高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

紅葉真っ盛りの赤目四十八滝&曾爾高原を走って巡る

2020年11月22日日曜日。
この日は本来であれば日本100マイルクラブさんの赤目四十八滝や曾爾高原などを巡る1泊2日のマラニックに参加予定だったものの、宿泊予定の曾爾高原の青少年の家がコロナ禍で利用できないとのことで中止になったので、自主的に敢行する事にした。
かねてより行ってみたかった赤目四十八滝と、春にしか行った事が無くて全国的に有名なススキで覆われる曽爾高原に一度行ってみたかったので、日帰りでどちらも堪能しようと朝早くに近鉄赤目口駅に電車で移動。
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まずは駅から赤目四十八滝の道案内が点々とあるロードを約5kmラン。
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途中、対岸に案山子があってかかしというお店があるところで、ロードからそれて赤目四十八滝に向かうハイキングコースがあることを発見。
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ロードを走るのではなく、ハイキングコースを選択。このトレイルロードは赤目街道という昔の街道の一部らしい。
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途中、前方に動く物体が。野生のシカが集団で下界に餌を求めて下りてきていたようだ。じっとこちらを見ていた。
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トレイルロードから下界のロードを見ると、赤目四十八滝に向かうための車で大渋滞。
紅葉真っ盛りのタイミングでもあって、みんな考えることは同じだ。
このご時勢にここまでの混み具合とは驚いた。
イカーで来ていたら待つだけで休みが終わってしまいそうな混み具合だった。
大渋滞の列を傍目に徒歩で入り口へ。
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ここはオオサンショウウオの棲息地とのこともあって、入り口にはオオサンショウウオセンターもあった。
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四十八滝と言われている程、多数の大小の滝が連続し、約4㎞に亘ってハイキングロードが続く。
渓流沿いの道は子供でも歩けるほどなので、紅葉シーズン真っ盛りでもあって、細い道は家族連れなどで大混雑。
山道も渋滞の中に譲り合いながら前へ進んだ。
大小様々な滝を見物しながら前へ進み、滝のマイナスイオンで癒された。
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落ち葉が浮かんだ澄んだ清流が綺麗だった。
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途中、長坂山の登山口があった。ここも時間があったら登ってみたかった。
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中間地点の百畳岩に到着。
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その先もいろんなタイプの滝を見ながら進んだ。
雨降滝という上から雨のように落ちる滝もあった。
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最後の滝の手前の琵琶滝が素晴らしかった。
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そして、赤目四十八滝にある最後の滝、巌窟滝に到着。
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通常は渓谷の管理が行き届いているこの最後の滝を見たら折り返すので、皆さん、ここで休憩したり、昼食を摂られていた。
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自分はひとりそこから前へ進み、全く人気が無くなった渓流沿いの道を進んだ。
人が全くいないの少々不安になったが、事前の下調べを信じて前へ。
渓流沿いの道から見える渓流の透明感が素晴らしかった。
凄い、沈んだ落ち葉が見える!
