高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン:4年連続、無事完走!
5月18日日曜日、高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン当日。
今年も快晴。第4回大会になるが、マラソン当日に雨だった事がない。
スタート会場の長良川陸上競技場前にある補助競技場内では、トップランナー達がアップ中。このトップランナー達の走りを眺めるのも毎年楽しみな恒例行事。
今年は例年以上に楽しみ。何せ今年も招待選手の顔ぶれが凄い。
毎年出場している川内優輝選手に加え、今年は藤原新選手も出場し、ハーフマラソンの世界記録保持者であるゼルセナイ・タデセが今年も出場。
国内の実業団に所属するケニア出身のトップランナー達も集結。
更に今年は、アテネオリンピック金メダリストの野口みずき選手やアテネ・北京オリンピックで銀メダリストのキャサリン・ヌデレバ選手もスペシャルゲストとしてやって来る。
こんな岐阜の田舎に、現役トップランナーとオリンピックメダリストが集結なんて凄いことだ。
シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さんの人望があってこそのこのメンツだ。
川内優輝選手と藤原新選手がアップ中。
ゼルセナイ・タデセ選手だ。今年も優勝かな。
ケニア出身のランナー達が談笑中。顔が小さくて足もカモシカのように細くて如何にも速そう。
主催者の岐阜出身で金メダリストの高橋尚子さんもやって来た。
今年の大会Tシャツは、男性は水色、女性はピンク色と分かれている。こんな風にカップルで走られたるなんて羨ましい限り。
さて、高橋尚子さんや野口みずき選手に見送られて、いよいよスタート!
岐阜のゆるキャラ達も沿道で応援。
2013年3月31日に引退してしまった、岐阜から全国的に有名になった柳ケ瀬のゆるキャラ「やなな」がいないのがやっぱり淋しい。
岐阜メモリアルセンターをスタートして、金華橋を通過。この橋の上から眺める金華山も綺麗だ。
そして、金華橋から岐阜駅に続く金華橋通を走る。ここはトップランナーが岐阜駅を折り返してくるので、彼らの凄い走りを唯一そばで見られる貴重な場所だ。
トップ集団は、やはりケニア人ランナーばかり。やはりレベルが違う。
川内優輝選手達は、第二集団だ。頑張れ!
岐阜駅の前で折り返す。黄金の織田信長像は、岐阜駅に到着した側を向いているので、こちら側からすると背を向けている
柳ケ瀬にある高島屋の前も凄い人。制服を来た女子高生達が我々を応援。ありがとう。
金華橋通を過ぎて次は長良橋方面へ。
長良橋近くの古風な町並みが残る川原町。狭い道をたくさんのランナーが走る。
女子高生のチアリーディング部も応援。
長良橋の下もたくさんの応援。
そして、長良川沿いのホテルパーク過ぎのエイドステーションでは、岐阜産の「美濃娘」「濃姫」といった苺がランナーに振舞われた。
マラソン中は何も食べない事にしているのだが、これは美味しそうだったので、つい食べてしまった。美味しい!
10km地点は、コーエンボウルの前、鵜飼大橋の下。
子供の頃。よくボーリングや取り壊されてしまったプールに夏は泳ぎに、冬はスケートに来たのを思い出す。
子供達の応援も盛大だ。ありがたい。元気が出る。
そして、そのまま次の橋である千鳥橋へ。
橋のたもとには、昨年に引き続き、今年も出場を回避した高校時代の友人が応援に来てくれていた。
千鳥橋の上。穏やかな長良川が綺麗だ。
千鳥橋を渡った後は、岐阜メモリアルセンターまで戻るだけ。
古津を過ぎた後の鬱蒼と木が茂る道を過ぎると一気に視界が開ける。
このホテル前のホテルの私設エイドでは、氷が入った冷たい水を出してくれるので、毎年ありがたい。
全く影がない炎天下の中、堤防の上をひた走る。
長良川沿いにある岐阜グランドホテルの前に到達。
長良川沿いの長良川プロムナードを走る。ここら辺は毎年5月から10月まで行われる伝統行事である鵜飼を間近で見ることができる。今年の夏も見に来たいな。
長良橋の下には両親が応援に来てくれていた。
わざわざ買ってきてくれたポカリスエットを受け取る。
この日はかなり暑くて水分が不足した上に、エイドで用意されていたスポーツドリンクは自分が苦手なVAAMで飲むのを控えていたので、大変助かった。
やっぱりスポーツドリンクは、ポカリスエットが一番!ここぞとばかりに一気飲みした。
長良橋を越えて、高橋尚子が県立岐阜商業時代に走っていたという高橋尚子ロードにやって来た。目の前に都ホテルと国際会議場が見えてきた。
ここの堤防の上で立ち止まって振り返る。
ここから眺める金華山が一番近くて絶景だからだ。
相変わらず雄大な姿だ。金華山の一番の絶景ポイントはここだと他県の人にも自負できる。
ここの堤防の上では、高橋尚子さんがコースに立ってハイタッチで応援。
金華橋まで戻ってきた。ここで右折して長良川とはお別れ。
残り1km。ゴールのある岐阜メモリアルセンター前に戻ってきた。
ゴールがある長良川陸上競技場だ。終始オーバーペースで走ってきた上にこの暑さなので、ペースを維持するのが精一杯で、ラストスパートをかけられるには至らず。
競技場内。ゴール目の前。野口みずき選手とヌデレバ選手が待っていてくれて、ハイタッチ。
高橋尚子、野口みずき、ヌデレバという憧れの歴代オリンピックメダリスト達とハイタッチが出来て、自分も含めた参加ランナー達は本当に幸せだ。市民ランナーにとって、こんなに嬉しい大会はない。
そして、今年も無事ゴール!
完走タイムは、自己ベストの1時間51分の更新とまではいかなかったが、終始ペースを維持でき、先週の仙台国際ハーフマラソンとほぼ同じ約1時間53分でゴール。
2週連続の暑い中のハーフマラソンを自己ベストとほぼ変わらないタイムで走られたので、少し自分に自信が出来た。
充実感に溢れる中、この日、3kmを走った中学時代の友人家族と合流。お互いに健闘を讚え合った。
今日中に帰阪しなくてはいけないので、あまりゆっくりはしておられず、「来年はハーフマラソンに挑戦しろよ。」と約束してお別れ。
別れ際に、長女の葵ちゃんがメッセージ付きのドリンクを自分にくれた。
大きくなって一段と可愛くなったものの、小学生特有の人見知りで、昨日も今日もあまり触れ合えなくて残念だったけど、最後に嬉しいメッセージをくれて嬉しかった。
こういうのが仕事などで疲れたお父さんの心を癒してくれるんだなぁと実感。家族って素晴らしい。
5月の恒例イベントを今年も無事成し遂げられて良かった。来年もまた参加しよう。