高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 全仏オープンテニス:ジョコヴィッチ、キャリアグランドスラム達成!

全仏オープンテニス2016。
2005年から2014年までの10年間、ラファエル・ナダルの独壇場で、2009年大会を除いて負けなしの9回優勝という信じられない大記録。
2015年からは残念ながら怪我などで調子を落とし、今年も自分の庭でもある全仏オープンテニスで無念の棄権。
彼の復活にはまだまだ時間がかかりそうだ。
そんな中、昨年、キャリアグランドスラム(全豪・全仏・全英(ウィンブルドン)・全米で優勝)に王手をかけた決勝でワウリンカに負けたジョコヴィッチが念願の優勝を遂に果たし、キャリアグランドスラムを達成!
他大会では何度も優勝していて無敵の強さを誇るのに、クレーコートのここだけはずっと勝てなかった事もあって、その喜びはひとしお。赤土の上で大の字になって喜んでいる姿が印象的だった。


ナダルがここで台頭する前の1997年、2000年、2001年に3度優勝した実績を持つブラジルのグスタボ・クエルテンさんが観客席でジョコヴィッチを祝福。
自分がテニスを観始めた頃に活躍していたアフロヘアの印象的な選手。久し振りに観て懐かしかった。笑顔がとても素敵だ。

全仏オープンテニスと同時期にやっていたNBAファイナルも、普段はNBAは観ておらず、毎月NHKで放送しているNBAマガジンを観ているくらいなのだが、感動した。
満を持して地元であるクリーブランドに帰ってきたレブロン・ジェームズが所属するキャバリアーズが優勝!
優勝が決まった瞬間、地面に伏して泣いて喜ぶ姿が印象的だった。

そして、最後に、優勝杯を手にして、

Cleveland, this is for you!

と叫んだ姿には感動を覚えた。


選手同士が勝ち負けを競って本気でぶつかり合うからこそ生まれる感動がスポーツにはある。
そのスポーツのルールやこれまでの歴史、選手達の背景や実績、努力などを把握した上でそれを観ると、その感動は倍増する。
スポーツって素晴らしい。興味があるスポーツがたくさんあると、平凡で無為な毎日に活力を与えてくれる。