高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 熊本城マラソン:懐かしい熊本市内を走って、気持ち良く完走!

2018年2月18日日曜日、熊本城マラソン当日。
以前、熊本出張で何度も来ては宿泊していた懐かしいホテル日航熊本前をスタート。
宿泊したホテルからすぐの場所がスタートなので、本当に楽だった。


暑くも寒くもない絶好のコンディションだったが、せっかくなので、前日受付でもらったくまもとの絵が入った手袋をしてスタート。

快晴の朝で気持ち良かった。
沿道の応援がスゴいし、高校生ボランティアがかわいくて元気だしで、仮装して走れば良かったなと思いながら走っていた。

15kmを過ぎると、川尻に到着。ここら辺はコースが狭いながらも応援が凄くて元気をもらえた。


10kmを過ぎた辺りから、暑過ぎでも寒過ぎでもないベストコンディション且つ自身も調子が良い事に気付いたので、マジメに走る事に決めた。
25km過ぎの何にもない一直線の幹線道路をひた走る。風景が変わらないので、なかなか辛い。
熊本名物の太平燕が出るエイドもあったが、マジで走っているので、食べていられない。


ゴールの熊本城の直前の40km手前。
この熊本城マラソンのコースは、途中に橋がたくさんあって小刻みなアップダウンがあるのだが、最後の泰平橋が見えてきた。

噂に聞いていたが、ゴール直前の熊本城の二の丸広場に向かうための坂道がキツかった。



熊本城マラソン、無事、ゴール!

最後までイーブンペースで気持ち良く走られた。
調子が良くてあわよくば3時間30分台!と思ったが、そんなに甘いものではなく、3時間44分で及第点。昨年の今頃よりはマシなタイムだ。2週間後に向けて良い弾みになった。
ゴールは熊本城前。
熊本地震の被害で修復中で、その雄々しい姿を拝む事が出来ずに残念。
でも、こうして出場することで復興支援出来て良かった。

ゴールの熊本城の二の丸広場は広くてこういったイベント会場としては好都合。
皆さん、ゴール後に家族や仲間達とまったりされていた。
自分はそそくさと着替えて熊本城を後にした。

そして、宿泊していたホテルで荷物をピックアップして、熊本市の中心街から少し離れた熊本駅まで向かおうと思ったら、熊本城マラソンのコースを横断しないといけないので、タクシーやバスなどは使えない事が発覚。
なので、熊本空港にも行けない。これは当日中に移動したいランナーにとっては不便だ。
荷物を転がしながらトボトボ歩き、途中、まだ頑張ってゴールを目指しているランナー達がいるコースを横断して熊本駅へ。
この熊本駅も懐かしい。熊本空港からの便が無い時や博多の担当施設に翌日向かう時はここからリレーつばめに乗って博多駅に行ったのを思い出した。

東日本大震災発生の翌日の2011年3月12日に全線開通した九州新幹線熊本駅の構内には、熊本の人気者・「くまもん」の大きなモニュメントが。
熊本はどこもかしこも「くまもん」ばかりだ。


翌日から仕事仲間おで、慌ただしく熊本駅から帰阪。
朝から何も食べていなかったので、くまもんの駅弁を食べて、のんびり新幹線内で寝て疲れを癒した。


完走証は、熊本出身の尾田栄一郎さんにちなんで、最近ご無沙汰のワンピースのクリアフォルダに入れて。これはレアだ。
熊本県を走って45県目!あと2県!!

2016年4月に発生した熊本地震から2年が経とうとしているのに熊本城とその城下にはその爪痕がまだまだ残っていて復旧途中だった。
また改めてこの大会に出場して、復旧された熊本城の姿を拝みに来よう。
まだまだ時間がかかりそうだが、日本の技術力を結集して少しでも早く復旧してくれることを祈念する。