大阪今昔巡りマラニック:大阪市内には走らない場所がまだまだたくさん!
2020年2月7日金曜日、大阪城公園&中之島公園ナイトランニング10km。
2020年2月8日土曜日、大阪城公園ナイトランニング7km。
2020年2月9日日曜日、2020年に入って2回目となる日本100マイルクラブさんのイベント「大阪今昔巡りマラニック」に参加。
先日の大道・竹内街道マラニックで主催者のマリリンさんにお誘い頂いたので、奄美HANAHANAウルトラランと京都マラソンの間で空いていたこの日に直前にエントリー。
大阪環状線の桃谷駅に集合して、今回もマリリンさんとナビさんの案内でゆっくりのんびりラン。
まずは桃谷駅からすぐの御勝山(おかちやま)古墳。こんな環状線の駅からすぐのところに古墳があるとは知らなかった。前方後円墳なのに、真ん中が道路でなくなってしまってただの丘になっており、その面影は無し。
頂上には三角点があるらしいが、古墳なので柵があって登る事は出来ず。
そこからは天王寺の駅前のてんしばへ。
天王寺動物園の前に、冬はスケート場が設営されていた。
先程の御勝山という低山に続き、天王寺公園の裏にある茶臼山という低山にも立ち寄った。
低山なのに、ちゃんと三角点がある。
大坂夏の陣での真田幸村の公激戦地であり、真田幸村が戦死した地として有名だそうだ。知らなかった。
そこから通天閣・新世界を走って大阪湾に向かって走る。
次は大正区にある低山・昭和山へ。
大正区役所のすぐそば。何度か昭和山がある公園の前を通った事があったが、ここが山だったとは知らなかった。
頂上からの景色はなかなかのもので、これから行く自分も大阪港中央突堤の往復ランの復路でしばしば走る青色が外観が目立つ千歳橋やその先のなみはや大橋などが見えた。
昭和山がある千島公園内には、春の訪れを知らせる水仙の花が咲いていて綺麗だった。春近し、春遠からず。
千歳橋をのんびり歩いて渡る。素晴らしい天気で、まさにマラニック日和。
次はお馴染みのなみはや大橋を走って登り、最高点からの絶景。
先程までいたあべのハルカスに、渡って来た青色の千歳橋。奥には生駒山系。
自分の脚だけでここまで来られるっていいよなぁ。
そして、南には二上山や葛城山、金剛山などのダイヤモンドトレイルが広がる。
大正区から港区に入り、この辺りは自分のランニングコースで庭でもある。
海遊館がある天保山公園に行って、日本一の低山・天保山へ。山頂4.53m。三角点あり。
大阪市内の低山を巡り、これで4山を登頂!
大阪港駅前のうどん屋でカツ丼を食べた後は、歩いては渡れない南港へ大阪中央線に乗って渡り、次のコスモスクエア駅で下車し、大阪港中央突堤に何度も走ってきているうちにずっと気になっていた平成25年3月末に閉館した「なにわの海の時空館」にも立ち寄った。
莫大な建設費用がかかった事が容易に分かるこんな特徴的な建物が使用されずに今も残っているとは・・・
大阪南港まで来たので、ここからは折り返して天王寺まで大阪南港にある工場などの工業地帯や物流会社の倉庫などがある辺りを走って戻る。
新木津川大橋。大阪市内の渡船巡りをした時に渡ったが、この螺旋状の歩道はランニングの良い練習になるなぁ。
この二重螺旋の下には、木津川飛行場跡地が。ここに飛行場があったとは知らなかった。
めがね橋をも言われる千本松大橋を渡って、西成区の市街地へ。
大阪市内の低山5つ目の帝塚山。住宅地のど真ん中に帝塚山古墳があってびっくり。
西成区の裏道をのんびり走り、阿倍野神社に立ち寄り、最後の大阪市内の低山6つ目、聖天山(しょうてんやま)に到着。
聖天山の山頂には正圓寺(しょうえんじ)へ立ち寄ったものの、17時を過ぎてしまい、何は入れず。「天下茶屋の聖天さん」と言われているそうだ。
しかし、大阪市内に6つも低山があるとは知らなかったなぁ。
日が暮れ始め、眼前にあべのハルカスが見えてきて、天王寺駅前の「湯処あべのはし」でゴール。結局、40kmくらい走った。
後半、雪もちらつき始めて、汗冷えでかなり寒かったので、温泉ではゆっくり温まって最高の気分だった。この後の打ち上げでのビールもとても美味しかった。
長年大阪に住んできていろいろなところに自分の脚で行って行き尽くした感があったが、まだまだ知らない場所がたくさんあった。
それらをゆっくりのんびり巡れて楽しい1日だった。