高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

衝撃作「宮本から君へ」鑑賞

2019年10月8日火曜日。

仕事終わりの大阪城公園ナイトランニング7km。

もう寒いくらいで、半袖では寒そうだったので、アームウォーマーをしてのラン。

走りやすくて良い季節になってきた。

 

先日の休みのランニング後に寄ったファミマで、過去の名作「宮本から君へ」の映画化に伴って発刊された後半部分だけの編集版2冊をつい勢いで購入してしまった。

改めて読んでみると、数年前に読んだインパクトが蘇った。

1年前くらいにドラマ化された前半部分は、文房具会社に勤める宮本が不器用ながらがむしゃらに仕事に恋に生きる普通な話なのだが、後半になると一転、得意先の部長達と飲んで酔っ払って潰れている脇で、その得意先の部長の息子のラガーマンに彼女である靖子が襲われるという衝撃的な展開に。

彼女を守れなかったことで彼女からは絶交されるも、そのラガーマンに復讐しようと挑むも返り討ちにあってボコボコにされて前歯も無くなってボロボロになりながら、諦めずに闘う展開に。

特に最後に宮本がその息子と対峙して、非常階段での決闘のシーンはその描写が有名なスラムダンクの山王戦の最後を思わせるようなセリフなしの衝撃的でパンチがあって強烈な描写の連続で、今でもトラウマ級のインパクトで今でもその記憶が残っていて、今回改めて読んだことで改めて内容の面白さを再認識した。

「後半のこの衝撃的な展開を、実写ではどうやって描いているんだろう…」

気になって仕方がなかったので、仕事終わりになんばパークス迄行って観賞。

もうじき、上映終了だったので、間一髪な時期だった。

映画を鑑賞した結果、宮本役の池松壮亮と靖子役の蒼井優の鬼気迫る感情爆発の演技に震えてしまった。2人共、凄いわ。

宮本と靖子を原作通りに再現していた。

これぞ俳優の演技。他の俳優に見せたい笑

あんな身体を張った演技をされたら、原作者も原作ファンもこの実写化には満足していると思う。

かなりのインパクトがある衝撃作で、原作と同様に、しばらく頭に残りそう。

面白いのだが、衝撃的な内容なので、自分のような原作を知っているコアなファンならオススメできるが、何も知らない人にはあまりオススメできない・・・

しかし、池松壮亮は、原作の宮本と同様に殴られて前歯が無くなっていたので、かつての三國連太郎のように役のために歯を抜くようなプロの役者魂を見せたのかと心配したが、特製のマウスピースらしく、安心した。 

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