高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 「12人の優しい日本人」を観劇

三谷幸喜の「有頂天ホテル」が放映開始されているのを横目に、
12人の優しい日本人という三谷幸喜作・演出の演劇を観てきた。
このチケットなかなか取れなくて諦めかけたけど、これを逃したらもう生では観られないだろうという事で、Yahoo!オークションで9000円のチケットを15000円で購入(当日手渡しでドキドキしましたw)。
感想。15000円以上の価値がありました!
この劇、2時間以上あるのに、その間12人の役者は出ずっぱりの一幕劇。
場面転換はもちろんのこと、照明効果も音楽もほとんどなし。
暗転がないから、役者も観客も常に緊張感。
なのに12人の役者はセリフ忘れないし、噛んだりもしない。
凄い、これが本当の役者だなぁって感動した。

話は、陪審員に選ばれた12人が最初は事件にまったく興味がなかったが、陪審員2号の発言により、徐々にみんなが事件に感心を持ち始め、どんどん議論が沸騰し始め、有罪か無罪かの判決が二転三転していく。

このキーパーソンになる陪審員2号の生瀬勝久
一番セリフが多くて、迫真の演技、凄かった。
直感だけで意見をする陪審員4号の筒井道隆
この人、天然です。あれも役作りなのかなぁ。マジ、ハマリ役。
ただうるさいだけの陪審員8号の小日向文世
やはりこの人はテレビより舞台です。
生瀬や江口との討論のシーン、最高でした。
実は博識で小日向&生瀬に反論する陪審員11号の江口洋介
この人、カッコよ過ぎです。舞台初挑戦とは思えん。

先週に続き、興奮冷めあらぬだが、
初めて見た演劇は素晴らしかった。
ブログに新しいカテゴリが出来たのと同時に、
新しい趣味が出来たような気がする。。。

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