高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 道東観光3:摩周湖、屈斜路湖、向日葵畑、網走監獄

9月29日火曜日、道東観光最終日。
川湯温泉の宿で十分に温泉を堪能した後、車で摩周湖へ。
霧の摩周湖」を呼ばれるくらい霧が発生しやすい神秘的な湖で、宿に摩周湖の固定カメラの映像が見られるパソコンが設置され、霧が出ていないかどうかを確認できるくらい。宿のフロントの方にこの日の朝の摩周湖の模様を見てもらったら、霧はまるで無いと聞き、早速行ってみた。
摩周湖に行く前に、終始、硫黄の煙が出ている硫黄山に寄ってみる。

そして、摩周湖に到着。この日は朝から晴天で霧は全く無くて、展望台からの眺めは最高だった。
湖上に浮かぶカムイシュ島と湖の深い青色が神秘的だ。



摩周湖売店にて、100円でメロンを食べさせてもらった。
子供の頃からメロンを食べると喉が痒くなる、つまりアレルギー反応を示すので、メロンそのものを食べる事はあまりなかったのだが、久し振りに食べても症状は出なくて美味しかった。

そして、次は北海道の三大カルデラ湖の最後となる屈斜路湖へ。
屈斜路湖が一番綺麗に見える美幌峠に到着。
美幌峠は、故・美空ひばりさんが唄ったことでも有名だそうだ。

そして、美幌峠からの景色は、天気も良くて絶景だった。
黄緑色の低木が広がり、湖の真ん中には中島という大きな島があり、素晴らしい景色。
ずっと居たくなるような素晴らしい場所であったが、この日は風が強く、寒くて長くは居られなかった。



そして、網走市に戻ってきた。
女満別空港から関西空港へ帰阪する便は夕方で時間がまだあったので、網走に来たら必ず観光客が行くであろう「博物館網走監獄」に寄ってみた。
ここはかつての網走刑務所の姿が再現されている観光地であり、日曜日に「オホーツク網走マラソン」のスタート地点であった網走刑務所は現役で別の場所にあるのを当初知らなかった。よく考えたら当たり前だ。
赤レンガ風のかつての建物が並ぶ敷地内を散策。


網走刑務所の牢獄として知られる、五翼放射状平屋舎房。
真ん中に監視室があって、5方向に舎房が伸びている独特の形だ。



レンタカーを返却する時間が迫っていたので、慌ただしくひと通り見た後は、入口にある食堂で昼食に監獄食を食べた。実際の網走刑務所で受刑者が食べている料理を体感出来るとのことで、ここに来たら、是非食べてみたかった。監獄食は2種類あって、メインをさんまかほっけかで選べる。
自分は旬のさんまがメインの「監獄食A」を選択。
質素だけど美味しくて、自分にとって昼食はこれで十分だ。麦飯も大好き。

そして、最後は「オホーツク網走マラソン」のゴール地点であった大曲湖畔園地の向日葵畑をもう一度見に行ってみた。
2日前はゴール直後にゲリラ豪雨に見舞われ、この向日葵畑を堪能できなかったのだが、この日は天気も良くて、人もおらずひっそりとしており、まさに祭りの後。
約18haの広大な土地に植生されている約150万本の満開の向日葵を独り占めの如く、望む事ができた。
本当に素晴らしい、この向日葵畑。圧巻の光景に圧倒された。この光景は今後も忘れられなさそう。





たった数日感であったが、道東の大自然を体感できて、本当に癒され、リフレッシュできた。
能取湖のサンゴ草の赤色、オホーツク海摩周湖屈斜路湖の青色、知床半島の自然の緑色、大曲湖畔園地の向日葵畑の黄色と、この時期の北海道は自然の色とりどりの共演が見られ、感動を覚えた。
これから北海道は冬を迎えて、一転、白一色になり、流氷やウィンタースポーツなど、また違った楽しみができる。
1年を通していろいろな自然との触れ合いができる北海道に、また来たいものだ。