高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 大阪城公園ランニングの良さを知る

最近、自宅のある堺筋本町からすぐの大阪城公園でランニングする機会が多くなった。
これまでは周回コースを走るコトなんて、景色が変わらずに退屈で、It's boring!
・・・と思っていたが、時間が無かったり、朝起きられなかったりで、毎週日曜日朝の20kmを走る事ができない時、手っ取り早く大阪城公園に走りに行っていて、以下の点から、多くの大阪のランナーが集まり、大阪のランナーの聖地と言われている所以が最近分かるようになってきた。

  • 信号が無いので、走り込みたい時にがっつり走って、ペース走をする事ができる。街中ランニングは、ペースがのってきた時に信号で止められてどっちらけになってしまうことが多々あり。
  • 外周5km、内周1.5kmで組み合わせしやすい。
  • 多くのランナーの同志達がいて、自分だけじゃないと思って奮起出来る(会話する事はないが・・・)。
  • そして、何よりも家から近い!スマホ、お金、鍵だけ持って行けば良い。夜でも気軽に行ける。

そんなワケで、2月11日の祝日も、大阪城公園へナイトランニング。
外周約5kmを3周して、締めは内周を走って、大阪城の真下を走る。
大阪城の真下から見上げると、今日の3Dマッピングは、2月5日から開始された阪神タイガース80周年記念の特別上映だった。
真下からだと、黄色い3Dマッピングしか分からない。



お金を払って真正面から見ると、こんな風に見えるのだそうだ。大阪城をバックに、何だかやり過ぎな感が・・・

休憩がてら、大阪城の真下から大阪城に投影されている3Dマッピングを眺めていると、そこに1匹のデブ猫がひょこひょことこちらに歩いてきた。


こちらが気づいて寄って行っても、全く警戒せずに逃げ出さないところから判断すると、どうやら野良猫ではないようだ。ぶくぶく太っていて、良い餌を食べていそうだったので、そりゃそうか。
そんなことを考えながら、デブ猫を持ち上げて抱っこしてあげる。
鳩が豆鉄砲をくらったかのような「何事だ!」みたいな顔をして、されるがままにしている。
実家の両親が猫好きなのが影響して自分も猫好きなので、とてもかわいいかった。


ひと通り戯れて地面に下ろしてやると、何事も無かったのように、ひょこひょこ歩いて、夜の闇に消えて行った。
それにしても、飼い猫にしては大阪城までやって来るとは行動範囲が広いなぁ。
ひょっとしたら大阪城の主かもしれない。

大阪城公園の外周3周+内周1周で約16km走った後、自宅へ帰る途中、松屋橋筋と中央大通の交差点にある店終い間近のたこ焼き屋があったので、頑張った自分へのご褒美として、たこ焼きを購入。
難波の千日前商店街にある有名なたこ焼き屋「わなか」の支店のたこ焼きだ。こんな夜に、都会のど真ん中でたこ焼きを売っているなんて、大阪ならでは。
定番のソースではなく、あっさりの塩味で、走った後の達成感も相まって、美味しかった。


今回、何度も走っている大阪城公園であっても、今回新たな発見があった。
退屈に見えるコースであっても、自分の見方によっては刺激があって新鮮に感じる。
人間、食わず嫌いはダメで、一度実践してみるコトが重要だ。