高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 松本マラソン:前日に松本市内の観光地と食を堪能

2017年9月30日土曜日、今年初開催となった松本マラソンに出場するために、長野県松本市へ。
今年5月にも野辺山ウルトラと同じ経路。ワイドビューしなの塩尻駅で下車せず、松本駅にやって来た。
快晴の松本。素晴らしい天気に恵まれた。松本マラソン当日も快晴で暑くなりそうだ。
台風で中止になった丹後ウルトラの二の舞にならずに良かった。
松本市も第1回大会の開催に盛り上がっている。テンションが上がってきた。


松本駅前のホテルに荷物を置かせてもらった後、いざ松本市内の散策。
まずは、観光客が必ず行くであろう、松本城
かつて、東京で過ごしていた大学時代、一度、東海道新幹線ではなく、中央線で地元・岐阜に帰省した事があって、その時に乗り換えの時間の合間に松本城を見に行った記憶があるので、来るのは2回目だ。
朝からの雲ひとつ無い快晴のおかげで、素晴らしい松本城の雄姿を拝む事が出来た。
松本城と青空のコントラストが素晴らしい。
しまった、お堀に松本城の雄姿が映っていただろうに、それを撮るのを忘れていた。




松本城の裏手にある、旧開智学校という明治時代初期の洋風校舎も散策。


そして、ここらで腹ごしらえ。
松本に来たら「信州そば」ということで、昼と夜に堪能。松本駅前の小木曽製麺所という店が有名らしい。
松本のもうひとつの名物として、「山賊焼き」がある事を知った。
見た目は「鶏もも肉の唐揚げの大きいもの」なのだが、とても美味しかった。


長野県の郷土料理として、おやきも食べた。信州地方の米の代用食だそうだ。そういえば、野辺山でも食べたな。

まだまだ時間はあったので、松本市美術館にも寄ってみた。芸術には興味は無いのだが、松本市出身の芸術家・草間彌生さんがデザインした美術館という事で、かなりインパクトがあった。



草間先生のデザインの特徴として水玉があるのだが、美術館内の自動販売機にもそのデザインが施されていた。中にある缶も水玉だけど、これは購入できない。


予定通り松本市内を散策出来た後はホテルにチェックインしてゆっくりした後、信州そばを食べに松本駅に行ったところ、駅前からベンチャーズの演奏の音が聞こえてきた。
お馴染みのパイプライン・ダイヤモンドヘッドだったので、しばし立ち止まってその心地好い音をしばし堪能。
やっぱりベンチャーズって良い。
自分が生まれる前の1965年リリースのパイプライン・ダイヤモンドヘッドなど、50年経った2017年の今聞いても全く色褪せていない。
良い曲はいつまでも経っても残る。まさにそれを体現している。
当時、今や中高年の方々を魅了して、日本にエレキギターのブームをもたらし、コピーバンドがいくつも生まれた所以がよく分かる。
そんな路上バンドの中でドラムを担当しているのがとても小さなお子さんである事を見て、とても驚いた。
後からネットで調べてみると、9歳の小学生ドラマー・太田拓実くんという有名な小学生ドラマーだそうで、ベンチャーズコピーバンドと協力して、九州北部豪雨被害の義援金を募る為に長野県内の各所で路上バンドを展開されていたようだ。
YouTubeで公開されている動画を見て、その演奏のうまさに感心。エレキギターにしか注目していなかったけど、ドラムで聴くベンチャーズもなかなか良かった。


松本市ベンチャーズの良さを再認識するとは思いもしなかったが、こういう意外な出逢いも旅の面白さだ。
いよいよ第1回松本マラソンだ。