「オーデュボンの祈り」&「陽気なギャングが地球を回す」読了。
旅行中、ずっとi-podで音楽を聴きながら、本を読んでいた。
読んだ本は、伊坂作品の
「オーデュボンの祈り」&「陽気なギャングが地球を回す」。
「オーデュボンの祈り」は、正に伊坂幸太郎の世界、シュールレアリズム(超現実主義)満載の作品。
しゃべるカカシやら、嘘ばかりつく画家など変な人ばかりが住む島にやってきてしまった主人公の話。
シュール過ぎて意味がわからんまま読み終わってしまった。。。
「陽気なギャングが地球を回す」は、一転して現実的な話。
キャラクターの濃い4人のギャングが銀行強盗を企む話。
何よりも4人の会話のテンポがいい。
訳のわからん理屈で演説好きな「響野」みたいな粋な講釈を垂れる大人になりたいもんだね。
近日中に映画化されるそう。
伊坂作品の中で、初の映画化。
確かに一番映画化しやすいだろうな。
(大沢たかお、佐藤浩一、鈴木京香、松田翔太→故・松田優作の次男、という錚々たるメンバー!期待大!!)
→http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=6147
公式ホームページ
→http://www.yo-gang.com/
しかし、伊坂は凄いね。
こんなエンターテイメント性がある作品も書けば、シュールな作品も、ほのぼのとした作品も書く。
でも、やっぱどちらの作品も「死神の精度」の面白さには敵わないなー。
次は、直木賞候補作品だった、
「重力ピエロ」を読もう。
ブクログ、更新しました!!
→http://booklog.jp/tana.php?ac=kohki3103609
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