高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 トワイライト・エクスプレスへの乗車は夢に終わる・・・

8月14日木曜日、夏季休暇後半を実家で過ごすために、岐阜に帰省。
朝6時に起きて、余っている青春18きっぷを使って2時間半かけて岐阜駅へ。
JR東海道線は、快速などがあってスピーディーなのは良いが、乗客が多過ぎてなかなか座れないし、のんびり電車での旅という気分になれないので、自分好みの路線ではない。
乗客が多くてうんざりするので、いくら安いからといっても、今後帰省する時はやっぱり高くても新幹線で、と心に誓う。
岐阜駅で高校時代の友人2人と再会し、岐阜駅の「JR全線きっぷうりば」(JR東海ではお馴染みの「みどりの窓口」とは呼ばない)で朝10時ちょうどに切符を購入するために並ぶ。
目的は、憧れのトワイライト・エクスプレスに合流した友人と乗るための切符を購入するためだ。

どこぞで購入した、トワイライト・エクスプレスのログのマグネット。

大阪と札幌間を日本海側を走って繋ぐ寝台特急として有名なのだが、時代の流れもあって、残念ながら来春に廃止となってしまうことになってしまったため、廃止になる前に乗っておこうという事で、友人と9月の三連休の9月14日(日)に乗ろうと計画していた。
トワイライト・エクスプレスに乗るための切符の購入方法は、ツアー会社に申し込むか、乗車希望日の1か月前の朝10時からJRのみどりの窓口で発売となる切符をゲットするしかない(インターネットでの購入不可)。
タイミング良く、ほぼ10時に自分達の番になって窓口に申し込むと、何と9月14日の札幌発・大阪着のトワイライト・エクスプレスは、全席売り切れ!
全く信じられん!!
自分達よりもひと足早く並んで、10時ちょうどに我々と同じ切符を購入しようとしていたであろう、如何にも鉄っちゃんな方々も、残念そうに途方に暮れていたので、一体、どうしたら購入できたのであろうか。
恐らく来年春までという状況で更に需要がアップした上に、三連休中の便であることもあって、旅行会社がほとんど押さえてしまったか、朝10時の発売開始と共に、全国のJRの駅で発注が入り、あっという間に全席が埋まってしまったのだろう。
こんなに人気があるのか。考えが甘かった。寝台列車の中でも特に人気があって、個人での購入は難しいと聞いていたが、ここまでとは・・・と、友人と共に途方に暮れる。
旅行会社で予約すればより高額なツアーになってしまうし、オークションなんかで購入するほど欲しくはない、ということで諦めるしかなさそうだ。
札幌と大阪という飛行機で行けばたった2時間程度の距離を、24時間かけ、しかも飛行機より高いお金を使って行くという、お金と時間を贅沢に使った寝台特急の旅をしてみたかった・・・
2009年3月14日に廃止となった寝台特急はやぶさ・富士」(東京‐熊本)に乗って、大阪から熊本に行った2008年のあの頃が懐かしい。



今でも現存しており、いつ廃止が決定してもおかしくはない以下の寝台特急にいつか乗ってみたいものだ。