西国街道を巡るラン第1弾:兵庫・神戸三ノ宮~大阪・池田市石橋
2020年8月2日日曜日、ようやく左足の甲の痛み無く走る事が出来るようになったので、計画していた歴史街道を巡るランを敢行。
自粛期間に入って、熊野街道や京街道を走って来たので、今回は西国街道。
西国街道は、神戸・三ノ宮から京都・東寺を結ぶ全長約75㎞なので、それをネット上にある地図を頼りに走る事にした。
日曜日朝に三宮に移動。駅前の一角に西国街道の起点を示す石碑があることを初めて知った。
さて、ここから東に向かい、京都を目指す。
左足の甲の痛み無く、最高のコンディションでランスタート。
全く土地勘の無い道だが、街道沿いにはところどころに西国街道を示す道案内や石碑などがあって、分かりやすかった。
交通量が多い国道2号線から一本裏に入った道をどんどん東へ進んだ。
西国橋を渡って石屋川を越える。
石屋川沿いには徳川道の起点の碑があった。
御影クラッセなどのショッピングモールがあって、ここまでで一番大きな駅だった。
そうか、自分は被災から見事に復興を遂げた街並みを走っているんだ、と実感。
魚崎の住吉川と六甲アイランド線を越えた辺りで、西国街道は国道2号線と一部重なり、交通量が一気に増す。
くび地蔵という夜に見たら怖そうなスポットあり。
芦屋川も越えた。
夙川に向かう途中にある森具公園には、今時珍しい井戸の汲み取り式の水道も。
とにかく暑い日だったので、ここで顔を洗って助かった。
そして、夙川に到着。夙川の風景は、まさに暑い夏に癒しを与えてくれた。
夙川オアシスロードを南下して、香露園の駅を東に行ったら、最初の目的地である西宮神社は目前。
そして、西宮神社に到着。
いつぞやに十日戎のお祭りの際に来たことがあったが、こうして自分の脚でまた来ることが出来た。
ここは1月10日の十日戎の開門神事福男選びで有名だ。
住宅街を縫うように西国街道があるので、この辺りがここまでで一番分かり難かった。
でも、道路標識にも旧西国街道が出てきて、何とか見つけることが出来た。
山陽新幹線の高架下をくぐり、甲子園で有名な報徳学園に到着したところで武庫川が見えてきた。
武庫川の河川敷の日陰に座って、大休憩。
ここまで25㎞程走ったが、もう暑過ぎてバテバテだった。
途中で何度も水分補給し、歩きを交えながらでダラダラだった。
武庫川まで来たが、この暑さなので、ここで止めようかと思ったが、ここで止めても最寄りの駅まで遠いし、残り10㎞走れば、西国街道が石橋阪大前駅に交わるので、そこまで我慢しようと武庫川を渡ってランを再開。
猪名川の直前に、伊丹市の緑が丘プールがあった。こんな暑い日にランなんて自殺行為で、あっちの方が賢明だ、と羨ましく思った。
猪名川を渡るための軍行橋を走った。天気も良くてそこからの眺めは格別。
成長した積乱雲が青空にある如何にも夏らしい空に、池田市の五月山などがよく見えた。
兵庫県から大阪府池田市に入った。この日のゴールまでもう少し。
池田市に入った後、西国街道から外れて走ってしまったことで、ダイハツの本社の前を通った。
何とここの地名はダイハツ町。スゴイ。ダイハツの名前が地名になっているのには驚いた。
その後、西国街道を外れて遠回りしてしまったものの、無事、この日の目的地であった石橋阪大前駅に到着。
駅に向かうまでの商店街の中にある平和温泉がこの日のゴール。
以前、箕面の滝から妙見山のコースを一部走った時の帰りにここに寄ってみたものの、開店前で入れず仕舞いだったので、ようやくここに来ることが出来た。
西国街道を巡るランは、三ノ宮から石橋阪大前駅までの約35㎞で、一旦終了。
真夏のランでは、武庫川で止めようかと思わせる程につらくて、この距離が限界だった。
残りはまた別の週末に・・・