴール地点である養老公園からスタート地点の多度大社前に向かうために、ブロック毎で決められている養老鉄道の電車に乗って集団で移動。自分は午前6時39分発の電車で移動した。
ほぼ選手しか乗っていない養老電車で移動して多度駅に到着した後は、ゾロゾロとスタート地点の多度大社前へ。
感染予防対策のためにウェーブスタートなので、トップ選手達のグループのスタートを見送って、自分がいるグループIもスタート。
多度大社前をスタートして、多度峡を走って行くと、早速、登りが始まった。
序盤でもあり、緩やかな登りだったので、走って登る。
走って登る事は出来たものの、日頃の練習不足もあってそれが続くワケも無く、そのペースは遅くなってしまった。
とても走って登る事が出来ない坂道を登った先に電波塔があり、その下で視界が開けた。
伊勢湾と鈴鹿山脈などの景色を見ながらひと休み・・・したいところだが、後ろからどんどんランナーが来るので、焦ってしまって休んでなんていられない。
道中、大会側が準備してくれたメッセージがあって、一時、疲れや辛さを忘れられる。今まで参加したレースの中では経験した事が無くて新鮮で、嬉しい配慮だった。
10㎞程行くと、絶景ポイントのパラグライダー発射台に到着。
快晴でもあって素晴らしい景色だった。
広大な濃尾平野に、手前から揖斐川、長良川、木曽川の木曽三川が望めた。
これはこの絶景を見ながらゆっくり休みたい気分だったが、今回はレースであり、制限時間もあるので、残念だけど、早々に再出発。いつかまたここに来てゆっくり眺めていたい。
そこからは下り基調の林道を延々と走って、中間点で唯一のエイドである庭田山頂公園に到着。20㎞走って初めてのエイド。やはり、トレイルランニングは、2.5㎞毎や5㎞毎にエイドがあるロードのマラソンやウルトラマラソンなどとは異なり、厳しい事を実感。
ここで食べたミカンが甘くて美味しくて、たくさん食べた。
さて、ここから養老山脈の縦走が始まった。
ここからが本番であった事を後から知った。
「この先にお楽しみがありますよ」とスタッフから聞いていたので何だろうと思っていたら、こういうことだった。階段祭り・・・
ここから延々と小刻みなアップダウンが続いて階段の連続。
金剛山の丸太階段の階段地獄とは異なり、こちらは一部崩れかけの木製階段があったりなどで登り難く、それがずっと続くので先が見えずに疲労困憊。かなりキツくて、どんどん後続のランナーに抜かれて情けない限りだった。
養老山山頂の手前で見えた景色が唯一の癒し。
ようやく養老山858mの山頂に到着。山頂は森の中だった。
標高は全然高くないのに、ここまでの縦走路のアップダウンで疲労困憊だった。
「ここまで来たら、あとは下り!」と思っていたら甘かった。
小倉山という短い登りを登ると、ゴールまであと少し。
小倉山からの眺め。
小倉山からはほぼ下り。
下りは得意なはずなのに、大きな石がゴロゴロしていて足の裏が痛くてうまく走れず、ダラダラ下って、ようやく養老公園が見えてきて下界に戻ってきた。
ゴールも間近で大会側のメッセージが嬉しかった。コロナ禍にレースが中止になってモヤモヤしているランナーのためにこういった準備してくれてありがとう!、と言いたいのはこちら側だと思った。
養老公園の入って、有名な養老の滝に到着した。
岐阜が地元でありながら、来た事が無かった養老の滝を初めて見た(居酒屋の養老乃瀧は何度か行った事があったが)。
これが滝の水が酒に変わってそれを孝行息子が父に与えたとか、滝の水を飲んで病気が治ったり、若返ったりするなどの伝説が残る養老の滝か。
ゴールまでもうすぐ。園内は紅葉のベストシーズンでとても綺麗だった。
そして、今朝受付をした園内の広場に到着。
坂道を駆け下りて、ゴールゲートをくぐってゴール!
