高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 北海道マラソン:真夏のフルでギリサブ4達成!

2017年8月27日日曜日、北海道マラソン当日。
今年も快晴の朝。真夏らしい天候で、暑くなる事が予想された。

毎年来て感動するのは、この大通公園の整備された花壇。色とりどりで美し過ぎる。県外からの出場者を歓迎してくれているかのようだ。

出場ランナーでごった返す大通公園で着替えを終えて、Cブロックへ。
しまった。この位置では、スタート前の時計台のカウントダウンが見えない。

年に1回の、今年はスタート後の時計台のカウントアップを見ながら、北海道マラソン、スタート!


スタート時の気温は24℃。これは暑い。と思ったものの、
この先、暑さはこれ以上上がらず、例年に比べたら暑さはまだマシだった。
みんな、「暑い、暑い」と言っているが、例年の北海道マラソンはこんなもんじゃない。

最初は札幌の繁華街を走り、お馴染みのすすきの交差点のニッカウヰスキーの有名な髭の王様の看板を見て北へ走る。

こんな暑い中でも沿道にある学校の学生達が我々に笑顔で応援してくれる。有り難いものだ。



幌平橋を渡った後に折り返して、また札幌の市街地に戻って来て、10km手前で創成トンネルの中を走る時も、例年と同様に、トンネルの上から手を振って応援してくれる。

再び札幌駅を外れて勝負の新川通に挑む前に、トップランナーが対向車線をスゴイスピードで走っていく。この暑い中ですごいなぁ、と羨望の眼差しで見ながら走る。

そして、中間地点直前にこの大会で最も苦しい勝負の新川通に入った。
ここは片道約7kmの一直前の幹線道路で、殺風景で単調且つ影も無いので、メンタル的にもフィジカル的にも最もキツイ区間

でも、3回目ともなると、ここの辛さとその辛さを乗り越えてここで走る事の重要性を知っていたので、むしろペースアップして快調に走った。

3回目なので、先が見えている事もあって、折り返し地点はすぐにやって来た。折り返しも自分に負けず走り続ける。

新川通の終わりを告げる曲がり角。今年は大して辛くなかった!

折り返しコースを走って、終盤、北海道大学のキャンパス内。木々が立ち並ぶ緑のドームで久し振りに影の下を走る事が出来て涼しい・・・と言われているが、40kmになってくると、多少の涼しさや暑さなんてどうでもいい。
とにかく苦しくて、最後の力を振り絞ってゴールに向かう。

旧・北海道丁赤れんがが見えてきた。あと少し!


大通公園の前で曲がって、ゴールゲートが見えてきた!
良かった!3回目にして初めてのサブ4達成だ!!


今年も20℃超えの暑さにより体力を奪われて大変だった。でも、例年はもっと暑いので、今年はまだマシだった。
ゴール後は汗だくになりながら歩いて休む。今年はゴール後にクールダウンのブースがあって、ボランティアの方が氷を配ってくれた。これは有り難い。

ひと休みした後は、ホテルに戻って、荷物を纏めて帰阪。
新千歳空港では、昨晩、大行列で食べられなかったガラクスープカレーをお土産で買い、フードコートで1人でも食べられる有名な松尾ジンギスカンジンギスカン丼を食べた。これで2日間で北海道名物をほぼ食べられて満足。


北海道マラソン、今年は太陽がほぼ雲に隠れて風もあったお陰で走りやすかった。
久々のフルで自己ベストなんて狙っていないので、前半ゆっくり走っていたら中間地点で2時間も要してしまい、後半ペースを上げた結果、グロスタイム(スタート号砲からゴール迄のタイム)でもサブ4で走れ、最低限のC目標を無事達成。
2012年に初出場した時は、単に実力不足と暑さにやられて気持ち悪くなり、制限時間の5時間ギリギリのゴールで九死に一生を得、昨年はサブ4で走る事ができる実力はあったものの、暑さでサブ4を達成できずだったが、3回目の正直でようやく真夏のフルマラソンでサブ4で完走する事が出来た。
達成感に満たされながら帰阪。
こちらの夏は、本土のような多湿による不快感が無くて過ごしやすく、走っていて気持ち良いので、去り難い想いを振り切って1泊2日の北海道旅行終了。
来年は3時間50分以内での完走を目指そう!