青春18きっぷ 2019年夏のポスター
青春18きっぷ2019年夏のポスター。
毎年3回の発売期間が始まってポスターをJRの駅で見つけるのを楽しみにしているのだが、2019年の夏はこれまでの夏と異なり、仕事が大忙しで夏季休暇が無かったし、気持ちにも余裕が無くて、東京出張で何度も駅を利用したのに、そのポスターを見つけようという気持ちの余裕が無かった。
昨年夏から始まった「列車の灯りに誘われて」シリーズだが、1年で終わらず、今夏も続いていて2年目へ突入のようだ。
舞台は、青森県のJR八戸線の鮫駅~陸奥白浜駅を走る、夕暮れ時で車窓の灯りが灯りだしたところを撮影した写真のようだ。
八戸なので、ここは青森県の太平洋側だ。
7月に出場したみちのく津軽ジャーニーランの序盤の舞台になるのは鰺ヶ沢などの日本海側なので、こことは真逆の場所だった。青森県も広いものだ。
ポスターのコピーは、
いつもは手元ばかり眺めていたと、気づかせてくれた岬です。
スマートフォンの事を言っているのだと推察する。
確かに、今日びどこもかしこも人々は手元のスマートフォンばかり見ている。
電車の中はもちろん、食事中も見ていたり、自転車や車を運転しながらも見ていたり、歩きスマホが社会問題になっていて、「低頭族」と揶揄されている。
どう見たって傍から見たら恰好悪いのに、人々はそういった外見を気にする事を忘れてしまったのか、今見ないといけない急ぎの情報なんかそんなに無いはずなのに、四六時中、頭を下げてスマートフォンの画面に没頭している。
自分は外では決してやらないようにしているが、どうしても必要な情報がある時はついついやってしまうので反省なのだが、そういった手元のスマートフォンから離れて顔を上げてみると、こんな素晴らしい青空と夕焼けのオレンジ色のグラデーションが、毎日のように身近に見られますよ!、という事をこのポスターは言わんとしているように思えた。
スマートフォンに踊らされないようにしよう、と心に誓った。