高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 福岡マラソン:自己ベスト更新ならずもやるだけの事はやった!

2017年11月12日日曜日、2年連続の福岡マラソン当日。
先日の大雨の水戸黄門漫遊マラソンとは大違いの雲ひとつない快晴で、しかも涼しい、という言い訳の出来ない前項のマラソン日和というコンディション。
去年同様、今年の秋冬シーズンの勝負レースに設定し、大雨の水戸黄門漫遊マラソン後から2週間、毎晩仕事終わりの深夜に大阪城で走り込んで臨んでこの地にやって来た。
中洲沿いにあるホテル東急を出て、早朝の中洲を歩いて、天神のバスセンターの裏にあるソラリアプラザ前の警固公園内で準備をして待機。2回目なので、迷いなく手慣れたものだ。
たくさんのランナーと共に、天神のメインストリートへ。



スタートは大都会の天神で、どんどん雰囲気が変わっていき、ゴールは風光明媚な糸島市というのが福岡マラソンの面白いところ。

序盤は、今年のソフトバンク優勝で盛り上がったであろう福岡ヤフオク!ドームや福岡タワーと横目に走る。


マリーナを過ぎて10kmを越えると、左手にJR筑肥線、右手に博多湾という素晴らしいロケーションのコースに。


毎年、ここでは海上からボートなどに乗った方々が手や旗を振って我々を応援してくれる。我々も笑顔で手を振って応えるのがお馴染みの光景。



かつて仕事で後輩の同行出張で下りた事がある賑やかな今宿駅の前を通過すると、次は九州大学伊都キャンパスに向けて走る。ここでこのコース最初の緩やかな登り坂がある。
大学生達による賑やかな応援を受けて折り返し、中間地点。

ここを過ぎた後は、再び海岸線のコースをひた走る。
福岡マラソンを勝負レースにしていた事から、今回は42.195kmを通して1km毎のラップタイムをキロ5分10秒台に設定し、心拍数も140〜150bpm台をキープして走った。

30kmを過ぎると、やはり懸念していた左臀部の張りが発生した。
苦しい状況が続くと、エイドで何とエアーサロンパスの試供品を提供してくれるエイドがあった。
走っている最中だから使い切れるワケがなく、すぐに捨ててしまうランナーがほとんどであろうに、さすが近くの鳥栖に本社がある久光製薬、太っ腹なおもてなしだ!
自分も左臀部に吹きかけて再スタート。束の間だけど、助かった。


海及び青空を見ながらのコースがとても素晴らしい。青空に映える博多湾玄海灘を見ながらのランは気持ち良かった。
35kmを過ぎてあと少し。



終盤は海岸線を離れ、糸島市の田園地帯を走る。
この後のエイドで袋に入れたかち割り氷もくれた。
先程のエアーサロンパスといい、珍しくてランナーにとって有難いサービスが多くて嬉しかった。
氷を左臀部に当てるも、もうちょっと早く欲しかったかな・・・
最後はゴールゲートに向かっての一直線のコースをラストスパート!


福岡マラソン、2年連続の完走!
勝負レースとして挑んだ本大会の結果は、3時間46分。
自己ベストの3時間35分には遠く及ばないが、自分なりに今の状態で満足なランが出来た。
そのため、完走後はこの満面の笑顔。
普段、相当な思い入れのある大会でないと写真は購入しないのだが、とても良い写真だったので、大会後に写真を購入しておいた。

福岡マラソンは、ゴール後のおもてなしが充実。
ゴールの糸島市交流プラザ志摩館の横にある志摩中央公園のおもてなしエリアでは、完走したランナーにだけ無料提供される名物がたくさん振る舞われた。
豚汁に牡蠣が入った饅頭、それにひとりで食べるには大量の糸島みかんを今年ももらえた。



これで年内のガチレースは無事終わった。
昨年同様に福岡マラソンは、ストレスゼロの大会運営、沿道の応援、エイドのおもてなしなど全てが素晴らしかった。
来年もエントリーして当選したらまたこの地に立ちたいものだ。
次の11月26日開催の2017年最後のフルマラソンとなる大阪の一大お祭り「大阪マラソン」は仮装ランで、今年もおふざけのファンランだ!