高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 静岡マラソン:三保の松原で富士山を見られず・・・

3月1日土曜日、明日の静岡マラソン参加の為に、一路、新大阪駅から静岡駅へ新幹線で移動。
静岡マラソンは、これまで開催されていた静岡駿府ラソンが、徳川家康公顕彰400年(功績・善行が讃えられ、広く世間に知られて400年ということ)記念事業及び富士山世界文化遺産登録記念でリニューアルしての第1回大会だ。
ハーフマラソンからフルマラソンに生まれ変わり、静岡県開催のマラソンには未参加であったこともあって、是非参加してみたかった。
静岡駅に来るのは、昨年の11月にここから河口湖までバスで移動して行った富士山マラソン以来で2回目だ。
静岡駅から少し歩いて徳川家康が築城した駿府城の前にある葵区役所にて、事前エントリー受付。
参加賞は、水色の長袖シャツ。
Tシャツは腐るほどたくさんあるので、これは有り難い。

その裏にある青葉シンボルロードでは、静岡マラソンEXPOが開催されていたので、散策。

イベントステージでは、明日の静岡マラソンのコース紹介を聞いた。
明日はここ駿府城前をスタートして、ゴールは清水駅前だ。


そして、そのブースでは、ゲストランナーである女性芸能人最速ランナーとして名高い、西谷綾子さんが来場していた。
なんと、先週の東京マラソンで、3時間3分のタイムで完走されたそうだ。
こんな美しい女性なのに凄い!サブスリー間近!!
phiten(ファイテン)のPRランナーとして、我々ランナーに商品を紹介してくれていた。




EXPOでは屋台も数店出店していて、静岡の名物、静岡おでんの黒はんぺんを食べる。

EXPOをひと通り散策した後は、宿泊先のホテルがある清水駅へ。
清水市は、ちびまる子ちゃんの舞台にもなっている土地なので、駅にも作者のさくらもも子の絵がたくさん。

明日は、この清水駅みなと口の大きな広場がゴール地点だ。

清水には、以前出張でも来た事があったのだが、店やホテルがある西口に行っただけで、清水駅みなと口側、つまり太平洋側に来たのは初めて。
出張した時に同行した後輩が「清水魚市場で食べたマグロは美味しかった」と言っていたのを思い出し、清水魚市場に行ってみることにした。

清水魚市場内の活気ある売り場の一角にある店で、マグロ尽くし丼を注文。
やっぱり漁場で食べるマグロは新鮮で美味しい!

ラソン前日はたらふく食べて、当日朝は食べないでマラソンに臨むのが自分のスタイルなので、ここはカーボローディングの為にも、もうひとつ食べたい物があった。
それがこの静岡名産の桜えびのかき揚
シラス丼の上に桜えびのかき揚げがのっていて、本当に美味しかった。

腹ごしらえをした後は、静岡に来たら絶対に来たかった、富士山と共に世界文化遺産に登録されたばかりの三保の松原へバスで行くことにした。

約7kmに亘る海岸線に5万本以上の松が植えられていることで有名だ。

世界文化遺産に登録された為に観光客が一気に増えたとのことで、この日も観光バスや海外の観光客もたくさん来ていた。

これが羽衣伝説の中で天女が羽衣を掛けたとして有名な「羽衣の松」らしい。

ただ歳を取り過ぎて朽ち果ててしまったようで、世代交代した「新・羽衣の松」が近くにあった。

さて、肝心の三保の松原から見る富士山は・・・・
この通り、如何にも「曇天」という言葉が似つかわしい鉛色のどんよりした雲が広がっている影響で、富士山が全く見えず。
これではただの太平洋を臨む海岸線だ。
通常であれば、清水駅から富士山を望めるはずのにそれが見えなかったので、予想はしていたのだが、諦めきれずに来てしまったが、やっぱり見えなかった。

帰りのバスの待ち時間迄、しばらく海岸線で待っていたのだが、やはり雲が晴れて富士山が見えるなどの奇跡は起きず。

せっかく来たので、帰りに50円のポストカードを買って清水へ戻ることにした。
あぁ、晴れていれば、こんな絶景を望む事が出来たんだ。
富士山を望みながら、「絶景かな、絶景かな」と言いたかった。
せっかく初めて三保の松原来る事が出来たのに残念過ぎる結果だが、絶景を見るのはまたの機会にしよう。
今回、これが旅の主目的で無くて良かった。

清水に戻った後は、夕食として清水名物のもつカレーを食べ、明日に備えて早めに就寝することにした。

念願の三保の松原からの富士山は叶えることができず、非常に残念だったが、静岡・清水名物をひと通り食べられて満足。
明日の静岡マラソンは、富士山が見ながら走る事ができるかな。。。