Someday is Today.
雨の日曜日、梅田のTOHOシネマズに「Knight&Day」を観に行った。
(何故、night&Day:四六時中ではないかは劇中にて)。
話の内容は、トム・クルーズ扮する凄腕CIAエージェントがCIAの重要な知的財産を盗んだ犯人としてFBIに追い掛け回される騒動に、キャメロン・ディアスが巻き込まれて、最終的には愛に発展する、というありきたりなストーリーだけど、予想外にかなり面白かった。
自分好みの激しいアクションでまったく観ていて飽きなかった。
やっぱりアクション映画を観るなら洋画だ。
それに、トム・クルーズがキレててクールでかなりかっこ良かった。
そして、演出というか、2人のやり取りの中で発せられるセリフがとても良かった。
- 組織からキャメロン・ディアスを守るために無茶をしたことを説明するために、「君が助かるかどうかは僕次第」と言うために、
With me, Without me.
とトム・クルーズが言って、手を上にしたり下にしたりするシーンは、もうちょっと映画が有名になれば後々語れる名シーンになり得るであろう。
(それに最後には、そのセリフを逆にキャメロン・ディアスがトム・クルーズに言って立場が逆転してしまうのもいい。)
- トム・クルーズは、キャメロン・ディアスと最初に会ったとき、「いつか南米最南端のケープホーンに行きたい」というと、トム・クルーズはこう言う。
Someday is a dangerous word. It's just a code for never.
「いつか」は危険な言葉だ。「いつか」は、決して実現しないと言う意味なんだ。
そして、映画の最後で南の島で目が覚めたトム・クルーズに対して、キャメロン・ディアスがこう言う。
Today is Someday.
今日が「いつか」だ。
いいことばだ。DVDが出たらもう一度観たいな。