高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 錦織選手、遂にビッグ4の最後の1人に勝利!

今年の夏期休暇は、これまでと異なり、個々で適宜、7月から9月の間に3日間取得して良いということだったので、特にお盆に予定が無い自分は、亡くなった祖父母の供養のためにお坊さんが来る8月14日金曜日だけ、とりあえず休みをもらって、実家の岐阜に帰省した。
今年のお盆休みは土日を合わせてたった3日間で例年に無く短いが、どうせ休みをもらっても実家でダラダラするだけだし、残り2日の夏期休暇は9月のシルバーウィークのために取っておくつもりだ。
8月14日金曜日に帰省して、8月15日の終戦記念日の朝、楽しみにしていた事があった。
テニスのATPワールドツアー・マスターズ1000のひとつとして、カナダ・モントリオールで開催されているロジャーズ・カップのクォーター・ファイナルで、錦織圭vsラファエル・ナダルの対戦が実現した。
錦織選手は、これまでビッグ4のジョコヴィッチやフェデラー、マレーには勝った事があるものの、ナダルだけには一度も勝った事がないのをずっと知っていたので、この対戦が再び実現するのをずっと楽しみにしていた。確か、一番最近での対戦は、昨年5月のスペインのマドリッド・マスターズの決勝で、錦織選手は初めてナダルから1セットを奪い、初勝利の可能性があったものの、負傷で途中棄権に終わっていたハズだ。
せっかくの休みなのに、朝早く起きて実家のテレビでNHK BS1をつけて観ようとするも、雨による試合開始遅れ及び前の試合が長引いた事で予定していた時間に試合が始まらず、早起きが台無しになってしまった。
この「試合の時間が読めない」というのが、これまでテレビ局がテニス中継を敬遠してきた最大の理由だ。
これまではそんな事情があったのに、最近は錦織選手の活躍で国民のニーズが高まり、テレビ局もテニス中継をやらざるを得なくなった。
こうしてお盆休みにテニス中継がテレビで観られるなんて、昨年まででは全く考えられない状況だ。
これも錦織選手のおかげ。今年は、高校野球に加えて、お盆休みの楽しみが増えた。
肝心の試合はというと、終始、錦織選手のペースで、2セットをあっという間に取ってのストレートの完全勝利!これまで苦手にしてきて一度も勝った事が無かったナダル相手にあっさり勝ってしまった。



念願の初勝利で、ビッグ4の4人全員から勝利を挙げた事になる。スゴイ!

今年になって復帰したばかりで、先日の得意とする全仏オープンテニスも優勝できなかったナダルは本調子ではなかったと思われるので、次はグランドスラム(4大大会)の舞台でもう一度対戦してもらいたいものだ。

ただ、この後のアンディ・マレーとのセミファイナルでは、体調を崩してしまった事もあって、あっさり敗北。せっかくナダルに勝ったという快挙を挙げたのに・・・
やはり、ビッグ4にコンスタントに勝てるという安定さと、世界中で開催されている大会に出場して連戦することでATPポイントを稼ぐための基礎体力が不十分である点は否めない。
8月31日に開幕する今年最後のグランドスラム全米オープンテニス」。
錦織選手にとってこの大会は昨年は準優勝で飛躍のきっかけになったので、是非、万全のコンディションで昨年と同様に活躍して欲しい!