京街道を巡るラン第3弾:京都市伏見区・中書島~滋賀県大津市・琵琶湖
2020年5月24日日曜日、京街道を巡るランニングの第3弾。
今回で最後にするつもりで、朝、先週のゴール地点であった観音橋近くの中書島駅まで、京阪電車に乗って移動してランニングスタート。
駅を出てすぐ、坂本龍馬が襲われた寺田屋を発見。ここにあるとは知らなかった。撮影失敗。
伏見区の商店街を走って、まずは京街道を外れて行ってみたかった伏見桃山城へ。
丘の上にあるので、暑い中に登り坂を走って登って、目的の伏見桃山城に到着。
立派な門に城だ。こんな城がここにあったのを今まで全く知らなかった。
新型コロナウイルスの影響でなかには入れなかったが、新発見でテンションが上がった。
ここに来るまでにちらほら道標を見掛けたのだが、ここは京都1周トレイルのコースの一部だそうだ。
過去に2度もDNFした京都1周グランドトラバースのゴールは京都の山崎だったが、まだその先にもコースがあったようだ。知らなかった。一度、走ってみたいものだ。
伏見桃山城から降りてきて京街道に復帰したところの藤森駅の近くに藤森神社があったので、立ち寄ってみた。
ここは馬と勝負事の神社と知られており、5月5日には掛馬神事などが執り行われるそうだ。人・馬と車で道が分かれていて驚いた。
伏見桃山城というこのコースのハイライトを序盤で終えてしまったので、その後は伏見区・山科区を北上しながらラン。
この日も暑くて汗だく。今年もこの時期がやって来た。このライチヨーグルトが大好き。
山科区を北上して東海道新幹線の高架をくぐって、国道1号線そばの音羽病院を過ぎた辺りから京都府と滋賀県の県境・逢坂の関の峠越え。
いつもは新幹線でトンネルを過ぎると、いつの間にか京都なので、どうやって峠越えしているのかが気になっていたが、こうやって自分の脚で峠越えが出来ることにテンションが上がった。
なだらかの坂道を走って登って、追分駅の近くで滋賀県に入った。
峠の途中にある大谷駅に到着。
誰か降りるのだろうか、と思うくらいの無人駅だが、ここには鰻で有名な店「かねよ」があるようだ。「きんし丼」とは、錦糸卵が入った鰻丼が有名なのだろうか。食べてみたい。一度行ってみたいものだ。
逢坂の関。峠越えと言ってもなだらかでランニングの練習にもってこいの坂道だった。
坂道を下って、眼前に琵琶湖が見えてきた。いよいよゴール、京街道の終わりだ。
下り坂を走っていると、琵琶湖前の浜大津駅を出た京阪電車がやって来た。ここから線路に入るようだ。
そしてその先に京街道の終わりを告げる、札の辻を発見。
一度通り過ぎてしまうくらいに目立たない道標だった。
せっかくここまで来たので、琵琶湖を見ながら達成感を味わうために、浜大津駅を超えて琵琶湖沿いの緑地へ。
時間をかければ1日でも来ることが出来る距離だが、3日もかけてしまったが、自分の脚で琵琶湖まで来ることが出来たのは嬉しかった。
そして、ゆっくり走って、新型コロナウイルスの影響で楽しみが全くない毎日にささやかな楽しみが出来て楽しかった。
帰りは浜大津駅からのんびり帰宅。