結局、41㎞を通して全然走れず、特に養老山に向かう稜線のアップダウンに四苦八苦。登りでも下りでもたくさんのランナーに抜かれて、やはりトレランは苦手だと自信喪失してしまい、最後までやる気が出来ずにダラダラしてしまい、結局、7時間もかかってしまった。
計らずも2020年最後のレースになってしまい、そのレースもこの体たらく。
昨年は充実していて、11月には橘湾岸スーパーマラニックで320㎞を完走して達成感に溢れる中で2020年を迎える事が出来たが、2020年の年の瀬にこんな事になるとは思いもしなかった。やりきった感がまるで無い1年だった。その落差が凄い。
そんな気持ちなのは自分だけではなく、全国のランナーがそうだろうなぁ。
今年は諦めて、2021年は2019年の最高の状態に戻すことを目標にして頑張ろう。
午前中は天候が良かったのに、午後になるにつれて、山頂では雪もちらつくような天候になり、ゴール後も寒風が吹き荒び、汗冷えの身体には寒過ぎて早々に着替えて帰路に着いた。
新型コロナウイルスの影響で、昨年末以来、帰省出来ていない。もうすぐ1年経ちそうだ。
冬になって第二波が来ていて感染者数が増えてきていることもあって、当面帰られそうにない・・・
帰りの養老駅で桑名に向かう電車を待っている間、駅前にある土産物店で養老の名産のひょうたんの御守りと養老サイダーを購入。
タイミング良く、2020年3月に運航開始した特急「ひのとり」に乗る事が出来てテンションが上がった。これで2回目だ。
9月に福島と仙台に行って以来、久し振りに遠征した。
やはり、こういった非日常は楽しいし、刺激があるし、生きる活力・楽しみになる。
早くかつての日常が戻ってきて欲しいものだ。
宇多田ヒカルの「One Last Kiss」はLPで即決!
2020年12月8日火曜日。
火曜日恒例の21時半に大阪城公園の噴水前に集合しての大阪城公園ナイトランニング12㎞。
仕事もバックグランドも全く異なる方々なので、仕事や職場の話になると入って行けず、後方からのんびりラン。こうなる事は覚悟の上だし、自分は走れれば良いので問題無い。
この日は大阪城公園の内周から見た大阪城が綺麗だったので、立ち止まって撮影。
2020年12月10日木曜日。
大阪城公園ナイトランニング7㎞。
帰りにファミマで、ジョージア料理として有名なシュクメルリを購入。
以前、松屋で期間限定で出されていて大人気だったとのことで食べてみたいと思っていたので、ようやくありつく事が出来た。
これまでには食べた事が無いようなシチューにご飯を混ぜて食べるような料理。自分的にはそれ程では・・・
2021年12月9日に公開延期となって2021年1月23日公開予定に迫った「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のテーマソングが宇多田ヒカルの「One Last Kiss」が決定。
前作の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の内容は?だったが、そのテーマソングの「桜流し」は宇多田ヒカルの歌の中でも大好きな曲なので、こちらも早く全部を聴いてみたい。
その上、CDとLPのジャケットの写真が良かった。この2つを見て、綾波レイ好きな自分は、LPを持っていないのに、LPの予約を即決。部屋に飾っておこう。
クリスマスツリーを見ながらランニング
2020年12月6日日曜日。
年末も迫ってきて、天満橋の大川沿いと中之島公園内に設置されている3つのクリスマスツリーを見物しながらのラン。
大川沿いの熊野街道の起点を示す石碑の前のツリーは青色。
中之島公園内のツリーは紫色。
中之島中央公会堂の前にあるツリー。ライトアップされた中之島中央公会堂がバックにあって絵になる。
2020年12月4日に大阪・ヤンマースタジアム長居で開催された陸上日本選手権の長距離種目が面白かった。
男子10,000mでは相澤晃選手が大迫傑などを置いていき、驚愕の日本新記録達成、女子10,000mでは新谷仁美選手が3位以下を周回遅れにする激走で日本新記録達成という快挙。
中でも女子5,000mの田中希実選手と廣中璃梨佳選手のデッドヒートの末に田中選手が振り切っての優勝。
東京オリンピックで期待の選手達だ。果たして世界の選手達に通用するのだろうか。2021年に開催されるかどうかが分からず、照準を合わせられない事が残念でならない。
紅葉のベストシーズンに生駒山縦走を堪能!
