高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 みちのく津軽ジャーニーラン完走記1:不安しかないスタート前

2018年7月14日土曜日、2018年最大の挑戦になる「みちのく津軽ジャーニーラン」当日。
本当は金曜日に休みをもらって金曜日中に弘前入りし、ゆっくり午後からの本大会の説明会に参加する予定だったのだが、仕事で大きなトラブルが発生したため、13日金曜日のANA便をキャンセル。
青森空港への便は旅割だったので、キャンセル料が¥11,000もかかってしまった。已む無し・・・
結局、7月14日土曜日の朝一の午前6時新大阪駅発で東京に向かい、東北新幹線グリーン車新青森駅に行き、弘前入りする事に。
新大阪駅から新青森駅までは約6時間半にも及ぶ大移動だったが、睡眠不足を少しでも解消するために乗車中ずっと眠っていたので、意外と快適だった。


弘前駅からタクシーで説明会&スタート地点がある弘前市文化センターへ。
弘前市に来るのは、2014年に出場した「弘前・白神アップルマラソン」の時以来。駅や周辺の様子も覚えていて懐かしかった。



弘前は、暑いけど大阪よりはマシな程度だった。17時スタートなら暑さも大丈夫そうだった。
大ホールに着席しての説明会に参加。



説明会が終わった数時間後にスタートするスタイルは萩往還と同じだが、遠方からの移動でこれからの長い長い闘いに向けての準備が全然出来ていなかったので、説明会最後の津軽三味線の演奏は聴かずに会場外で準備。
初出場故に段取りが分かっていないので、ドタバタの中にGREGORYのRUFAS8に闘いに必要な携行補給食やソフトフリスク、地図などを詰め込んで、17時前にスタート地点の弘前公園東門前へ移動。
2018年7月14日から17日の三連休にかけて開催される「みちのく津軽ジャーニーラン」。
第1回大会は200km、第2回大会は250km・200km、そして第3回となる本大会では263km・188kmと毎年コースと距離が異なるクレイジーな本大会。
自分のようにいきなり263kmの部に挑戦するバカな輩は少なく、ほとんどがリピーター。
スタート直前の弘前城前では、運営協力している武蔵ウルトラマラソンクラブのメンバーを中心に変態ランナーさん達の同窓会のような盛り上がりだった。



本当なら毎年7月のこの3連休は、恒例になっていた大阪・舞洲で開催される24時間リレーマラソンにチームの方々と一緒に出場していた。
ただ、これまでの数多くのウルトラマラソンなどの経験から24時間をリレーで繋いで走り続け、合計では20km程しか走らないこの大会をキツイと思わなくなり、刺激もほとんど無くなってしまった。
そんな中にビワイチで知り合った超ウルトラランナーのミズカイさんに誘われた本大会。
どちらに出場するかをかなり迷ったものの、5月の最後の萩往還250kmにクリック合戦に敗れてエントリーできなかった失意の自分にとって、今年最大の挑戦の場としては最適と判断してエントリーしたら、意外にも萩往還などで250kmに挑戦した事もないのに、自分の小江戸大江戸200kで3年連続の完走という実績でも出場が決定してしまった。
(残念ながら、誘って頂いたミズカイさんは西日本豪雨による仕事への影響で関西に居なくてはならず、DNSになってしまったが・・・)
3カ月間で5本のウルトラを完走且つ直前のサロマでの満足のいく結果を得られて絶好調ではあるものの、いきなり263kmに挑戦する事になり、さすがに不安しかなく、ここ数日は生きた心地がしなかった。
果たしてどんな地獄が待っているのかと思いながら、いよいよ初めての200kmオーバー&2晩越えのレースがスタート!