高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む(トレイルランニングは勉強中)変態ドMランナーです。

 ヘヴンズストーリー

愛のむきだし」という長編大作を観た際、「他にも長編の映画ってあるのかな?」と思って、ネットで調べていたら、今まさに全国で順次放映している「ヘブンズ・ストーリー」という映画がヒットした。
この映画、「愛のむきだし」よりも更に30分近く長い4時間38分という超大作。
「これは凄いなぁ」と思っていたら、なんと大阪の高槻市にある映画館で7月中上映しているとのこと。
1週間行ってみるべきか止めておくべきか迷った挙句、監督が「DVDにはしない」と語っているらしいし、7月9日土曜日は1日ヒマだったので、午前中にジムに行った後、高槻市にある高槻セレクトシネマまでやって来た。

阪急の高槻市駅の前にある商店街の一角にある小さな映画館だ。1度見つからなくて通り過ぎてしまった。
このような長編映画はこういう単館上映の劇場しかできないよなぁ。
しかし、13時30分から上映開始で終わるのは18時近く。
真昼間にやって来たのに、外に出たらもう夕暮れだ。
予想通り、劇場は俺のような1人客ばかり。客数もまばらだったので、終始楽な格好で観ることができた。
話の内容は、殺人の被害者家族と加害者、それに関わる人々が章ごとに登場して、最後にそれぞれの登場人物が絡み合うという群像劇。
「それでも、生きていく」と似たテーマで内容は重いのだが、4時間半をまったく感じさせない凄い内容だった。
結構有名な俳優や女優が出ていているし、群像劇でいろんな展開があるので、終始楽しめた。
内容もそうだけど、なんだか映像が綺麗だった。
初めて映画の中で、「このシーンのロケ地はどこなんだろう?」と思った。
劇中でいろいろな場所が舞台となる。海岸線に立ち並ぶ団地、渡し船がある町・・・
中でも一番印象的だったのは、ポスターの背景にもなっていて、劇中で「雲上の楽園」と呼ばれている山中の廃墟だ。
ネットでロケ地を調べてみると、岩手県の旧・松尾鉱山にかつてあった住宅地とのこと。
夏と冬の廃墟の姿がとても美しくて、廃墟マニアの気持ちが少し分かったような気がした。
観終わった後、「1人で何やってんだ。」と思ったけど、こんな自分の好きなことを自由にできるのは独り身の特権だ。
とても有意義な1日だった。「1人映画」もなかなか乙なものだ。
ヘヴンズストーリー
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