高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 「世界糖尿病デー」でブルーライトアップされた大阪城

11月14日土曜日。先週に続いて雨の週末。
11月はマラソンシーズンなだけあって、翌日の15日日曜日も、埼玉県では「さいたま国際マラソン」が、石川県では「金沢マラソン」が初開催。
第1回大会は、残念ながら雨の中での開催になりそうだ。
この魅力的な2大会に自分も出場してみたかったが、前者は制限時間4時間で怖気づいているうちにあっという間にエントリーが締め切られ、後者はあえなく落選してしまったので、自分は来週の大勝負となる「大田原マラソン」に向けての合間の休みとなった。
ここのところ土日の朝が早かったので、久し振りにゆっくり寝て休足する事にした。
といっても、少しでも走っておかなければ走力が落ちてしまうので、通っている心斎橋のジムに行って、脚を中心にした筋トレとトレッドミルで6km程度の軽めのランニング。
そして、ジムに併設されているスウェディッシュマッサージというオイルマッサージを誕生日割引で受けて、下半身を中心に連戦で凝り固まった筋肉をほぐしてもらった。
雨が降る中に帰宅すると、11月14日は「世界糖尿病デー」であり、日本全国各地のランドマークでブルーライトアップされていることをネットで知った。
そういえば、地元・岐阜の岐阜城もこの日はブルーライトアップされているとかつて親が言っていたのを思い出した。
そのイベントは自宅近くの大阪城でもブルーライトアップされているとのこと。
今や自分の第二のランニングコースとなっていて夜に走りに行くお馴染みの大阪城が、年に一度、違った姿を見せてくれるという事を知って、どうしてもいつも走り終わった後に大阪城を見上げるあのベストスポットから、大阪城の青い姿を見てみたくなった。
雨がパラついている上に、夕食を食べてしまっていて腹の中に物がある状態では本来走りたくないのだが、急遽、雨の中、大阪城に向けてナイトランニングを敢行する事にした。
遠くから見た大阪城。おぉ、確かに青い!早く近くまで!


内周を走って、大阪城の真下までやって来た。

そして、自分の中でのベストスポットである石垣の上から見上げた大阪城



大阪城は、普段の姿と全然違った。
見慣れている大阪城が暗闇の中に青く浮かぶ姿は、どこか妖艶で、とても綺麗だった。
22時過ぎに雨の中、この場所に傘も差さずに走ってくるような正気の沙汰ではない事をする輩は自分以外にいるハズもなく、この光景を独り占めして、大阪城だけに何だか天下を取った気分になれた。
雨の中にわざわざやって来て、年に1回の大阪城の貴重な姿を拝む事ができて良かった。
雨の中でもっと眺めていたかったが、雨に濡れて風邪をひいてしまっては元も子もないので、早々に立ち去った。

翌日は、「埼玉国際マラソン」の中継を見て、今は市民ランナーとして活躍する吉田香織選手が力走し、日本人最上位の2位に入ったことに感動を覚えた。新たな市民ランナーの星の誕生だ。
なのに、完走タイムとしてはリオオリンピックの選考設定基準タイムからは程遠く、日本陸連からの評価も低くて、世界の遠さを再認識。
同じく男子のオリンピック選考レースである、12月6日開催の「福岡国際マラソン」が本当に楽しみだ!
元祖・市民ランナーの星である川内優輝選手、頑張れ!!
日本陸連を黙らせて、問答無用でリオオリンピックの代表に選ばれるような圧巻の走りを期待。

そんな吉田香織選手の力走に感化されて、自分も夜に2日連続の大阪城ナイトランニング。
この日は通常のライトアップで、普段通りの大阪城の姿だった。こっちはこっちで雄大な姿だ。
これで今週の疲れとストレスをデトックスしてリセット完了。月曜日からまた仕事を頑張れそうだ。