高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 隠岐の島ウルトラマラソン:川内優輝選手との触れ合い

2018年6月18日月曜日、隠岐の島まで来たら1泊2日で帰阪出来ないので、隠岐の島ウルトラマラソン完走の余韻に浸りながら隠岐プラザホテルでゆっくり宿泊。
復路の隠岐の島西郷港から松江の七郷港に向かうレインボージェットは午後だったので、午前中はせっかく来たので、オプショナルツアーとして隠岐の島ジオパークツアーを申し込んでおいたのだが、急遽キャンセルして、西郷港で開催された川内優輝選手のボストンマラソン優勝報告会に参加した。
昨日の50km完走の疲れは全く見せずに、川内選手をサポートする方々と共に西郷港の一室にやって来て、ボストンマラソンでの奮闘記を語ってくれた。
雨で極寒のコンディションをチャンスと捉え、毎週のように各地のマラソンに出場して培ってきた試合経験と試合巧者振りを生かして優勝を勝ち取った舞台裏を教えてもらえ、意外にも話上手で笑いも交えて我々市民ランナーを楽しませてくれた。
タイムに関しては、公務員業務の時間をトラック練習に費やせば、タイムはまだまだ速くなると断言されていたし、毎月海外レースに出場することで試合経験を積んで試合巧者になり、ボストンマラソンのような勝ち方を覚えたい、と彼の伸び代がまだまだあることを聞けた。
来年、公務員を辞めてプロ転向しても、今の大会での実践練習のスタイルは崩さない、隠岐の島は父方ゆかりの地なので、毎年この大会に出場する、と断言されており、ひと安心。
ただ、我々が熱望する2020年の東京オリンピック挑戦に関しては、暑いのが苦手な事もあって歯切れが悪く、目標にはしていないようで残念。




報告会後には、ボストンマラソンの優勝メダルを片手に我々と記念撮影してくれるファンサービスも。
お疲れだろうし、実業団選手なら練習しているだろうに、我々のために時間を割いてるこのサービス精神と我々との近さが彼が愛される所以だ。

最後、レインボージェットに乗る直前、島民の方々が大漁旗や横断幕を持って、我々を見送り。
そして、レインボージェットが出発すると、その大漁旗を持った若者が全速力で走り始め、走っていけるところまで追いかけてきて我々を見送ってくれた。
その光景に感動を覚えたのは自分だけではなかったようで、多くのランナーが感動していた。




何でこんな事が出来るんだろう。
この大会のリピーターが多く、5年前より人気が出てあっという間にネットエントリーが締め切られる所以が分かったような気がした。
こんな楽しくて感動を与えてくれる大会は類を見ないので、来年以降もエントリーし続けようか。
しかし、そうなると、翌週のサロマ湖100kmウルトラマラソンも毎年出るから、毎年、2週連続ウルトラマラソンに出場しないといけないから悩ましいなぁ・・・
しかも、隠岐の島もサロマ湖も交通の便が悪いから2泊3日はかかり、2週連続で月曜日を休むことになってしまう・・・