青春18きっぷポスター:2016年夏版
2016年7月1日から発売開始された、青春18きっぷのポスター。
年に3回、春・夏・冬にある楽しみのひとつで、最近ではこのポスターのすばらしさにようやく世間も気づき始め、そのどことなく懐かしい情景に感動を覚える方も多いようだ。
自分はずっと前からそれに気づいていて、以前からこのブログで話題にしてましたよ!と声高に叫びたい気分だ。
2016年の夏も大阪駅で見つけた。
2016年夏のポスターの舞台は、熊本県と鹿児島県を結ぶ肥薩線の駅のひとつである、真幸(まさき)駅だそうだ。
この駅は、熊本と鹿児島とを結ぶから肥薩線なのに、唯一、宮崎県にある。
そして、この写真からもわかるように、全国でも珍しい急勾配を登るためのスイッチバック構造の駅でも有名だそうだ。
ポスターのコピーは、以下。
こののどかさこそ、真の幸せなのかもしれません。
青春18きっぷの題名の横には、
旅情あふれる名の駅へ。
と記載されているように、これまではコピーに時間が記載されていたが、今回から珍しい名前の駅をテーマに紹介していくようだ。
「真の幸せ」と書いて真幸駅。
確かにこれは縁起が良い駅名だ。
かつて自分も行った事がある北海道・帯広にある「幸福駅」と同様に、この駅の切符も観光客には有名だそうだ。
(自分は「幸福駅」の切符を手に入れたものの、その後、幸福には至らなかったが・・・)
ホームには「幸せの鐘」も置かれており、幸せと感じる度合いに応じて鳴らすのが良いとされているそうだ。
一度、こんなのどかな駅に旅して行ってみたいものだ。
平成28年4月の熊本地震で被災した熊本地方も早く復興して、このポスターのようなのどかな風景が再びやってくるといいものだ。