高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

京都マラソン:撃沈レースも当たり前のように走れた事の幸せを再認識

2020年2月16日日曜日、4回目の京都マラソン当日。

懸念していた天気予報が当たり、朝から雨。

「久し振りのシャワーランかぁ」と覚悟して、自宅がある堺筋本町から堺筋線経由で阪急京都線に乗って、京都マラソンの日だけ開業する西京極駅で下車して、たくさんのランナーと共に、西京極競技場へ。

この頃、雨がピークだったので、雨を防ぐ事が出来る競技場内は大混雑。

着替えなどをするためのスペースを見つけるために場内をウロウロ。

前夜祭でご一緒した方々とスタート前に落ち合って集合写真を撮ってエールを交換し合う予定だったものの、この大混雑ではムリとなって残念だった。

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みんな雨合羽を着て待機している例年に無い光景。
過去3回、ここで待機している間が激寒だったが、今年は雨は降っていたものの、寒くはなくて助かった。

ここでは、福岡から初参戦の橘湾岸スーパーマラニックなどでご一緒したタカマツさんと再会。

午前9時、スタート前には雨が止んだ中にスタート。

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まずは嵐山へ向かって走り、嵐山からは登りが始まり、この大会のハイライト・10km地点の仁和寺を通過。

今年もお坊さんの方々が我々を応援。

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しかしながら、前半からイマイチ低調で、中間地点の北山通に到着した時のタイムは1時間50分。

これはサブ3.5なんて当然、自己ベスト更新も厳しいなぁと諦めモード。

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京都植物園前の八つ橋エイド。大好きな八つ橋のあんこの甘さは美味しかった。

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そして、賀茂川沿いへ。

ここはオフロードなのだが、この雨でぬかるんでおり、ロード用のNIKEのズームフライは横滑りしまくり。転んでしまいそうで、確実にペースが落ちてしまっていた。

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鴨川デルタを過ぎると、鴨川に名を変えて、ようやく走りにくかった賀茂川・鴨川沿いのコースが終わって、転ばずに走れてホッとひと息。

ペースが落ちてしまった分を取り戻すために、京都御所の前辺りからペースアップ。

京都御所の前を通過して、工事中の京都市役所の前で折り返し。

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最後の京都大の百万遍交差点を右折して今出川通りのダラダラと長い登り坂をは知って折り返し、京大病院の前を最後の力を振り絞ってのラン。

かなり疲れてようやく前方に平安神宮の赤鳥居が見えてきた。あと少し!

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無事、ゴール!4回目の完走!!

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完走タイムは、3時間39分で、3時間40分を切るのがやっとだった。

スタート直後に雨が止んで暑くもなく寒くない絶好のコンディションだったのに、終始低調且つ賀茂川沿いのぬかるんだオフロードでNIKEのズームフライが横滑りしまくり、撃沈レースで情けなかった。

無念の想いで着替えて、再びおいでやす広場へ。

雨で濡れて冷えた身体に、ランナー全員に振る舞われるこの白味噌の味噌汁は美味しかった。

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おいでやす広場で休みながら、スタート前とレース中にもお会いしたタカマツさんとお知り合いのハリーさん(日本人)と合流し、お互いの健闘を讃え合ってビールで乾杯!

お二人共、九州から来られているので、みやこメッセから3人でタクシーに乗車して京都駅へ直行した。

京都駅でお二人を見送って、自分は京都駅からJRで帰宅。

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勝負レースとして臨んだのに、散々な結果で残念だったが、前夜&完走後にラン友の方々と再会出来て楽しかった。

今後も今年のいくつかの大会で再会できるだろうと思ってお別れしたのだが、京都マラソンの翌週に発表された、コロナウイルスの影響に伴う3月1日開催の東京マラソンの一般の部の中止を皮切りに、全国の大会が横に倣えでこの大会以降の全てのマラソンが中止になろうとは、この時思っても見なかった。

そんな情勢の中に、この京都マラソンを走ることが出来ただけでも幸運だった。タイムなどで今やどうでも良い。

無念な想いをされているランナーの方々のお気持ちがよく分かるので、我々だけギリギリ楽しめて申し訳ない気分だ。

当たり前のように走る事が出来た幸せを今更ながら再認識。

再び当たり前のように走れる日が早く来ますように・・・

https://www.navitime.co.jp/coursebuilder/course/0e8c56945a5248748a017fdd104d8584

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