2020年12月5日土曜日。
この日は日本100マイルクラブさんの生駒山縦走のマラニックに参加させて頂いた。
生駒山は何度も登っているので新鮮味は無いのだが、11月末の赤目四十八滝と曾爾高原のマラニックが中止になった際にお誘い頂いたので、参加させて頂く事にした。
このご時勢でこういったイベントがあるだけ有難いので、新鮮味が無いなど贅沢は言っていられない。
早朝に夢グレの試走のゴールでもあった、大和川沿いのJR高井田駅へ。
参加者は4名で太陽の道ウルトラマラニックや夢グレの試走などでご一緒したワタナベさんやミヤニシさんがおられた。
マリリンさんとナビさんを含めて6人で高井田駅の裏の信貴山から登り始める。
基本ラン無しで、歩きで生駒山を縦走するイベント。
オンロードの登りを歩いて信貴山ののどか村キャンプ場に到着。
ここに来るのは2回目だ。
開運橋の上から開運バンジーがあり、バンジージャンプが出来る。初めてここに来た時に、こんな身近にバンジージャンプが出来る場所があることを知って驚いた。
朝護孫子寺と言えば、コレ。大虎と小虎。
境内は紅葉のベストシーズン。赤色と黄色の素晴らしいコラボレーション。寺社の朱色や雲ひとつない青空とも合う。
朝護孫子寺の裏から登りの階段があることを知らなかったが、そこを登ると信貴山の山頂に到着。
信貴山の山頂からの眺望。快晴の登山日和なだけあって、素晴らしい眺めだった。
山頂には、日本三大梟雄(きょうゆう、傍若無人・暴れ者)として知られる松永久秀の居城として知られる信貴山城址の石碑があった。
年明けのNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」で、松永久秀演じる吉田鋼太郎さんが織田信長に謀反したものの攻められて自刃(じじん、切腹のこと)した回の最後のその回で舞台になったゆかりの地として、この石碑が紹介されていた。
信貴山城址から少し下ると、松永久秀の屋敷跡があり、そこから再び登って高安山に到着。
高安山の西信貴ケーブルカーには寄らずに、紅葉を楽しみながら縦走開始。
十三峠に到着。
その先にある、鐘の鳴る展望台に到着。ここでひと休み。
展望台からの眺め。青空で最高のコンディション。この日はポカポカ陽気で12月とは思えないくらいの暖かさだった。
鳴川峠を過ぎて、ぼくらの広場を過ぎると、お馴染みの暗峠に到着。
峠の茶屋すえひろがお休みということで、鐘の鳴る展望台で昼食を食べてしまったが、すえひろは開店していた。ここで名物の野菜カレーを食べたかったなぁ。
暗峠から再び縦走路へ。
途中の展望台からの眺めも素晴らしい。この後の生駒山上遊園地からの眺めも期待、
奈良県側の眺め。
大阪側の眺め。関西平野の素晴らしい眺め。
生駒山上に到着。何度もこの道を通っているが、鬼取山の山頂を示した看板があるのを初めて知った。
普段、山下の下界から眺めている生駒山上のテレビ塔の真下にいることを思うと感慨深いものがある。
冬季休園中の生駒山上遊園地内には日本最古の飛行塔がある。
顔を上げると素晴らしい真っ青な青空。癒される。
生駒山頂を示す三角点の場所をナビさんに教えて頂いた。何と遊園地内の遊具の中にあるとのことで驚いた。これまで何度もここに来た事があったが、三角点の場所は知らなかった。
自分が一番好きな生駒山上遊園地の展望台からの眺め。
ちょっとガスっているけど、素晴らしい眺望だった。
パノラマ撮影。
これまではここから宝山寺方面に下って生駒駅でゴールしているが、生駒山の縦走路はまだ続く。
遊園地内は以前来た時に工事していたところが終わっていて、駐車場から遊園地に向かう乗り物が出来ていた。
そこから更に生駒山縦走路を進んだ。
生駒ボルダーのコースも一部通って進み、生駒山麓公園の生駒ボルダーのスタート地点である灯篭ゲートの前も取って先に進んだ。
生駒山縦走路の道案内の看板があるので有難かった。
大阪府民の森のむろいけ園地を通過。
ここも過去に縦走した時に通ったけど、室池というのを知らなかった。
むろいけ園地から四条畷市立野外活動センターの横の山道を下って、田原台の団地へ。
この山道もここも紅葉が綺麗で素晴らしかった。
下田原西の交差点を左折すると、飯森霊園に到着。
広い飯森霊園の中に次のほしだ園地に向かう山道があるので、これは知っていないと分からない。
飯森霊園の中でひと休みしているうちに、日が暮れ始めた。
歩いて縦走するとは知らず、日が暮れるのを想定していなかったので、ヘッデンを持参しなかったことを後悔。ご一緒した方々のヘッデンを頼りにほしだ園地に向かった。
ほしだ園地に着いた頃には真っ暗で、我々以外でトレッキングを楽しむ方々などいなかった。
楽しみにしていた久し振りの星のブランコもこの時間では通る事が出来ずに残念だった。
本来は枚方駅まで行く予定だったが、私市(きさいち)市を走って、京阪交野(かたの)線私市駅の先にあるJR学研都市線の河内磐船駅がゴール。
「みんなでコロナ対策に全集中」。
ここにも巷で話題の鬼滅の刃の影響があって笑えた。
8時にスタートして19時前にゴール。生駒山縦走路約40㎞を丸一にかけて歩いた。
最後に星のブランコを渡れなかったのは残念だったが、それを補って余りある最高の山日和の快晴とベストシーズンの紅葉が素晴らしくて、とても癒された。
それに、走って先を急ぐのではなく、たまにはこうやって同志とゆっくり歩いて自然に触れ合うのも楽しかった。
大阪アラートで通天閣もレッドに
2020年12月4日金曜日。
仕事を終えてこの日は松屋町筋を南下。
松屋町筋の終点、天王寺動物園に到着すると、冬になって第3波が来て新型コロナウイルス感染者が全国的に増え始めて、遂に大阪アラートが赤に戻ってしまった通天閣が望めた。
赤い通天閣。危機感を感じさせる異様な雰囲気を醸し出していた。
21時になるのと同時に、通天閣のライトアップは消灯。
帰りは御堂筋を北上して、再びイルミネーションラン。
戎橋のお馴染みの風景も人通りはまばらだった。
本町から松屋橋を南下して通天閣に行き、帰りは御堂筋を走っての往復ラン8㎞。
第3波により、当面は元の生活に戻る事は難しそうだ。
早く落ち着いて欲しい事を願うばかりだ。
オンラインマラソンの地元特産の参加賞が嬉しい
2020年12月1日火曜日。
この日も21時半に大阪城公園ランナーの方々と合流して、大阪城公園内をナイトランニング12㎞。
約10人もおられて、この時間に集団走。平日の夜にこの人数が集まるのはスゴイと驚いた。
この日、オンラインで申し込んでおいた、とびしまウルトラマラニックから参加賞のミカンが送られてきた。
大変嬉しいが、独り身にこの量はかなり多い。せっかくの貴重な瀬戸内のミカンなので、腐らせないように早く食べねば!
