高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 熊本城マラソン:前日の熊本散策

2018年2月17日土曜日、熊本城マラソンに出場するために熊本へ。
仕事を初めて若手の頃、出張でしょっちゅう利用していた熊本空港(阿蘇くまもと空港)へ久し振りに降り立った。懐かしい気分だった。

あの頃と同じように、空港から熊本市内には空港バスで行き、かつてよく利用していたバスターミナルの熊本交通センターは再開発中のようで、かつての姿は無かったものの、熊本市内は土地勘が多少あるので、近くにあるホテルや前日受付の花畑広場、上通商店街下通商店街を見ると、何年か振りに熊本に来たのにすぐに思い出した。
熊本交通センターの再開発地区にあるイベントスペースの花畑広場にて、前日受付。

熊本市内は、自分がよく行っていた頃にはいなかった「くまもん」一色。至るところにいて、完全にこの街に溶け込んでいた。
熊本城マラソンの記念グッズにももちろん「くまもん」。


大会記念Tシャツを製作したものの、「KUMAMOTO」が「KUMAOTO」というミスプリントが判明し、特別価格の1,000円で売られていた。逆にレアものでランナー達に売れていた。

前日受付終了後は、懐かしの上通商店街下通商店街をブラブラ散策。
熊本に来たら食べたかった熊本ラーメンを2軒はしご。「桂花ラーメン」に「こむらさき」。久し振りに食べて美味しかった。
もうひとつの熊本名物「馬刺し」も食べたかったが、1人では入店し難いので、帰りに冷凍の馬刺しをお土産で買っていった。


その後は、初めて行く熊本城を散策した。
2016年4月にこの地域を襲った熊本地震。あの頃、自分は群馬県で開催されていた「前橋・渋川シティマラソン」に出場するために前橋市にいたが、レンタカーのカーナビで何度もここら辺の余震の情報がニュースで繰り返していた異常事態を今でも覚えている。
2年を経とうとしている今でも熊本城内にはその爪痕が残っていた。
熊本市内は完全に復旧しているものの、ここはまだまだ完全な復旧からは程遠い状況だった。
大部分が復旧工事中で立ち入り禁止区域になっていた。

まずは工事中の天守閣。



石垣が崩れてしまい、算木積みの角石だけで支えている戌亥櫓(いぬいやぐら)。

西大手櫓門から中へはまだ崩落した建物が撤去できておらずに中に入る事は出来ず。


自分の今回のエントリー代などが復興に向けた一助になって頂ければ有難い。
熊本城散策を終えて坂を下りてきたところには、城主の加藤清正公の銅像があった。

ホテルへ戻る道中、朝日新聞社の入り口には熊本地震被災時の写真が掲載されていて、しばし見入ってしまった。
被災直後の熊本城の姿、熊本の人気者「くまもん」が活動を再開して被災地を回り、子供達に囲まれている微笑ましい写真。


復興の御礼をしている女性の写真からは、日本人の助け合う和の精神の素晴らしさを再認識した。

朝日新聞社の前にはNHK局もあって、大ビジョンで平昌オリンピックの模様をしばし観戦。
この日は、ちょうど羽生弓弦が金メダルを獲得した日だった。熊本市内を散策していたためにリアルタイムで観られず。

過去に何度かエントリーして2度当選していたのに、同日開催の京都マラソン出場を優先していたので、DNSにしていたものの、今年は京都マラソンが落選してしまったので、7回目の開催でようやくこの熊本城マラソンに出場する事が叶った。
これを完走すれば、47都道府県のマラソン制覇の生涯目標で、未踏の熊本県を制して45県目達成になる。
久々の更新で楽しみだ。