高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 異常事態

2011.10.23全日本プロレス両国国技館大会で異常事態が発生した。
全日本プロレスの4つの至宝(ベルト)が全部、他団体に流出した。
アジアタッグ王座(征矢&真田)は大日本プロレスの関本&岡林に、世界タッグ王座(グレート・ムタKENSO)はメキシコのAAAに(これは奪われるべくして奪われたのだが)、世界ジュニア・ヘビー級王座(KAI)はDDTケニー・オメガに、そして三冠ヘビー級王座(諏訪魔)はNOAHの秋山準に奪われた
最近の全日本プロレスは、ヒールユニットのVoodoo Murdersがいなくなって以来、全然面白くなかったのだが、ここに来て意外なこの展開に俄然面白くなってきた。
特に、NOAHの秋山準全日本プロレス三冠ヘビー級王座を取ったことが大きい。
かつて全日本プロレスに所属していたものの巻いたことが無く、団体を離れて以降も巻く団体の垣根を越えて挑戦する機会の無かった念願のベルトを遂に取ったのだ。
秋山準の最後の決め技は、大勝負の時しか見せないスターネスダストα!
ベルトに対する秋山の思いの強さが伺えた。
そして、次はNOAHのリングで全日本プロレスをこれまで守ってきた太陽ケアと防衛戦。
秋山がベルト奪取後にケアを指名した時に、ケアが
「秋山、オレが全日本プロレスの本物の選手だ。秋山、I wanna be next triple crown challenger!」
と言うと、秋山は
「そうだよ。ケア、おまえが本物の全日本だよ。俺でもないんだよ。でも、オレがこれ(ベルト)を持ってるんだよ。取りに来い!!!」
と言い放ってリングを去る。
マジでかっこ良かった。
2011.11.27NOAH有明コロシアム大会の三冠ヘビー級選手権試合。
NOAHのリングで三冠戦が行われるなんてなんだか感慨深い。しかも同日にはGHCヘビー級王座選手権試合もある。
東京に住んでいたら間違いなく、観に行っていただろう。
どうなることやら。太陽ケア全日本プロレスの至宝を取り戻すことができるのか。
まだまだ若手には負けないベテランの凄さを観れたし、この全日本プロレスの一大事に対する今後の展開が見ものである。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2011/2011102301/index.html