青春18切符の2014年冬用ポスター
12月1日から2014年冬の青春18切符の発売開始を知らせるポスターが全国津々浦々のJRの駅に張り出された。
2014年も残すところあと1ヵ月。この冬のポスターを見ると、年の瀬を感じる。
これまでのポスターは雪一色の駅やローカル線の写真が多かったが、今年のポスターは、雪は全く無いが、雲ひとつない澄んだ秋っぽい空に、西の空は夕陽で赤らみ始めている素晴らしい写真だ。
ポスターの舞台となっている駅は、長崎県の大村線の千綿駅とのこと。
大村線といえば、長崎空港がある大村市やハウステンボスなどを通る諫早駅と佐世保駅を結ぶ線だ。
ここ千綿駅は、大村湾の海岸すれすれにある駅のようだ。
海岸すれすれにある駅といえば、この青春18切符でもお馴染みで、自分も2回行った事がある、絶景で有名な愛媛県の予讃線の下灘駅に匹敵する程の駅だ。以下は、2012年の夏に行った時の下灘駅の写真。
そして、ポスターのコピーは、以下。
小さな改札をくぐった。大きな夕日が迎えてくれた。
そんな夕暮れのホームで、バックパックひとつを持って、夕日を眺めながら電車を待って佇む青年。これからどこへ行くのか。
年に3回、青春18切符のポスターを見る度に、自分の中の旅情感が無性に掻き立てられ、都会の喧騒を離れ、バックパッカーよろしくのローカル線に乗った1人旅に出て、非日常を全身で感じたくなる。
だが、10月と11月にマラソンで遠征をし過ぎたおかげで、マラソン貧乏である上に、冬の青春18切符の利用期間は12月10日から1月10日までの1ヵ月間しかないので、その実現は難しそう。1月までしばしの辛抱だ。