高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 5.10NOAH横浜文化体育館大会:3.15のデジャヴ?

5.10のプロレスリングNOAHの横浜文化体育館大会。
3.15の東京・ディファ有明大会で、鈴木みのる率いる鈴木軍にNOAHの4大王座(GHCヘビー、ヘビータッグ、ジュニア、ジュニアタッグ)が全部奪われて、NOAHの至宝が全部流出してしまう異常事態の衝撃から2ヶ月。
今回、それを奪い返すために、NOAH勢が取り返しに望んだのだが、まさかのNOAH勢の全敗で、4大王座全て防衛。まさに3.15のデジャヴだ。
前シリーズのグローバルタッグリーグで優勝した、杉浦貴&田中将斗の最強のタッグチーム・弾丸ヤンキーズも負けてしまうとは思わなかった。これ程のベストタッグはいないだろうと思っていたのだが・・・
特にショックだったのは、3.15でベルトを獲られた丸藤正道が、この異常事態と団体のエースとしての責任として並々ならぬ覚悟で、リベンジとして鈴木みのるととの再戦に臨んだハズなのに、再び敗戦してしまったこと。
しかも今回は立会人のレジェンド・小橋建太が反則しまくりのセコンド陣を強制排除して、1対1で正々堂々と闘わせたにも関わらず負けてしまったのだから、丸藤は言い訳できない本当の完敗だ。
3.15ではセコンド介入の反則しまくりでの勝利だったので、試合後、NOAHファンからのブーイングが酷かったが、今回はNOAHファン及び自分は絶句。

鈴木みのる必殺のゴッチ式パイルドライバー炸裂で、丸藤が再び敗戦。

鈴木みのるは、誰も文句を言えない完勝をNOAHファンに見せつけ、コーナーポストに登ってこの不敵な笑み。
かなり憎たらしいけど、大好きなプロレスラーだ。こういうキャラクターのレスラーがいるからこそ、プロレスは面白くなる。



果たして誰がベルトを獲り返すのか。
今回、団体のトップが臨んでもこの結果なので、長年プロレスを観てきた自分も含めたファン達が全くそれを想像できない。
しばらくNOAH勢vs鈴木軍の抗争が続きそうで、目が離せずにとても楽しみだ!

その他に、この日一番淋しかったのは、自分とほぼ同い年のレスラーである森嶋猛の引退報告。
怪我や年齢で引退するのではなく、HbA1cの異常高値による糖尿病の悪化と脂肪肝でドクターストップがかかっての引退とは・・・
全盛期の中での突然の引退とは本人も相当辛かっただろう。彼の長身・巨漢の身体から繰り出されるバックドロップは破壊力があって凄かったなぁ・・・