今年は大会が全て中止になったものの、オンラインマラソンに切り替える大会が多く、一部は参加賞や完走賞をもらえる大会があり、地元特産のものをもらえたりするので、とても嬉しい。
参加賞や完走賞の有無をチェックしながら、多数のオンラインマラソンにエントリーした。
地方の見知らぬ土地を走るという刺激が無くなってしまって残念だが、このご時勢であっても大会側が準備してくれているのは大変有難い。
早くこれまでのようにマラソンで地方に行くことが出来るようになって欲しい!
夢グレ試走6回目:久し振りのダイヤモンドトレイル、紀見峠~水越峠~下赤坂の棚田~滝見不動駅
2020年11月29日日曜日。
この日は関西夢街道グレートRUN(夢グレ)のスタート地点である紀見峠をスタートして、ダイヤモンドトレイル(ダイトレ)をトレイルランニングして金剛山に登り、先日の日本100マイルクラブさんの試走のスタート地点だった水越峠を経由して大和葛城山を登る・・・という計画を立てていたが、夕方に梅田で用事が出来てしまったので、時間を読めない山であることもあって、遅くなりそうだったら、無理をせず、水越峠で止めよう、という計画で、朝、堺筋本町から堺筋線で天下茶屋へ行き、そこから南海高野線で紀見峠駅に行った。
ここが有名な夢グレのスタート地点。
自分もかつてダイトレを逆コースで走って、ここ紀見峠をゴールとして、この駅から帰阪したことがあるのを思い出した。今回はここがスタート地点だ。
天気は快晴の絶好の山登り日和の中に紀見峠駅をスタート。
紀見峠は標高400mの場所にあるので、ここからの紀見峠の集落や橋本市の眺めも素晴らしかった。青空が広がり、寒くも無くて、最高のコンディションだ。
夢グレのコースを辿って、紀伊見荘の前を通り、ダイトレのスタート地点に向かう。
夢グレ本番では他のランナーと一緒なので、コースを覚えておく必要など無いのだが、今回は1人なので地図を見ながらスタート。
いきなり道を間違えながら、ダイトレまでのコースを進み、途中、かなり急峻な坂道でいきなり歩かされて、無事、ダイトレの入り口に到着。
その手前にはダイトレの続き、岩湧山の山道のスタート地点があった。
紀見峠から先の岩湧山の方へのダイトレのコースは行った事が無いので、いつか行ってみたいものだ。
ダイトレは、道中に看板や石碑が多数あって親切であり、まず迷う事が無いから世代・レベルを問わずに楽しめる山道だ。
ダイトレを登り始めると、反対側から降りて来られる方もいて、山のマナーである挨拶をしてすれ違う。一体、何時から登っていたのだろうと不思議に思った。
最初のポイント、山ノ神に到着。
ダイトレはこの先もこういったポイントが多数あるので、地図を見なくてもどの辺りかを知れるので有難い。
ここまでなだらかな登りだったが、階段の連続がやって来た。
紀見峠に向かう下りで階段の連続があった事を覚えていたので、覚悟していた。
でも、登り始めたばかりなので、軽い足取りで長い階段をクリア。
山道では少しずつ紅葉が進んでいた。視界が開ける場所は少ないので、景色を楽しむ事はあまりできないが、枯葉の絨毯の上を走って、とても気持ち良かった。
西ノ行者、タンボ山、杉尾峠を過ぎて、行者杉に到着。
ちょっと休憩して先へ。国道310号線が走る金剛山トンネルの上を通って神福山に登り、千早峠に到着。
ここの登りの周囲は笹だらけ。
千早峠を過ぎて登っていると、前方から日本100マイルクラブさん主催のマラニックで何度かご一緒し、先日の夢グレにも初出場されたナトリさんが前からやって来た。
何て奇遇。みんな、身近でこんな良い練習が出来る場所があるので、考えることは同じだと思った。
せっかくお会いしたので、先日の夢グレの奮闘話をお聞きした。
ナトリさんは紀見峠をスタートした後、残念ながら最初の難関である琵琶湖沿いの石山寺への関門時間・2日目の午前5時までに間に合わず、DNFされたとのことだった。
やはり、初出場者にとって、石山寺に2日目の午前5時までに到着するのが目標であることを再認識。
いろいろお話を聞きたかったが、お互い止まっていると汗冷えしてしまうので、10分程、お話してお別れした。
次は高谷山、中葛城山に登った。ここから橋本市や五條市の街並みが望めた。
その前にお馴染みの丸太階段の連続もあり。
そして、大阪府民の森・ちはや園地に到着。
