西国街道を巡るラン第3弾:大阪・高槻市~京都・東寺
2020年8月30日日曜日、8月最後のランは、西国街道巡るラン第3弾。
神戸・三ノ宮から京都・東寺をつなぐ西国街道を走って、2週間前に高槻市まで走ったので、今回は最後として、高槻市から京都・東寺まで走る事にした。
高槻市駅からJR高槻駅に向かって商店街を歩いて、JR高槻駅からスタート。
高槻駅はたくさんの乗降客。日常が戻りつつあるのを感じた。変わったのは、総じてみんなマスクを着用していることだけだ。
高槻駅前にある上宮天満宮の鳥居がある交差点から西国街道スタート。
この日も過去3回と同様に、好天の真夏日。
今年は梅雨らしい梅雨で雨ばかりだったが、梅雨が明けたと思ったら、こんな真夏日が連発。週末も例に違わずの猛暑日で、天候が良いのは有難いのだが、日中に走るのは危険な暑さだった。
JR京都線沿いの道を東へ。
島本駅の手前からは、2018年12月に走った三都ウルトラマラニックの最後に走ったコースを逆に進むコースで、走っていて見覚えがあった。
島本駅前の公園には、ここに昔あった桜井駅の史跡があった。
それにしても暑い。園内の水道で顔を洗って、再スタート。
水無瀬神宮には立ち寄らず、通貨だけ。
桂川の支流の橋からの眺め。あれが明智光秀が豊臣秀吉に負けた天王山かな。
JR京都線の山崎駅の手前で、有名なサントリー山崎蒸留所を発見した。
こんなコース沿いにあるとは知らなかった。2年前に走った時は疲れていたのか、振り返ってまで気づかなかった。
JR京都線の線路のすぐそばに蒸留所があった。
京都府の大山崎町内を三都ウルトラマラニックで走ったコースを逆行して進み、長岡京市に入った。
高速道路の下にある調子馬ノ池公園に到着。ここは三都ウルトラマラニックでエイドがある場所で、ここで物凄い実績を持たれている往年のレジェンドの方々とお話させて頂いたのを思い出した。
ここは西国街道の調子八角という場所で、とても交通量が多い交差点だった。
ここには馬ノ池の水という名水の湧き水があり、地元の方々もここにタンクを持ち込んで汲みに来られていた。2年前と異なり、エイドが無いので、自分もここで水をガブ飲み。
この日は最寄りの立命館中・高等学校のイベントの日だったようで、生徒と父兄がたくさん歩いている細い道を走って、長岡京駅に続く道へ。
ここはここまで走ってきた中でも如何にも街道っぽい石畳の道で、2年前にもう一度走ってみたいと思っていた。
長岡京駅前には村田製作所の大きな自社ビルがあるので、村田製作所がこの商店街のメインスポンサーのようだ。
ここを右に曲がると、長岡京駅だ。自分は直進。
馬場一丁目で商店街が終わり。ここからまた普通のアスファルトの道になり、歴史的風景が無くなり、交通量が一気に増す。
歩道も無い交通量が多い道を走っていると、この時の気温は38℃。そりゃ暑いワケだ。自動車に乗っている方々も「こんな日によく走るなぁ」と稀有な目で見て呆れているだろうな。
一文橋を越えた後、交通量が多い道路から外れた裏道が西国街道で、ここも歴史街道っぽい雰囲気だった。
向日市に入った。この五辻の五差路や向日商店街、このアストロ通りははっきりと覚えている。
2年前の三都ウルトラマラニックで、夜が明けてきた朝6時頃、どうしても眠くて、このアストロ通り沿いにある自販機の横に座り込んで、約10分程度、仮眠してしまったのを思い出した(その後、夜明けと共に眠気が無くなり、復活)。
そのアストロ通りの途中で、右に入って阪急京都線の東向日駅に向かうのが西国街道。ここからは先は初めて走るコースだ。
東向日駅の前に大きな再読街道の石碑があった。
その後、JR京都線の向日町駅も通過。ここは線路を越えるのに、地下道を進まないといけなかった。
東海道新幹線の高架下をくぐり、久世の交差点で国道171号線を過ぎると、桂川が見えてきた。
久世橋からの眺め。
これを過ぎると、いよいよ京都市南区で、ゴール目前。
京都市内を走って、この日のゴールは、京都九条病院の裏にある旭湯。
この日も最高気温が38℃にもなる猛暑で、本当に疲れた。
旭湯で汗を流すのと共に、水風呂に入って火照った頭と身体を冷やしてリフレッシュ。
着替えてサッパリした後は、歩きで西国街道の終着点の東寺へ。
その後は、東寺から京都駅は近いものなので、歩いて京都駅まで向かって、この日のラン終了。高槻から京都駅まで約25㎞。
神戸・三ノ宮から京都・東寺を結ぶ西国街道約75㎞を3回に亘って敢行した西国街道巡りランも、これで無事終了。
3回共、猛暑の中でのランで厳しかったが、無事完踏出来て良かった。