高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む(トレイルランニングは勉強中)変態ドMランナーです。

 富士総合火力演習:大迫力の陸上自衛隊の実弾射撃

8月23日日曜日、「富士総合火力演習」当日。
午前4時に起きて、午前5時に沼津駅前の東横インから4人でタクシーに乗って、一路、会場となる静岡県御殿場市にある陸上自衛隊東富士演習場へ。
会場に到着する前から自家用車組の大渋滞に巻き込まれながら会場に到着すると、既にたくさんの観覧客で大混雑。

会場には、富士総合火力演習陸上自衛隊関連のグッズがたくさん販売されていた。
総火演開催前の待ち時間、開催中、開催後の駅までのバスの待ち時間は、日陰のない場所にいることになると聞いて、万全な熱中症対策をしてきたつもりであったが、売店では食べ物や飲み物も売られており、その心配はなさそうだ。

いろいろグッズはあったものの、会社へのお土産以外に買いたいと思うものが無かったので、迷彩色のハットを記念に購入。
前にツバがある帽子しか持ってきていなかったので、日差し避けにちょうど良かった。
デザインをいろいろ迷った挙句、よく見掛ける一般的な迷彩色ではなく、アメリ海兵隊が使用している迷彩色にしてみた。なかなかお気に入り。今後、このハットを見る度にこの日のことを思い出しそうだ。

午前10時からの演習開始までの間に腹ごしらえ。富士山カレーというらしいが、普通のカレーだった。

我々は早くから並んでいたおかげで、並んで30分程度待っていただけで、すんなりとスタンド席に座ることが出来た。
朝7時前なのに、会場は既にたくさんの人で、スタンド席はすぐに満席。
前日の予行演習で、砲弾の破片が観覧席に飛んで2名が怪我をした報道が流れたにも関わらず、自分達も含めてお構いなしでみんなやって来ている。
そうなった場合は、観客はシート席になる。固い地面に敷いたシートの上に座るのはキツいし、視界も悪いので、スタンド席に座る事が出来て本当に良かった。

演習は10時スタートなので、スタンド席に着席してから約2時間30分も待ち時間があったのだが、開始前から会場には演習のための予行練習としてたくさんの戦車達がやって来て、爆音を打ち鳴らしながら空砲を打ち鳴らし、我々観客に普段見慣れない新鮮な光景を見せてくれていたので、待っていても全く飽きなかった。

そして、演習スタートの10時前。
物々しい雰囲気の中で黒塗りの自動車がやって来た。中谷防衛大臣を乗せた自動車だ。
今、国会では安全保障関連法案の審議で渦中の人で大忙しだろうに、その時間を縫ってこの会場まで挨拶に御足労頂けた。


8月23日日曜日午前10時、いよいよ待ちに待った「富士総合火力演習」スタート!

続々と戦車がやって来た。
まずは、遠距離火力演習。
これは「90式戦車」と言うらしい。

そして、こちらは「99式自走155mm榴弾砲(りゅうだんほう)」。

位置について、実弾を轟音を轟かせながら発射!


発射後、砲弾はしばらくして、会場アナウンスの合図と共に、ここから約3km離れた二段山、三段山に着弾。
はるか3km先なのにその音が聞こえ、煙が上がっている。着弾地点には木が無くなってハゲ山になっている。

何台かの99式自走155mm榴弾砲が並びで一斉に発射し、空中で炸裂した火炎が一列に並んだり、富士山を描いたりする演出も。
この演習の名物だそうだ。会場のアナウンスによると、各戦車との連携が必要で相当難しい技術だそうだ。
今日はあいにくの曇空でガスっていて、バックに本当の富士山が見られなくて残念。


戦車だけではなく、「96式双輪装甲車」も。

96式多目的誘導弾」の射撃練習も。ここから約1km〜2km離れた目標地点に向けて、誘導弾を発射する中距離火力演習だ。
ここぞとばかりに持ってきていた一眼レフに、望遠レンズを装着して連写したおかげで、発射したばかりのミサイルを激写する事ができた。



陸上自衛隊員達も、近くの目標物に向けて射撃。近距離火力演習だ。



そして、彼方の空からは戦闘ヘリコプター「AH-64D(アパッチ)」がやって来た!ヘリ火力演習だ。




前半の前段演習の最後、戦車火力演習のトリを飾るのは、「10(ヒトマル)式戦車」だ。一番人気がある戦車らしい。
これまでの中で最も観覧席に近い場所で砲弾を発射するので、地響きが起こるくらいのスゴイ音と迫力だった。耳栓は用意していたものの、ここまで使用していなかったが、さすがにこれは耳栓をしておけば良かったと思った。


「10式戦車」が発射直後に火を吹くこんな写真が撮りたかったのだが、自分の素人技術では全く撮影できなかった。果たしてどうやったらこんな写真が撮れるのだろう・・・

そして、後半の午前11時過ぎの後段演習。前半は陸上自衛隊の主要装備品の紹介であったが、後半は島嶼(とうしょ)部、つまり島に対する攻撃のデモンストレーションだ。島への部隊配置、機動展開、奪回までの一連の流れを紹介してくれた。

島を攻めるために、空から観測、戦闘、輸送ヘリコプターがたくさんやって来た。



ヘリコプターからは、自衛隊員や偵察用オートバイが下りてきた。


そして、空かは「F-2戦闘機」がやって来た。あまりの速さで写真に収められなかった。



F-2戦闘機からの爆撃はスゴイ迫力。

後段演習はこの後も12時まで続いていたのだが、例年、最後まで演習を観ていると、約3万人の観覧客が一気に帰路につくため、相当な大混雑になって帰る時間が遅くなってしまうらしいので、「この時点で十分に演習を楽しんで満足した」と4人で合意し、演習の終了を待たず、早々に会場を離れる事にした。
その英断のおかげもあってか、富士山の麓の会場から最寄駅のJR御殿場駅までのシャトルバスにスムーズに乗る事ができ、御殿場駅から三島駅まで行った後は、予定より1本早い新幹線に乗って帰阪することができた。
この日は、予想していた炎天下ではなく、曇り空でそれほど暑くはなかったので、体力的には厳しくなかったのだが、明日から仕事なので、少しでも早く帰ることができて助かった。
(後からのニュースによると、自分達が帰った後に、演習中の戦車の履帯(キャタピラ)が外れるアクシデントがあったり、演習の最後にオスプレイがやって来たりしたようで、ちょっと残念。)
今回は、「富士総合火力演習」というレアイベントを観覧できて幸せだった。
自分はこの演習の存在を誘われるまで知らなかったくらいミリタリー系には疎いため、最初は全く興味がなかったのだが、今回観覧したことで興味が出てきたし、視野が広がったし、自衛隊の活動内容や自分が毎月支払っている税金がどのように使われているのかなどを知ることができた。
それに、素人目にしか分からないのだが、普段、映画のスクリーンの中でしか見たことがない戦車達を生で間近に見ることができたのはとても新鮮だった。
こんなレアイベントであれば、毎年、抽選には申し込んでおこうかな・・・