高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 全日本マラソンランキング:89歳でフルマラソン完走者4人!

購読している月刊ランナーズ7月号の別冊付録で「全日本マラソンランキング」が発刊された。
2014年4月から2015年3月に開催された日本各地の日本陸連公認コース対象のフルマラソンの出場者の完走タイムを、年齢別で分けてランキングにし、上位100位までを掲載した冊子だ。
これまでは立ち読みだったし、自分の年齢で掲載されているランナーのタイムはフルマラソンを2時間15分から45分で完走する強者ばかりで気にしていなかったのだが、今回は手元にあるので、じっくりと中身を見てみる。
すると、年代別ランキングが「89歳」まであって、そこに4人もフルマラソンを完走されている御人がおられる事実に驚愕!

先日、アメリカで92歳のおばあちゃんがフルマラソンを完走したニュースも報道されたが、「89歳でフルマラソン完走」なんて本当に信じられない。
各地のマラソンに出ていると、自分を颯爽と抜いていく元気なおじいちゃんおばあちゃんをしばしば見掛けるが、生き生きしていてみんな元気な方々ばかりだ。
ランニングを趣味にしていると、まず背筋がピンとしているし、病気知らずで、脳も日々使っているので痴呆も無いんだろうなぁと思う。
自分もこの4人の方々のような年齢の重ね方をしたいものだ、とつくづく思う。
ちなみに自分が該当する34歳のランキングを見てみると・・・
自己ベストの3時間50分を記録したのは「横浜マラソン」だったのだが、先の報道で42.195kmから186m足らずに日本陸連の公認が外れてしまったこともあってそのタイムは採用されず、2014年11月2日に出場した「下関海響マラソン」の完走タイムの4時間11分が採用され、34歳のランナー6254人中、2165位だった。
これまで年代別順位を気にしたことなどなかったのだが、こういった集計をしてくれると、毎年、ランキングを少しでも上げることがランニングを続けるためのひとつのモチベーションになるなと思い直した。
今後は、出場する大会が日本陸連公認なのかを把握しておき、その大会で自己ベストが出るように、日々の練習と調整をするようにしていくとしよう。

しかし、この「全日本マラソンランキング」の表紙の8大会の写真を見るだけで、どの大会なのかが分かる自分が怖い。

一番左上は「姫路の皆さんありがとう」というカードを手に走っているランナーの写真は月刊ランナーズで見て印象的だったし、後ろにぼやけて見えるのは姫路城ということで、第1回大会なので出場したかったものの、落選してしまった2月開催の「世界遺産姫路城マラソン」だ。来年は出場したいものだ。
左上から2番目は、この華やかさと紙吹雪は東京都庁がスタートの2月開催の「東京マラソン」。
左上から3番目は、メインスポンサーがNitto、選りすぐりの女性エリートランナーが集う、長居陸上競技場がスタート&ゴールの1月開催の「大阪国際女子マラソン」。エリートランナーとしての勲章になるであろう、自分の名前がデカデカと記載されたゼッケン。これは市民ランナーとして嬉しいだろうな。自分も同日開催の「大阪ハーフマラソン」に出場し、ゴール後、競技場内で女性エリートランナーのゴールシーンを見守ったのを思い出す。
左下は、12月開催の「NAHAマラソン」。自分も2009年に出場し、10km辺りでこの「YMCA」のポーズを周りにいるランナー達とやったのを思い出す。
右上は、バックに東京スカイツリーがあり、荒川と思われる河川敷を走っているのを見ると、恐らく3月開催の「板橋cityマラソン」だと思う。
右上から2番目は、平安神宮の赤い大鳥居をバックにゴールする2月開催の「京都マラソン」だ。自分が出場した去年までは中盤に狐坂があって、疲労困憊だった後半を思い出すが、今年から狐坂がコースから無くなって走りやすくなったそうだ。
右上から3番目は、紅葉の街路樹の下を走るコースといえば、11月開催の「つくばマラソン」。
右下は、黄色い菜の花畑と言えば、新年一番最初に開催されるフルマラソンとして名高い「いぶすき菜の花マラソン」。
各大会にそれぞれ魅力的な特徴があって楽しいものだ。こういった写真を見て、楽しかった想い出を思い出す。