高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

第10回伊南川100kmウルトラ遠足:10時間かけて南会津村へ

2019年10月18日金曜日。

第10回伊南川100kmウルトラ遠足」に出場するために、舞台となる福島県南会津町へ大阪から移動。

土曜日開催なので、金曜日に有給休暇をもらって、朝一で移動。

以前からこの大会の存在は知っていたものの、土曜日開催且つ大阪からでは遠くて金曜日を休まないといけなくてずっと出られなかったものの、今回でファイナルと聞いて出場。

まずは新幹線で新大阪駅から東京駅へ行き、東北新幹線宇都宮駅へ。

本当であれば、東京駅から北千住駅に行って、東武の特急に乗れば直通で会津高原尾瀬口に行けたのだが、台風19号の影響で東武線の一部区間(栗橋~下今市間)が不通であっため、特急が運転取り止めに。

そのため、宇都宮駅からJR日光線今市駅へ行き、そこから1km歩いて、東武下市駅へ向かった。

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下今市駅から特急ではなく、各駅停車で移動。

電車の発車時間まで時間があったので、駅内を散策していると、ここ下今市駅は「SL大樹」の出発駅である事を発見。

構内には、SLの転車場があった。

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構内には「SL大樹」の資料館も。

「大木」!…ではなく、「大樹(たいじゅ)」。親近感アリ。

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そして、ホームには「SL大樹」が発車前で停車していた!

何度も見てもSLは素晴らしい!!

迂回して時間がかかったが、下今市駅東武鉄道の「SL大樹」を拝めて、思わぬ幸運だった。

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そこから各駅停車にのんびり揺られて、本日の宿である檜枝岐村の民宿の最寄り駅である会津高原尾瀬口駅に到着。

偶然、同じタイミングで乗っていたハギオさんも同じ宿である事が判明したので、2人だけで下車。

電車の本数は少ないのに、この駅で降りたのは我々2人だけ、そこから檜枝岐村に向かうバスに乗車したのも2人だけ。

バスを待っている間、待合所の飲食店で2人でカレーとジンギスカンを食べた。

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そして、バスに揺られて約1時間。

最寄り駅から檜枝岐村までかなり遠くてどこまで行くの?と不安になったの共に、乗客が我々2人と途中乗車してきた1人だけで、明日、大会があるのに、出場するランナーいるの?と不安になった。

その宿の宿泊客も我々3人だけというのも驚いた。

自分はこの大会が土曜日開催で金曜日を休まないといけない事が理由で、ギリギリまで悩んでエントリーをしたこともあって、宿も遅れて予約したので、かなり離れた場所になった関係で宿泊客がいないだけと思い込んだ。

結局、3人共、明日の出場ランナーで同宿である事が判明し、同じバス停で下車し、長い長い移動がようやく終わった。
東武の特急に乗る事が出来なかった事もあって、大阪からここまで約10時間かかってしまい、さすがに疲れてしまった。

本来であれば、前日に受付を済ませておきたかったが、前日受付会場に向かう足が無いので、民宿に到着した後はすぐに食事をして風呂に入って翌朝5時スタートに向けて就寝した。

こちらは地元名物の「山人(やもーど)料理」という、昔、山で働く男達に振る舞われた山菜や川魚などが入った料理とのこと。

小型の山椒魚の塩焼きを初めて食べたし、地元特産の「はっとう」(高貴な人があまりの美味しさに村人が食べる事は「ご法度」にしたために名付けられた)も食べられて美味しかった。

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この日、宿に到着する直前にFacebookの大会側のページや同大会に出場するラン友からの情報により、台風19号の影響で一部のコースが走れなくなったために、スタート時間が午前4時から5時に変更となり、距離も100kmから51kmに短縮になった事が判明。

台風19号の影響で先週から関東以北のレースが軒並み中止になっている中に、距離が短くなったとしても開催してくれるだけで有難かった。

ファイナル大会が短縮になって残念だが、51kmを楽しもうという心意気で就寝。