紀見峠からここまで約2時間半くらいだった。
水越峠から金剛山山頂までの丸太階段地獄に比べたら、紀見峠から金剛山山頂までのコースは大したことが無く、全然辛くなかった。
休憩所の自動販売機で温かい飲み物を買って、冷えた身体を温めた。
ダイトレのコースとしては、金剛山の最高点には行かないのだが、今回はせっかくなので、ダイトレのコースを外れて金剛山の最高点にある葛木神社まで行ってみる事にした。
鳥居をくぐって、葛木神社へ。
そこからは遠くに奈良県の吉野や大峰山、近くには大和葛城山が見えた。
金剛山最高点1,125mにある葛木神社に到着。
ダイトレのコースに戻って、水越峠へ向かった。
延々と続く丸太階段。金剛山が階段地獄といわれる所以だ。下りなら良いが、登りはやっぱりキツイなぁと思いながら駆け下りた。
金剛山を下りた地点には、「金剛の水」という水場がある。喉は乾いていなかったので、スルー。夏であれば、大変有難い。
水越峠までの林道からの眺め。
ススキがあって如何にも秋らしい。
先日の夢グレの試走会のスタート地点である水越峠に到着。
先日はこの大阪府と奈良県の県境にある山道から大和葛城山に登るのだが、今回は時間が無いので諦めて水越峠を下った。
先日の試走の際に利用したバスのバス停でバスの時間を見ると、1日4便で、次の便は14:55発。
とてもそんな時間まで待っていられないので、ランで富田林駅に向かう事が決定。
水越峠から国道309号線を下って走って行くと、ここは千早赤坂村である事を知った。
千早赤阪村には初めて来た。千早赤阪村に来たのであれば、行ってみたい場所があった。下赤坂の棚田だ。せっかく来たのだから、寄り道しようと、Googleマップで調べて行く事にした。
千早赤坂村に到着。棚田までなかなか遠い。
コロナ禍ということもあって、村民や自分のような来村者にはこのような告知が。
自分が今しているランニングでの外出なんて「不要不急」の外出の筆頭なので、自分も棚田を見たらすぐに立ち去れねば。
坂道を登ると、千早赤阪中学校と下赤坂城址があり、その先にようやく棚田を発見。
コロナ禍もあってだろうし、稲は刈られた後だからだろうが、自分以外にはひと組の老夫婦のみだった。
自分も棚田の道を歩いて、棚田を散策。のどかな風景にとても癒された。
一度来てみたかった場所に来る事が出来て良かったなぁと思って時計を見ると、やばい、梅田に17時迄に行くのに時間が迫っているのに気付いた。
棚田の最高点から後ろを振り向くと、富田林市の街並みが望めた。
焦り始めて、慌てて下赤坂の棚田から最寄りの駅を検索すると、目指していた富田林駅や河内長野駅などより、滝谷不動駅が近いとのことだったので、富田林市立総合スポーツ公園や滝谷不動尊などを通って、無事、滝谷不動駅に到着。
本来であれば、近くの銭湯などを探して、疲れた身体を癒したかったが、時間的にそんな余裕は無かったので、駅の構内で着替えて汗臭い身体で大都会の梅田に向かう羽目になってしまったが、久し振りのダイトレはとても楽しかった。
時間の関係で水越峠から先には行けなかったが、そのお陰で初めて千早赤坂村に行き、行ってみたかった下赤坂の棚田を拝む事が出来て嬉しかった。
コロナ禍でマラソン大会が全部無くなり、初めての土地で走る刺激は皆無になってしまったので、こうして自分で近場を走って刺激を求めていくしかないなぁ。
「エール」ロス、そして「志村けん」さんロス
2020年11月27日金曜日、大阪城公園ナイトランニング7㎞。
この日で遂にNHK朝の連続テレビ小説「エール」の放送が終了。
コロナ禍で自分も含めた国民全員が楽しみを奪われ、世の中が沈んでいる中に、この朝ドラは過去作品以上に面白くて、国民に楽しみを与えてくれていたように思う。
最終話は異例の古関裕而さん作曲の名曲メドレーをドラマの出演者が唄うコンサート。
たった15分間では勿体無いくらいの濃い内容だった。
ドラマでは歌声を披露していない出演者も唄っており、特に岩城さんのイヨマンテが素晴らしかった。さすが、元劇団四季のミュージカル俳優だ。その声量と歌の美味さには驚かされた。
自分もエールロスだ・・・
最終回のコンサートも良かったが、最終回の前のドラマの実質の最終回は大変感動した。
