夢グレ試走会1回目:水越峠~JR高井田駅、多くのラン友さんと再会
2020年10月3日土曜日。
2020年11月1日~3日に開催される関西夢街道グレートRUN、通称「夢グレ」には出場しないのに、10月はレースが無いので、来年出場するための参考にコース試走の1回目に参加させて頂いた。
集合場所の近鉄の富田林駅に着くと、たくさんの参加者の中に太陽の道ウルトラマラニックでご一緒した方々(ナトリさん、ミヤニシさん、アサダさん、ナカタニさん、エモトさん)に加えて、本戦に出場予定の昨年11月の橘湾岸スーパーマラニックのH部門320㎞と沖サバ400㎞を完走されたレジェンドのケンゴさん、同じ橘湾岸でご一緒したアシダさんも参加されており、久し振りの再会に近況やレースが軒並み中止なことへの嘆きの共有などをしたのと共に、自分は本戦にエントリーもせずに逃げ出しているので、情けなく思った。
駅前からの路線バスで本日のスタート地点である水越峠へ。
ここはダイヤモンドトレイルの途中の大和葛城山と金剛山の合間だ。
大阪府と奈良県の県境に水越峠はある。
ぞろぞろと大和葛城山への登りを登る。
途中、パラグライダーの発射場で視界が開けて、素晴らしい景色を望むことが出来た。
奈良盆地の大和高田市、橿原市、葛城市、御所市の街並みが見え、大和三山などもしっかりと見ることが出来た。
その後すぐ大和葛城山の山頂に到着。大和葛城山までの山頂は短いし、そんなに辛くない。
ここは春になれば、ツツジが満開になって有名だが、この時期はススキが素晴らしい。地上ではセイタカアワダチソウが侵食し始めてきていてススキが無くなっている場所もあるが、ここは大丈夫だ。いつまでもこの光景が続いて欲しい。
快晴の絶好の山日和だったので、山頂からの眺めも最高だった。
大和葛城山の山頂以降のコースも走りやすいトレイルコースであるものの、今回は試走会なので、みんなで歩いて下る。
途中にある急峻な木階段の連続が夢グレのダイトレのコースの後半の難所のひとつだ。
岩橋山を登った後のダイトレの途中の平石峠で、夢グレのダイトレのコースは終了し、下界に下りる。
下界に下りた後は、平石城址に繋がるオフロードへ。裏道のようなコースで、地図を見てもまず分からない。試走しておいて良かった。
最初のチェックポイントである近つ飛鳥博物館に到着。
本番では、紀見峠をスタートしてダイトレを走ってここまで約35㎞。
大和葛城山はそんなにキツくないが、金剛山を含めると大変そうだ。
本番ではここで疲れ果ててしまっていては、この後闘う事は出来ない。
参加者の皆さんと共にマスクをつけて中を散策。
その後、太子町のコースを歩き、途中から何度か走った竹内街道を歩いた。
途中、竹内街道沿いにある肉の松阪という店で、コロッケを戴いた。
そして、この試走会のゴール、上ノ太子駅に到着。
参加者の皆さんとシューズエンジンをして試走会は終了。
その後、ケンゴさんやアシダさん、ミヤニシさんなどの本戦初出場の方々と共に、その先のJR高井田駅まで走って終了。
JR高井田駅から久宝寺駅でおおさか東線に乗り換えて、JR高井田中央駅で下車。JR中央線の高井田駅もあるので、まさかの高井田繋がりで奇遇だった。
汗冷えしてきたので、高井田駅の近くにあるユーバスロイヤル高井田店まで歩いて向かって汗を流してスッキリ。
その後、ずっと行ってみたかった金久右衛門本店で大阪ブラックを初めて食べて、深江橋駅から帰阪。
この日の試走会はずっと歩きで走り応えは無かったが、知り合いのラン友さんとの再会が出来て楽しいひとときだった。
しかし、最初にこのダイトレを走って、その後、300㎞近く走らないといけない夢グレの大変さを思い知った。