西国街道を巡るラン第2弾:大阪・池田市石橋~大阪・高槻市
2020年8月11日火曜日、12日水曜日、14日金曜日は大阪城公園ナイトランニング7㎞。
15日土曜日は大阪城公園&中之島公園ナイトランニング10㎞。
今年のお盆休みの帰省は、こんなご時世なので、残念だけど諦めた。自分も含めて、今年は楽しみが全て奪われてしまったガマンの年だ。
そんな中でも週末には楽しみを見つけないといけないので、8月16日日曜日は、西国街道を巡るランの第2弾を敢行することにした。
朝、2週間前に走り終えていた阪急宝塚線の石橋阪大前へ向かった。
この日も朝から暑くて35度以上の警戒レベルだった。2週間前と同じコンディションだった。
少し走るだけですぐに汗だく。前回と同様に、長距離のランニングはムリ、というか自殺行為なので、この日の目標は20㎞先の高槻市を目標にしていた。
石橋阪大前を出て地図を頼りに西国街道を走り始めると、すぐに箕面市に入った。
阪急箕面線に沿って西国街道を走り、牧落には旧街道を感じる石碑を発見。
その後、国道171号線に一時交わり、交通量の多い交差点へ。
このドン・キホーテがある牧落の交差点は、先日、箕面観光ホテルから堺筋本町の自宅に向かって走った時に通った場所だ。こうして、また違う方向からこの道を通ることになるなんて。
すぐに国道171号線から外れた裏道へ。
箕面市立病院を後ろに望む水田地帯。青々としていて、如何にも夏らしい風景。たった数㎞しか走っていないのに、猛暑でバテバテだ。
御堂筋線が走る新御堂筋を過ぎた後、箕面の有名なお寺・勝尾寺に向かう鳥居を発見。
ここから勝尾寺まで随分離れているけど、この西国街道から表参道が続いていることを新発見。
大阪モノレール彩都線の豊川駅を過ぎた後で、あまりの暑さに自販機で飲み物を買ってひと休み。半分の10㎞くらいしか走っていないのに、この疲れ様。暑さはここまでランナーを走らなくさせるとは、暑さって恐ろしい。
そのすぐ後に、宿場町であった郡山宿 椿の本陣に到着。
名神高速道路とも交わる辺りが分かりにくかったが、ところどころに西国街道の標識があったので、ロストせずに走れた。
古墳は大阪の南部に多くあるイメージが強かったが、北部のこちらにもあるのを知った。
この後、藍野大学を越えた辺りから道が細くなり、どれが西国街道なのかが分からなくなってしまい、まっすぐ進んでいたら、誤って国道171号線に出てしまった。
地図を見直して、正しい西国街道のルートに復帰し、芥川を渡った。もうこの日のゴールであるJR高槻駅は目前。
芥川一里塚を左に曲がれば、JR高槻駅前の商店街だ。
JR高槻駅と阪急高槻市駅の間の商店街の一角にある、天神の湯がこの日のゴール。
この天神の湯は2階に亘って温泉がたくさんあって、なかなか良い温泉だった。
水風呂もプール並みに広くて、この日はとにかく暑かったので、水風呂に入って頭まで冷やした。
サッパリして着替えた後は、かつて茨木市に住んでいた彼女と来ていた高槻の商店街をブラブラして懐かしかった。
そして、仕事でも高槻市に来ていて、しばしば立ち寄った阪急高槻市駅前の横浜家系ラーメンの店にも立ち寄った。
普通であれば、家系の濃くてこってりなラーメンは美味しいけど、太るという罪悪感が片隅にあるが、この日は猛暑の中に20㎞走ってきた自分へのご褒美として、家系ラーメンを心置きなく食べて、とても美味しかった。
池田市石橋から高槻市までの約20㎞を走って、西国街道を巡るラン第2弾は終了。
振り返ってみると、コース上、特に見所が無く、ただただ暑いだけの猛暑ランで過酷だったが、そんなランでも普段の仕事のつまらなさや楽しみが全て奪われたこのご時世であれば、とても刺激的で楽しかった。
次は、最後、高槻市から京都・東寺へゴールだ!