高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 名作に出逢う

明日からシルバーウィークということで、今日は夜更かししようと、TSUTAYAディスカスから送られてきた映画「イキガミ」を鑑賞。
あまり期待していなかったけど、かなり感動して面白かった。
将来の日本では、人に死を宣告するためのイキガミというものが存在し、それを死亡予定者に通知する松田翔太が主役。
24時間以内の死を宣告された若者がどう残された時間を生きるかというのがテーマの映画。
ありえない設定に最初敬遠するかと思ったけど、物語が進むにつれてその展開に虜になる。
特に、幸薄顔で冴えない男を演じると右に出るものがいない程に演技がうまい金井勇太が死ぬ直前に唄う「みちしるべ」という唄がとてもよかった。
死を宣告された山田孝之が盲目の妹役である成海璃子のために、死と引き換えに角膜を移植するという話はとても感動した。
あぁ、いい映画を観た。シルバーウィークのいいスタートを切れたカンジがする。