故・志村けんさんが演じた小山田先生の過去映像が流され、最後まで主人公の窪田正孝演じる小山裕一を認めなかったのだが、最後は遺書のような形で小山田先生の付き人が手紙を渡し、主人公を認めて謝罪する今際のメッセージ。
その中で、ドラマでは決して笑わず、終始仏頂面であったが、志村けんさんが撮影のオフショットで共演者のNGシーンで笑っているオリジナル映像を、志村けんさんが亡くなってしまった事を踏まえて本編で急遽使用する演出。
これまで長きに亘って日本国民に笑いをもたらしてきた稀代のコメディアンが見せた最期の笑顔が見られ、大変感動して涙が出そうになった。
あぁ、今でも志村さんが亡くなったとは信じられない。
たまには大阪城公園で集団走
2020年11月23日月曜日、3連休最終日。
大阪城公園を1周して、中之島に行き、天満から末端の大阪市中央卸売市場まで走って九条の西区唯一の菊水湯へ・・・と思ったら、月曜日は休湯とのことで、安治川隧道を通って西九条駅前の大福湯でゴール。
2020年11月24日火曜日。
会社の後輩に紹介して頂いた方が職場のランニング仲間と一緒に毎週火曜日21:30に大阪城公園に集まって走っておられるとのことなので、この日から参加させて頂いた。
ゆっくり喋りながら大阪城公園ナイトランニング12㎞。
いつも一人で走っているし、当面マラソン大会は無くて同じランナーとの交流は全く無くなってしまったので、週に1回、時間が合えば参加させて頂こう。
走った後は、森之宮駅裏の居酒屋で打ち上げ。
まだ知り合って間もないのに、博多の三日月屋というパン屋のクロワッサンを頂戴した。有難かった。有名らしい。知らなかった。
紅葉真っ盛りの赤目四十八滝&曾爾高原を走って巡る
2020年11月22日日曜日。
この日は本来であれば日本100マイルクラブさんの赤目四十八滝や曾爾高原などを巡る1泊2日のマラニックに参加予定だったものの、宿泊予定の曾爾高原の青少年の家がコロナ禍で利用できないとのことで中止になったので、自主的に敢行する事にした。
かねてより行ってみたかった赤目四十八滝と、春にしか行った事が無くて全国的に有名なススキで覆われる曽爾高原に一度行ってみたかったので、日帰りでどちらも堪能しようと朝早くに近鉄赤目口駅に電車で移動。
まずは駅から赤目四十八滝の道案内が点々とあるロードを約5kmラン。
途中、対岸に案山子があってかかしというお店があるところで、ロードからそれて赤目四十八滝に向かうハイキングコースがあることを発見。
ロードを走るのではなく、ハイキングコースを選択。このトレイルロードは赤目街道という昔の街道の一部らしい。
途中、前方に動く物体が。野生のシカが集団で下界に餌を求めて下りてきていたようだ。じっとこちらを見ていた。
トレイルロードから下界のロードを見ると、赤目四十八滝に向かうための車で大渋滞。
紅葉真っ盛りのタイミングでもあって、みんな考えることは同じだ。
このご時勢にここまでの混み具合とは驚いた。
マイカーで来ていたら待つだけで休みが終わってしまいそうな混み具合だった。
大渋滞の列を傍目に徒歩で入り口へ。
ここはオオサンショウウオの棲息地とのこともあって、入り口にはオオサンショウウオセンターもあった。
四十八滝と言われている程、多数の大小の滝が連続し、約4㎞に亘ってハイキングロードが続く。
渓流沿いの道は子供でも歩けるほどなので、紅葉シーズン真っ盛りでもあって、細い道は家族連れなどで大混雑。
山道も渋滞の中に譲り合いながら前へ進んだ。
大小様々な滝を見物しながら前へ進み、滝のマイナスイオンで癒された。
落ち葉が浮かんだ澄んだ清流が綺麗だった。
途中、長坂山の登山口があった。ここも時間があったら登ってみたかった。
中間地点の百畳岩に到着。
その先もいろんなタイプの滝を見ながら進んだ。
雨降滝という上から雨のように落ちる滝もあった。
最後の滝の手前の琵琶滝が素晴らしかった。
そして、赤目四十八滝にある最後の滝、巌窟滝に到着。
通常は渓谷の管理が行き届いているこの最後の滝を見たら折り返すので、皆さん、ここで休憩したり、昼食を摂られていた。
自分はひとりそこから前へ進み、全く人気が無くなった渓流沿いの道を進んだ。
人が全くいないの少々不安になったが、事前の下調べを信じて前へ。
渓流沿いの道から見える渓流の透明感が素晴らしかった。
凄い、沈んだ落ち葉が見える!
