高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 東京・神田にて

9月15日から17日かけて、仕事の担当プロジェクトの最後の大イベントに参加するために2泊3日の東京出張。
訪問先は東京の日本橋近くであったために、仕事の後に同僚とオシャレな雰囲気のコレド室町を散策し、また日本橋に行って欄干にある名物の麒麟の像を見物。
東京の日本橋は「にほんばし」と呼び、ビジネス街であり、昔は五街道の起点、現代では国道1号線の起点となっている橋だ。
大阪の難波にも日本橋はあるが、そっちは「にっぽんばし」と呼び、昔は秀吉の街造りの起点となり、今や東京の秋葉原と並ぶ電気街だ。
学生時代に東京に6年間いた間も、何度かここに来た事があるが、その時は歴史や価値を知らなかった。

宿泊先は、日本橋から徒歩で行ける神田のホテルにした。
日中はあれだけビジネスマンがたくさんいるのに、夜になるとひっそりとして、ここは東京のど真ん中なのかを疑いたくなる雰囲気だった。
そんなひっそりとしたホテル周辺をブラブラ歩いていると、昔懐かしい雰囲気の銭湯を見つけた。
「お玉湯」という面白い名前。
こんなビジネス街にも残っているんだと思い、2日目の夜に行ってみると、自分の前にひと走りされて来られたようで汗だくのランナー風の客が入って行った。
どうやら、仕事終わりにこの銭湯に寄ってロッカーに荷物を預け、この銭湯周辺を走ってひと汗かいた後は、銭湯で汗を流してすっきりした状態で帰宅するつもりのようだ。
なるほど、こういった銭湯があるとランナーステーションみたいになっていいなぁと思った。

17日に、無事、東京での仕事の大イベントが終わって、すぐに帰阪。
21時過ぎに帰宅した後、精神的には疲れていたものの、体力的には全く疲れていなかったので、帰宅後すぐに仕事で流した汗をシャワーで洗い流すくらいなら、大阪城公園を走ってもうひと汗かいてから流してしまおうと急遽思い立ち、大阪城へナイトランニングへ。
外周2周、内周1周の約12km。日中は東京にいたのに、夜は大阪城の下にいる。何だか変なカンジだ。

急遽思いついたのだが、ベタベタの汗をサラサラの気持ちの良い汗に変えることができた上に、夜風が涼しくてとても気持ち良かった。
神田の銭湯でランナーを見掛けて自分も走りたいなぁとガマンしていたので、ちょうど良かった。
東京での仕事を無事終えられたため、これで心置き無くシルバーウィークを迎えて、ゆっくり出来そうだ。