高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 KENTAのNOAH退団も・・・

5月17日のプロレスリングNOAHの後楽園ホール大会は、ダブルメインイベント。
1つめのメインイベントは、この日がNOAHのエースであったKENTAのNOAHでの最終試合。
2012年12月に主力の秋山準潮崎豪金丸義信鈴木鼓太郎青木篤志の5人が退団した後、NOAH再建のためにトップに立って活躍していたものの、退団すると聞いて驚いた。
NOAHなど日本で活躍した後、今、WWEで大活躍しているブライアン・ダニエルソンを見て、レスラー人生の集大成として渡米してWWEに挑戦するつもりらしい。プロ野球選手がメジャーに挑戦するみたいなものだ。
自分も大好きな選手のひとりで、特に丸藤正道との勝負は、NOAHの中でも黄金カードになっているし、ファンの間では語り草になっている。丸藤との名タッグも素晴らしかった。この2人の戦い・共闘が見られなくなると思うと、大変淋しい。でも、KENTAが現役最後の挑戦としてWWEに挑戦しようとする気持ちも分からなくはないので、彼の今後の活躍を見守ろう。





そして、もうひとつのメインイベントは、GHCヘビー級選手権試合。
現在、新日本プロレス所属の永田裕志がNOAHの至宝であるGHCヘビー級のベルトを巻いてNOAHの黄緑色のマットに立っているという異常な状況。
この日もモハメド・ヨネを退け、V4(4度目の防衛)を達成。
勝利者インタビューで永田が喋っていても、NOAHファンからのブーイングやヤジと新日本ファンからの声援が入り乱れる状況。この異常な雰囲気、面白過ぎる。
そして、インタビューの最後に、永田はNOAHファンの感情を逆撫でするように、お馴染みの新日本プロレスのテーマ曲に合わせたナガダンスをNOAHのマット上で披露。
NOAHファンから物が飛び交う騒然とした状況の中、現れたのは丸藤正道!待ってました!!
ナガダンスを邪魔することなく、最後まで呆れた顔で見守る丸藤。如何にも丸藤らしい。


締めに敬礼のポースをした永田は、後ろに丸藤がいることに気づいて振り返る。
この瞬間、後楽園ホールのファンや自分は一番盛り上がった。
永田も、ナガダンスの途中で丸藤がリング上にいるのを気付いていただろうに面白い演出だ。かなり笑った。

そして、永田と丸藤の両団体のファン達を巻き込んでの絶妙なマイク合戦も最高。さすが丸藤!


面白い大会だった。録画した映像を消してしまうのを躊躇うくらいだった。
NOAHは、KENTAも退団して、果たして今後大丈夫なのかと思ったが、丸藤がいる限り、大丈夫そうだ。
7月5日のディファ有明大会での永田裕志vs丸藤正道が楽しみだ。