高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 久し振りの生駒山でのランニング

日曜日早朝ランニングは久し振りに生駒山へ向けてのランニング。
この日はこれまでのウルトラマラソンの中で最も辛かった村岡ダブルフルウルトラランニングの開催日なので、1年前の蘇武岳の急で長い坂道を思い出しながら、日本一の坂道として最近テレビで頻繁に露出している国道(酷道)308号を登って、大阪市東大阪市奈良県生駒市の県境である暗峠へ。
生駒山の麓から住宅限界(住宅があるまでの境界)からの東大阪市の眺めはいつ見ても素晴らしい。

ここからの急峻な坂道は何度も登っているが、いつ来ても大変。住宅限界までは走って登る事ができるけど、これ以降はとてもじゃないけど走って登る事は出来ない。
歩いて登って30分程度、暗峠に到着。

時は9月中旬という事で、この日は暗峠に来る事以外に楽しみがあった。
暗峠の脇道からなるかわ園地のぼくらの広場へ。
そこにこの時期になると咲き誇る曼殊沙華(彼岸花の群生を見たかった・・・ものの、群生は少ししか見られず。

でも、ぼくらの広場から望む景色は素晴らしかった。大阪平野をパノラマで一望できる素晴らしい場所だった。なるほど、ここからの眺め生駒山遊園地からの眺めよりも素晴らしい。良い場所を見つけた。
彼岸花は見られなかったけど、この景色を見られたからいいか。


暗峠に戻った後は、峠の茶屋すえひろでかき氷を食べてひと休み。
走った後なこともあってか、今夏一番の美味しさだった。
このかき氷が食べられるなら毎週でも来たいな…

その後は山道をトレイルランニングして生駒山頂上の生駒山遊園地へ。
家族連れがたくさんいて、「本来ならあっち側だよなぁ」と切なくなりながら、宝山寺に寄って参拝し、下山して生駒駅で終了。

この日の目的のひとつとして、このお彼岸の時期に必ず咲き誇る曼珠沙華(彼岸花)を見たかったのだが、大阪府民の森のホームページでは満開とあったのに、その場所が分からなかったものの、暗峠宝山寺の参拝道で少し見られて良かった。


この日、村岡ダブルフルでは第20回記念大会として、「勇者の道120kmの部」が新設されている。
120kmなのに、制限時間は100kmと同じ14時間というから驚き。
あのアップダウンが激しい難コースを14時間で完走できるランナーは何人いるのか、信じられない。
昨年、九死に一生を得て、100kmを13時間43分でゴールしたあのコースを経験しているだけに、この条件をクリアできるランナーは本当の勇者だと思う。
自分のところにも挑戦状が事務局から来ていたものの、今の自分の走力では到底ムリと判断してエントリーは控えた、というか逃げ出した。
なので、今日以降、いろんな大会でその勇者達が制覇Tシャツを着ているのを見ると、自分だけに限らず、周りが尊敬の目で見るんだろうな。