高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

京都トレイルグランドトラバース65:久々のトレイルランでDNF

2018年9月1日土曜日、久し振りのトレイルランニングに挑戦ということで、京都一周トレイルグランドトラバース65にエントリーしていた。
フルマラソンウルトラマラソンへの出場を優先していたので、年に1回になりつつある2018年のトレイルランニングとして、今年はコレに挑戦。

嵐山をスタートして京都一周トレイルの北山コースを走り、鞍馬からはかつて初めてのトレイルランニングとして一度走った事があった東山コースを 走って山科の方に行くコース。

kohki3103609.hatenablog.com

ただ、この約65kmのトレイルランニングは、普段、ロードしか走っておらず、トレランの経験が少ししか無い自分のようないランナーにとってはキツ過ぎた。

嵐山のスタート時から雨が降りしきる中で、初めての雨中トレランでスタート時から不安しかなかった。
登りではどんどん抜かれて登攀力の無さに自信をなくし、これまでのトレランでは走って駆け下りて挽回出来ていた下りでは、スタートから降り続く雨で足元が悪くて滑ってこけて怪我しないかが不安で満足に降りられなかった。これまで経験した下りでの気持ち良さは皆無だった。
疲労困憊且つメンタルをやられた状態で、第3チェックポイントの鞍馬には関門の30分前に到着という体たらく。

直前までペースが一緒だったお二人のランナーと相談した結果、このペースではより厳しい比叡山を登って17時の比叡山山頂・延暦寺のチェックポイントには到達出来ないと判断して、先へ進むのを諦めた。

ロードのレースの闘いやすさ、トレイルランニングの厳しさを痛感した1日になってしまった。
ウルトラであれば、ここをガマンすればまた好調の波がやって来るのが分かっているので、「これから盛り返そう!」となるのだが、ここまでにメンタルをやられていたし、この先にこれまでよりキツイ壁が待っていると思うと、そんな気になれなかった。
まだまだメンタルが弱い。良い勉強になった。
今回はトレイルランニングをなめていて、実力不足の他、この大会に臨む覚悟が出来ていなかったので、来年のリベンジを心に誓った。

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しかし、昨年のビワイチ200kmの失敗も9月だったので、毎年9月は挫折の月・反省の月になりそうだ。
7月のみちのく津軽ジャーニーラン完走後、燃え尽き感があって全然走れておらずにダラダラしていたので、これで気持ちに「喝!」が入って良い機会だった。

それに、関門オーバーなら諦めがつくが、自分の意思でのリタイア宣言によるDNFの後味の悪さは相当なものであった。しばらくの間、「まだ行けたんじゃないか・・・」と後悔の念が消えなかった。こんな気持ちはもう二度と味わいたくない。

秋冬のシーズンのスタートで出鼻を挫かれてしまったが、この日のことは早々に忘れて、次で盛り返す!