高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 奥出雲ウルトラおろち100km遠足:奥出雲町へ

2018年4月13日金曜日、待ちに待っていたこの日がやって来た。
島根県の山奥、奥出雲町で開催される「奥出雲ウルトラおろち100km遠足」に初出場するために、伊丹空港から出雲縁結び空港へ。
珍しく土曜日開催なので、金曜日は有給休暇をもらった。
初めて降り立つ空港、そしてこういう機会でも無いとまず行く事が一生無いであろう奥出雲町に行く事が出来るとあっては、朝からかなりテンションが上がっていた。
空港に到着すると島根県のお祭りとして有名な神楽が飾られていて、島根県に来た事を実感。



奥出雲町まで連れて行ってくれるツアーバスが来るまで時間があったので、空港内の飲食店でラーメンに、せっかく島根県に来たので、近くの宍道湖名物のしじみ汁を食べた。

空港からはバスに約1時間と少しかけて奥出雲町へ。
前日受付の会場である奥出雲町役場横田庁舎へ。
のどかな風景。いいなぁ、都会の喧騒を離れて、こういうのを求めていた。翌日はここがスタート地点になる。


ひと通り、前日受付を済ませた後は、宿まで向かう無料バスが来るのを待つ。
その間に、コンビニが無い事を見越して、庁舎の裏にあるコープで翌日の補給ゼリーなどを購入。
そして、バスで宿泊予定の「斐乃上温泉・斐乃上荘」へ。
人里離れた旅館で良い雰囲気だった。入り口には大阪では見ごろが過ぎてしまった桜が咲いていて綺麗だった。


自分の名前を入り口に掲げていてくれて、歓迎してくれた。

部屋はだだっ広い部屋で自分1人だけ。贅沢だ。
部屋に荷物を置いた後は、斐乃上温泉でひとっ風呂。アルカリ性が強くて肌がゆるゆるして気持ち良かった。美肌の湯として有名だそうだ。でも、美肌の湯といえば、岐阜の下呂温泉も負けていないけど。


再び前日受付の横田庁舎に戻って、前夜祭へ参加。

奥出雲町の名物の仁多米のおにぎりなどを食べ、島根県の安来の伝統民謡のどじょうすくい踊りを見物。

前夜祭の途中で抜け出して、会場近くのJR木次(きすき)線出雲横田駅を見物。
せっかくここまで来たので、こういうローカル駅を見たかった。出雲大社にも飾られている綱が飾られていて風情があって良い駅だった。
駅を散策していると、帰宅の路についていた地元の高校生達と通りすがって「こんにちは」と声を掛けてくれて驚いた。見ず知らずの県外の人間に対して挨拶をするなんて素晴らしい行い。
いったい、どういう素晴らしい教育を受けているのだろう。スゴイ。


前夜祭が終わって旅館に戻った後は豪華な夕食。前夜祭でも食べていたので、腹いっぱい。ウルトラマラソン当日の朝は全く食べないので、ちょうど良かった。

食堂では、島根県江津市江津駅から広島県三次市の三次駅までを繋いでいて、2018年3月31に廃線になったばかりの三江線の特集「ありがとう三江線」がやっていた。
三江線廃止の報道は何度聞いても悲しい。時代が流れても、ローカル線残してほしいものだ。


明日は途中のコースで木次線と並走するので、有名な特急「奥出雲おろち号」を見られるかな。

明日はこのお気に入りの緑色の参加記念Tシャツを着て、2018年の島根県でのウルトラマラソン第1戦「奥出雲ウルトラおろち100km遠足」を完走!
さすが海宝ロードランニング主催の大会のTシャツはデザインが良い。
メインスポンサーがDESCENTSE(デサント)だからか。
ウルトラマラソンの世界で有名な海宝道義さんの海宝ロードランニング主催の大会は、恐らく自分のウルトラマラソンの原点である「しまなみ海道ウルトラ100km遠足」以来。楽しみだ。