高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 MIZUNO淀屋橋店のランニングクリニックへ参加

9月の2回目の三連休初日の9月21日土曜日。
来る10月27日の大阪の一大イベントである大阪マラソンに向けて、淀屋橋にあるMIZUNOのランニングステーションが開催するランニングクリニックに朝8時から参加。
「マラソンは一人でやるもの!」という認識が強い上に、団体行動が苦手な自分にとって、こういうのはこれまで敬遠してきたのだが、大阪マラソンに当選したランナー同士でその幸運さを分かち合いたい思いがあったので、自宅から近いこともあって、試しに参加してみることにした。
ランニングクリニックに参加する同士達で集まって最初に説明を聞く。
みんな、高倍率をくぐり抜けて大阪マラソンに当選した強運の持ち主ばかりだ。
ランニングスタイルの集団が大阪市役所の前の広場まで移動。異様な光景だ。
天気も良いし、9月末なのに暑いくらいだ。

20人くらいで集団でゆっくり走って、大阪市役所から大阪城まで行って、大川沿いにある700mのコースを5周、2グループに分かれて全力疾走。
いまいち集団で走ることに馴染めず、やっぱり一人で走る方が楽しいことを再認識したのだが、1人で走っている時には味わえない、同じランニング好きな同志達と走ることでの一体感を感じて、10月27日に向けてのテンションを上げることが出来た。

そして、このランニングクリニックに参加したことで、一番学んだこと。

フルマラソンは、「21km+21km」ではなく、「30km+12km」で考えて、30kmからがフルマラソンのスタートである。
残り12kmになった地点で「さあ、残すは12km!ペースを上げて、もうひと踏ん張り頑張るぞ!」と思えるか、「まだ12kmもあるのか。疲れた。。。」と思うかで、大きく異なる。
前者であれば、終盤でペースを上げることが出来て、序盤で抜かれたランナー達を抜き返し、それがランナーズハイにつながって、楽しい42.195kmになる。
後者であれば、体力を使い切ってしまって、歩いたりして辛いものになる。
前者であるためにも、30km迄はペースを抑えて走り、30km地点で体力も気力も残しておく必要がある。

これまでの楽しかったマラソンと辛かったマラソンを思い出すと、確かにそうだった。
後半にペースを上げることができると、前半に力を出し切って後半疲れてペースダウンしているランナー達をどんどんオーバーテイクすることで、気分が高揚して楽しかったのを思い出す。
今後もこの考え方を持ってフルマラソンに臨むとしよう。この考え方を学べただけでも、このクリニックに参加して良かった。
大阪の一大マラソンまで、あと約1ヶ月。俄然、楽しみになってきた!