先に進むと、「出合」という県道に出た。良かった、道は合っていた。
以前、ここには茶屋があったようだ。さすがにこんな辺鄙な場所では営業が続かなかったようだ。
ここからは曾爾高原に向かってロードの峠道を走った。
途中で三重県名張市から奈良県曾爾村へ。
峠道なので、途中、登り坂がキツくて最後まで走れなかったが、その後の下り坂は一気に下った。
曾爾村の象徴でもある兜岳と鎧岳のハイキングロードがあった。ここもいつか行ってみたい。
更に下ると、済浄坊渓谷との合流点に到着。
この先の東海自然歩道は太陽の道ウルトラマラニックのコースで把握している。
ようやく土地勘のある場所に出てひと安心。
そこからは兜岳も見えた。
ロードを駆け下りて、曾爾村に到着。
4月の太陽の道ウルトラマラニックでも立ち寄ったストア2・7に今回も立ち寄った。
コンビニなどあるはず無いので、ここはオアシス的存在だ。
店内で販売されていたコロッケと松茸ごはんを太陽の道ウルトラマラニックと同じ休憩所で食べて休憩。
休憩した後は曾爾高原へ向かう。
青蓮寺川沿いを走っている途中で、鎧岳が一番雄大に見える場所があった。さすが曾爾村の象徴だ。
その先の曾爾郵便局の前の葛のバス停でしっかり帰りのバスの時間をチェック。
17:05が最終便。早過ぎる・・・
が、これを逃したら帰れないので、これがタイムリミットだ。
その先にあるところから川沿いに降りて葛橋を渡って対岸へ・・・というのが本来の流れなのだが、川に下りる道が崩れてしまっていて葛橋は渡れないため、その先にある沈下橋のような橋を渡って、対岸にある蛍公園へ。
葛橋に向かう橋はいつになったら修復されるのだろうか。
その後は太郎路の集落から曽爾高原への登り。この登りが結構応える。
曾爾高原へ行くための道も赤目四十八滝と同様にススキのシーズン真っ只中の曾爾高原を見たい方々で大渋滞。
この登りは走れないが、大行列している車を傍目に早歩きで登って、曽爾高原へ到着。
コロナ禍でありながら、観光客で混雑していた。
曾爾高原に来るのは3回目だが、ススキで覆われる曾爾高原は初めて。
春の新緑の曽爾高原も良いが、ススキが生い茂る秋の曽爾高原も黄金色に輝いていて凄かった。
太陽の道ウルトラマラニックのコースと同様に、亀山峠まで登るも、観光客がたくさんでマイペースで登れず、相当時間がかかった。
亀山峠からの見下ろす曾爾高原の眺めも素晴らしい。
太陽の道ウルトラマラニックでは亀山峠から反対側に下りて中太郎生に行くのだが、せっかく来たので、亀山峠から結構急峻な稜線沿いを登った。
木々が無い高原から木々のある山に入っていくと、その先は入山料500円を払わないといけない。
こんな場所で待機されているおばちゃんはどうやってここまで登ってくるのだろうと不思議に思っていたら、近くに農業用モノレールが設置されていた。これで登ってきているのかと感心。
そのすぐ先にある二本ボソの山頂に到着。山頂は手作り感ありで良かった。
そこから眼前に見える日本三百名山の倶留尊(くるそ)山。
体力的には全然行けたのだが、これを登ったら帰りのバスの最終便に間に合わなさそうだったので、時間的に厳しくて諦めて引き返すことに。
17:05のバスに間に合うために慌てて走って下って、バスの時間の約1時間前に曾爾高原に向かう途中にあるお亀の湯に到着。
ここで疲れた身体を癒して温まってから帰阪する事を楽しみにしていたのに、いざ入り口に向かうと、何とこの大混雑で男湯は20分待ちとのこと。そんなに時間に余裕があるワケでは無いので、諦めざるを得なかった。秋のシーズンの混雑さを甘くみていた。人が多くて予想以上に時間がかかったし、温泉も入浴待ちとは…
仕方が無いので、亀の湯の前の屋台で温かいぜんざいを食べてゆっくり下ってラン終了。約30㎞。
太郎路の蛍公園で着替えて、葛のバス停からバスに乗った。
葛のバス停は住民の方々の心配りが伺えてとても良かったのだが、名張方面に向かう曾爾郵便局の前にバス停が無いので、どこで待っていれば良いかが分からずにとても焦った。
バス停の時刻表を見たら、名張駅方面は反対側で待つように書いてあった。大失敗。
最終便のバスに無事乗ることが出来て、近鉄の名張駅から帰阪出来た。
秋の名物である紅葉とススキを一度に味わいながら走ることが出来て、とても贅沢で有意義な1日だった。
大阪城公園内で紅葉見物ラン
2020年11月21日土曜日、大阪城公園朝ラン。2周で約14㎞。
11月も下旬になって大阪城公園内の銀杏が黄色や赤色になり始めて紅葉が美しくなってきた。
例年であれば、この時期には大阪マラソンで大阪城公園内は賑やかになるのだが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止になってしまったのは寂し過ぎる。
2週目、秋晴れで大阪ビジネスパークのクリスタルタワーが一段と綺麗だったので、立ち止まって撮影。
大阪城も見物しようと、2週目の終わりには内周へ。
京橋口の門の裏にある大銀杏の下には散った銀杏の葉で黄色い絨毯になっていた。
NHK大阪側にある教育塔の銀杏は真っ黄色で紅葉真っ盛り。美しかった。
身近でこれだけ紅葉を走りながら楽しめる場所があるのは有難いものだ。
夢グレ試走5回目:梅香交差点~芦屋公園、コースは簡単&フラットも果たして走り続けられるか!?
