高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 彼岸花(曼珠沙華)を見るために万博記念公園へ

9月20日日曜日、時はシルバーウィーク真っ只中。
無事に仕事のイベントを終えて、心置きなくシルバーウィークを迎えられた。
お彼岸ということもあって、9月中旬に咲き始める彼岸花(曼珠沙華)を見に行こうと思い立ち、大阪府内の名所を探してみると意外と少なく、昨年行った堺市浜寺公園と自宅近くの大阪城公園万博記念公園くらいしかヒットしなかった。
県外となると走って行く事はできないので、必然的に万博記念公園を目標にランニングする事にした。
ルートラボでコースを作って見ると、どんどん北上して約20km。ちょうど良い距離だ。
まずは、自宅の堺筋本町をスタートして、松屋橋筋から天神橋筋を北上。
せっかくなので、日本一長い商店街として有名な天神橋筋商店街の中を一丁目から十丁目まで走って、淀川に出た。

淀川に架かる長柄(ながら)橋を渡る。地元・岐阜の長良にある長良(ながら)橋と同じ名前。橋の真ん中のアーチが特徴的だ。



淀川を渡って、東淀川区の淀川の堤防を走る。
シルバーウィーク中、行楽日和が続くとのことで、この日も秋晴れで日差しがきついものの、風は冷たいので、かなり走りやすかった。
この堤防上からの景色は最高だった。右に梅田の高層ビル群。

左には淀川沿いの大阪市都島区の街並み。そのはるか向こうには生駒山が見える。1週間前にあの生駒山の山頂にいたと思うと、何だか感慨深い。

淀川の堤防を下りて東淀川区を走って神崎川を越えると、吹田市に入った。
伊丹空港に行くときによく使う阪急千里線の吹田駅のすぐ近くに吹田市役所を見つけた。

吹田市に入ってからは、摂津市方面に走って、千里丘七丁目の交差点を左折して、万博記念公園に到着。
ここまで約20km。近いものだ。
万博記念公園の周りは、歩行者及び自転車用の道が整備されていて、この日も自分と同じようなランナー達がたくさん熱心に走られていた。単調なコースだけど、走りやすいし、公園の周囲は広くて1周5kmあるらしいし、コース沿いには温泉施設もあるし、この辺りに住まれているランナーは恵まれていていいな。
万博記念公園には過去に1回しか来た事がないので、とりあえず北口から入場料を払って園内に入る。


公園の周りには大阪大学付属病院があって、屋上にはドクターヘリが停まっていた。

それにしても、過去に大阪万博が開催された土地なだけあってとても広い公園だ。

園内を走るワケにはいかないので、歩きながら彼岸花が咲いている場所に向かって散策。
園内の彼岸花スポット1箇所目。この石畳の通路沿いにいっぱい咲いていた。



おっ、珍しい白い彼岸花を発見!

そして、園内のこの小川沿いがメインの彼岸花スポットらしい。

彼岸花が小川沿いに群生していて、赤い絨毯のようだ。スゴイ!満開だ!!




彼岸花曼珠沙華)は、放射状に燃え上がるような姿で咲く。
この特徴的な姿に魅了されているのは自分だけではないようで、一眼レフカメラを持って撮影されている方がたくさんいた。自分は走ってここまで来ているので、スマホのカメラで控えめに撮影。

期待していた彼岸花は満開で見頃。かなりきれいで癒された。
ただ、全国的に見ると、これ以上に彼岸花が群生しているスポット(埼玉県日高市巾着田に至っては500万本の群生が見られるらしい)が多数あるらしく、将来、是非行ってみたいものだ。
そして、万博記念公園内の広場を見てみると、行楽日和であることもあって家族連ればかり。
「自分の歳なら、本来、あっち側にいるのが普通なんだよなぁ…」としみじみ。
また、「約5年前、当時付き合っていた彼女とここに来て、この広場で手作り弁当を食べて、その後仲良く寝転がっていたなぁ…」と昔の思い出を懐かしむと共に、5年前と状況がほぼ変わっていない自分を情けなく思った。

せっかく万博記念公園に来たので、有名なアレも見に行ってきた。
太陽の塔」だ。間近で見るのは2回目だが、何度見てもこのスケールの大きさには圧倒される。

真下から見上げた太陽の塔

真横から見た太陽の塔

真正面から見た太陽の塔

万博記念公園内を散策した後は、近くにある温泉施設「源気温泉万博おゆば 」にてフィニッシュ。

ランニング後に温泉に入って帰宅できるように、トレイルランニング用のバックパックに着替えを入れてここまで走ってきたので、温泉でゆっくり疲れをとって、スッキリした気分で帰りは電車で帰宅した。
たまには、こうやってランニング後に温泉に入ることを目標にバックパックを担いでのランニングもなかなか楽しいものだ。

そして、万博記念公園から電車で帰宅した時には、テレビはラグビーワールドカップ2015での日本が世界ランキング3位の南アフリカに勝つという大金星・歴史的快挙で持ち切り。
ラグビーのルールは全く分からないのだが、勝敗が分かった上で録画していた試合を観ていても大興奮。
最後残り数分でペナルティキックで3点取って同点に持ち込むのではなく、あえてスクラム(モール?)を選択してトライによる5点を狙ってあくまでも勝ちに行く姿勢には痺れた。
その攻める姿勢が最後まで接戦を生み、24年振りのワールドカップでの勝利を南アフリカから挙げた。
その凄さが全く分からなったのだが、ネット上で、
スラムダンクで湘北が山王工業に勝ったような事態」
ドラゴンボールヤムチャベジータに勝つのと同等」
と聞いたら、その凄さがよく分かった。2試合目以降も観てみよう。