高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 馬籠・妻籠観光

5月5日木曜日。
G.W.の2つめのイベントとして、岐阜県と長野県の県境にある馬籠と妻籠にドライブに行ってきた。
馬籠(まごめ)とは、岐阜県中津川市国道19号線中山道)の宿場のひとつ。石畳の敷かれた坂に沿って、昔ながらの家が保全されているため、観光地として有名だ。
岐阜市を出て約2時間半、中津川市の外れの山の中腹にある馬籠宿に到着すると、そこには日本の原風景とも言える、水田が広がる風景が広がっていた。
あぁ、自分は休暇中にこういう光景を求めていた。馬籠宿に行くのをそっちのけで、しばし見とれる。

馬籠宿の石畳の道を登りながら散策。この登り坂は高齢者にはちとキツイ。
子供の頃、両親に連れられてやって来た事があったハズだが、全然覚えていない。
それにしても観光客が多くて賑やかだった。しかも外国人もたくさん。よく交通の便が必ずしも良くないこの場所を見つけて観光に来るなぁと驚くばかり。


名物の五平餅を食べながら歩いた。五平餅と言えば、飛騨高山方面の「ぞうり型」をイメージしていたが、ここら辺の五平餅は「団子状」だった。へぇ、初めて見た。味は同じ。

かの島崎藤村は、ここ馬籠宿の生まれであり、代表作のひとつ「夜明け前」は馬籠宿を舞台にした歴史小説だ。馬籠宿の島崎藤村生家跡には藤村記念館があった。
坂道を登って、馬籠宿の登り坂を登って、見晴台に到着。
おぉ、あれが日本百名山のひとつ、恵那山だ。
ここに来るまでの間に恵那山に向かう道があって、トレッカーも見掛けた。いつか行ってみたいものだ。


中津川市の街並みも見られた。

せっかく馬籠宿に来たので、馬籠峠を越えて長野県に入ったところにある、長野県木曽郡妻籠(つまご)宿にも行ってみた。
ここまで来ると、馬籠峠を越えないといけない事もあって、馬籠宿よりは観光客が少なくてひっそり。山中の宿場町という雰囲気で、自分としてはこちらの方が好み。

ここのところ、マラソン出場の前日にしか観光していないので、たまにはこうやってのんびりと翌日に走る事を考えずに観光するのも面白いものだ。
自然に溢れた日本の原風景を見る事ができて、良いリフレッシュが出来た。