2020年11月14日土曜日。
先週の夢グレ試走でスパワールドからUSJの先の梅香の交差点まで試走したので、今回はその続きを試走することにした。
堺筋本町からまずは梅香の交差点まで。
中之島のしばしば走るお馴染みの歩道をランニング。
この日は雲ひとつ無い快晴で、ランニング日和。
そして、此花区の梅香の交差点に到着。
さて、ここから夢グレのコースが始まる。
以前に甲子園まで走った時や三都ウルトラマラニックの神戸コースでも走ったことがある国道43号線沿い。阪神高速の下でとても交通量が多い。
引き続き、国道沿いを走って、出屋敷の交差点を左折し、県道341号線(臨港線)を右折。
ここからずっと芦屋まで直進。港沿いなので、運送会社や倉庫、工場などが立ち並ぶ道をずっと進んだ。
途中、北堀運河というところに「であい橋」なるものがあるとのことで、休憩がてら寄り道してみることにした。
緑地をとぼとぼ歩くと、北堀運河という三つの川が重なるところに橋が架かっており、中央にジャングルジムのような塔があった。
こんなところにこんば場所があるなんて。
喧噪から離れてのんびり散歩するにはとても良いところだ。穴場的スポットだ。
ここは野良猫のたまり場になっていた。珍しく人間を怖がらなかった。
北堀運河のであい橋を散策して先に進むと、武庫川が見えてきた。ここから西宮市だ。
遅い時間に出発した事もあり、陽が落ち始めた。
この橋を渡ると、もうすぐ甲子園だ。
甲子園の手前の甲子園九番町北公園。ここに三都ウルトラマラニックの神戸コースでエイドがあった。ここで橘湾岸スーパーマラニックや先日の夢グレ試走で再会したアシダさんがボラでサポートして下さったのを思い出した。
この公園の先の九番町の交差点には、有名な阪神カラーのローソンがある。
三都ウルトラマラニックの際は、今回とは逆に走っていたので、このローソンの存在を知らずに気づかなった。初めて中に入ると、阪神グッズがたくさん。
甲子園球場を見ることなく先に進むと、夙川が見えてきた。
夙川のオアシスロード。先日の西国街道のランでも見掛けた。この日も自分と同じランナーがたくさん走っておられた。
夙川を過ぎると、いよいよ芦屋市へ。
ここから芦屋公園までの道が何もない単調な道。もう少しの辛抱。
そして、芦屋公園に到着。日も暮れて真っ暗になってしまった。
ここまでのコースは分かりやすくてずっとフラットであるが、何も無い単調な市街地の道なので、200㎞以上走って来た時のメンタルには応えるコースだった。
USJから芦屋公園まで22㎞を3時間で走らないといけないので、ここを走りきるには相当な走力が必要だ。
芦屋公園に到着したら、芦屋川を上流に昇っていよいよ六甲山の登山になるのだが、今回は左折して芦屋浜の住宅街へ向かった。
目指すは、芦屋浜の住宅街の一角にあるショッピングモールの中にある潮芦屋温泉SPA水春というスーパー銭湯。芦屋公園から約2㎞走って、無事到着。
ここ芦屋浜の水春も素晴らしいスーパー銭湯だった。
これまで京都の松井山手や鶴見区の鶴見緑地公園前の水春に行った事があるが、どこもいろんな温泉があるし、広いし、きれいだしで一番好きなスーパー銭湯だ。
帰りに最寄りのJR芦屋駅もしくは阪神芦屋駅に向かう無料送迎バスの時間があったので、慌ただしくなってしまって残念。もっとゆっくり風呂に入っていたかった。