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先に進むと、「出合」という県道に出た。良かった、道は合っていた。
以前、ここには茶屋があったようだ。さすがにこんな辺鄙な場所では営業が続かなかったようだ。
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ここからは曾爾高原に向かってロードの峠道を走った。
途中で三重県名張市から奈良県曾爾村へ。
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峠道なので、途中、登り坂がキツくて最後まで走れなかったが、その後の下り坂は一気に下った。
曾爾村の象徴でもある兜岳と鎧岳のハイキングロードがあった。ここもいつか行ってみたい。
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更に下ると、済浄坊渓谷との合流点に到着。
この先の東海自然歩道は太陽の道ウルトラマラニックのコースで把握している。
ようやく土地勘のある場所に出てひと安心。
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そこからは兜岳も見えた。
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ロードを駆け下りて、曾爾村に到着。
4月の太陽の道ウルトラマラニックでも立ち寄ったストア2・7に今回も立ち寄った。
コンビニなどあるはず無いので、ここはオアシス的存在だ。
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店内で販売されていたコロッケと松茸ごはんを太陽の道ウルトラマラニックと同じ休憩所で食べて休憩。
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休憩した後は曾爾高原へ向かう。
青蓮寺川沿いを走っている途中で、鎧岳が一番雄大に見える場所があった。さすが曾爾村の象徴だ。
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その先の曾爾郵便局の前の葛のバス停でしっかり帰りのバスの時間をチェック。
17:05が最終便。早過ぎる・・・
が、これを逃したら帰れないので、これがタイムリミットだ。
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その先にあるところから川沿いに降りて葛橋を渡って対岸へ・・・というのが本来の流れなのだが、川に下りる道が崩れてしまっていて葛橋は渡れないため、その先にある沈下橋のような橋を渡って、対岸にある蛍公園へ。
葛橋に向かう橋はいつになったら修復されるのだろうか。
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その後は太郎路の集落から曽爾高原への登り。この登りが結構応える。
曾爾高原へ行くための道も赤目四十八滝と同様にススキのシーズン真っ只中の曾爾高原を見たい方々で大渋滞。
この登りは走れないが、大行列している車を傍目に早歩きで登って、曽爾高原へ到着。
コロナ禍でありながら、観光客で混雑していた。
曾爾高原に来るのは3回目だが、ススキで覆われる曾爾高原は初めて。
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春の新緑の曽爾高原も良いが、ススキが生い茂る秋の曽爾高原も黄金色に輝いていて凄かった。
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太陽の道ウルトラマラニックのコースと同様に、亀山峠まで登るも、観光客がたくさんでマイペースで登れず、相当時間がかかった。
亀山峠からの見下ろす曾爾高原の眺めも素晴らしい。
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太陽の道ウルトラマラニックでは亀山峠から反対側に下りて中太郎生に行くのだが、せっかく来たので、亀山峠から結構急峻な稜線沿いを登った。
木々が無い高原から木々のある山に入っていくと、その先は入山料500円を払わないといけない。
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こんな場所で待機されているおばちゃんはどうやってここまで登ってくるのだろうと不思議に思っていたら、近くに農業用モノレールが設置されていた。これで登ってきているのかと感心。
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そのすぐ先にある二本ボソの山頂に到着。山頂は手作り感ありで良かった。
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そこから眼前に見える日本三百名山の倶留尊(くるそ)山。
体力的には全然行けたのだが、これを登ったら帰りのバスの最終便に間に合わなさそうだったので、時間的に厳しくて諦めて引き返すことに。
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17:05のバスに間に合うために慌てて走って下って、バスの時間の約1時間前に曾爾高原に向かう途中にあるお亀の湯に到着。
ここで疲れた身体を癒して温まってから帰阪する事を楽しみにしていたのに、いざ入り口に向かうと、何とこの大混雑で男湯は20分待ちとのこと。そんなに時間に余裕があるワケでは無いので、諦めざるを得なかった。秋のシーズンの混雑さを甘くみていた。人が多くて予想以上に時間がかかったし、温泉も入浴待ちとは…
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仕方が無いので、亀の湯の前の屋台で温かいぜんざいを食べてゆっくり下ってラン終了。約30㎞。
太郎路の蛍公園で着替えて、葛のバス停からバスに乗った。
葛のバス停は住民の方々の心配りが伺えてとても良かったのだが、名張方面に向かう曾爾郵便局の前にバス停が無いので、どこで待っていれば良いかが分からずにとても焦った。
バス停の時刻表を見たら、名張駅方面は反対側で待つように書いてあった。大失敗。
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最終便のバスに無事乗ることが出来て、近鉄名張駅から帰阪出来た。
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秋の名物である紅葉とススキを一度に味わいながら走ることが出来て、とても贅沢で有意義な1日だった。
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