高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

さいたま国際マラソン:2018年最後のマラソンは自己ベスト更新という望外の結果!

2018年12月9日日曜日、2018年最後のレースとして、今年はさいたま国際マラソンに初出場。
さいたま国際マラソンはこれまで11月開催であったため、毎年、福岡マラソンと被っていてエントリーしても福岡マラソンに出場してこちらをDNSにしていたが、2018年から12月開催になってくれたお陰で、ようやく出場が叶った。

しかし、タイミングとしては、12月1日2日の三都ウルトラマラニックで200kmを完走した1週間後なので最悪。
200km走った後の疲れは水曜日辺りになくなっていたものの、明らかに走り過ぎなので、金曜日迄、休足して、金曜日の夜だけ大阪城ナイトランニングをして状態を確認し、この日を迎えた。

それにしても、先週末は楽しかった。
200km完走後の興奮と刺激、非日常性などが忘れられず、楽しかった200km、30時間の旅を仕事をしていても思い出した。
道中、真夜中の京都市内の激しい眠気が辛かっただけで、脚は200kmを通して動いたし、内臓も元気でエイド毎でたくさん食べられ、終始、元気で絶好調だったからなおさらだ。
自分なりの超ウルトラの闘い方を掴んだような気がした。
これまで固形物はエイドでは摂取しないスタンスだったけど、これからのウルトラでは積極的にたくさん食べていこう!
走り始めて10年以上経つのに、今更そんなことに気づいた先週末だった。 

スタート&ゴール会場になるさいたま新都心駅前にあるさいたまスーパーアリーナにはすぐに行けるし、ゼッケンなどは郵送されて前日受付もないし、早くさいたま新都心駅の宿泊ホテルに到着しても何もする事が無いので、12月6日土曜日の朝はゆっくりして移動して、夕方に現地入りした。

さいたま新都心駅前ではさいたま国際マラソン前のイベントとして屋台村が出来ていたので、腹ごしらえ。

ライトアップされていてとても綺麗だった。

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12月7日日曜日、さいたま国際マラソン当日。

スタート&ゴール会場がさいたま新都心駅前にあるさいたまスーパーアリーナなので、来場しやすくてとても便利。走った後も帰りやすくて、これはこの大会の特徴のひとつで、とても良かった。

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さいたまスーパーアリーナ内もとても広くて、1万6,000人のランナーを余裕で収納。

スタート前のさいたまスーパーアリーナ内の光景には圧倒された。

先週の三都ウルトラマラニックの出場ランナーは27人、今週はさいたまスーパーアリーナに1万6,000人と、凄いギャップ。自分は前者の方が好きだな。

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準備が終わって荷物を預けた後、さいたまスーパーアリーナの外に出たら、激寒。整列して待っている間が寒過ぎた。

そして、9時10分、さいたま国際マラソン、スタート!

スタート地点が駅前で来やすい事もあって、沿道の応援がたくさん。

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さいたまスーパーアリーナを離れたら応援は期待していなかったが、高校生を中心にしたボランティアの方々が折り返しの対岸のコースからも我々を元気に応援してくれて嬉しかった。

数多くのマラソンに出場してきたが、沿道の応援が他大会に比べてもとても元気で賑やかで、とても有り難かった。
仮装ランナーとしては、貴重な日曜日に時間を使って無償で我々を支えてくれる彼らを楽しませたいという想いがふつふつ・・・

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10km過ぎには新見沼大橋有料道路も無料で通過。

ずっとフラットなコースで、とても走りやすかった。

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この大会、兼ねてよりラン友の方々から不評で、「とにかくコースがつまらない」などと良い評価を聞いていなくて、埼玉県在住のラン友さんからも不評だった事もあって、全く期待していなかった。

確かにコース中の唯一の見所は、20km手前のさいたまスタジアム2002のみ。
東京で過ごしていた大学生時代、サッカー好きの友人がチケットをゲットしてくれて、最寄の浦和美園駅で降り、サッカー日本代表の試合を観戦しに数回来た事があったのを思い出した。

この日、浦和レッズ天皇杯決勝が行われたようだが、試合開始前でサポーターもおらず、閑散としていた。

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中間地点を過ぎて、少しだけ越谷市に入ったところですぐに折り返して、あとはさいたまスーパーアリーナに戻るコース。

中間地点には、思いの外速く、1時間50分で入る事が出来た。

ここまでは前週200kmを走った事を思って、今日はリハビリランにしようと思っていたが、寒くも暑くもないこの日のコンディションに、目立って200km完走後の疲れは残っていない事が分かったため、ここからペースアップ!

気合を入れるために25km過ぎで、今まではフルマラソンでは食べた事が無かった固形物、ブラックサンダーを走りながら食べてエネルギー補給して加速した。

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ここからは折り返しコースで撮るべき被写体も無いので、走りながらのカメラ撮影も控えて、ガチで走って、ゴール迄、キロ5分のネガティブスプリットで走る事が出来た。

やはり、残り5kmは苦しく、苦悶の表情でゴールはまだか!と心の中で連呼してのラン。

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さいたまスーパーアリーナの前でゴール!

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タイムは3時間37分

2016年2月の京都マラソンで出した自己ベスト3時間38分を約3年振りに更新!!

ここまで長かったぁ~。

前半をリハビリランではなくキロ5分で走っていれば・・・なんて思ったが、前半を抑えたお陰で、後半のペースアップが出来たワケで、このタイムが今の自分の実力。

夢のサブ3.5まではまだまだ実力不足だ。
ここまで、フルマラソンのペースで走ると発症する左臀部の違和感の影響で、フルマラソンではずっとうまく走れなかったが、ようやく3年前の一番練習していた頃のタイムに戻すことが出来て嬉しい限りだった。

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さいたま国際マラソンは、出場前まで良い評価が無くて期待しておらず、確かに見所が無いコースではあったが、ほぼフラットで走りやすいので、ガチで走るには大変最適なコースだった。

その走りを高校生を中心にしたボランティアが元気に応援してくれて嬉しかった。

さいたま新都心駅前のさいたまスーパーアリーナがスタート&ゴールで県外出場者にとって大変便利だし、1万6,000人を収めるのに十分なキャパを持っていて何のストレスも無いし、く大阪マラソンなどのお祭りマラソンと一線を画していて、自分としてはこの大会に余計な楽しみを求めないので、こういう大会も自分的にはアリだと思って大満足だった。

そして、何よりも、ゴール迄、ネガティブスプリットで走る事が出来て、まだまだサブ3.5に満たないタイムで鈍足ではあるが、2018年のマラソンを良い形で締めくくる事が出来て、本当に嬉しくて充実感と達成感に溢れて幸せな心地だった。

100km、フル、200km、フルと4週連続でのランを全て完走出来ただけではなく、最後のフルマラソンで自己ベスト更新と望外の結果も舞い込んできて、本当によく頑張った、自分!